ダンナサマは月曜から出張中。
はあ、久しぶりに楽が出来るわー、と思っていたら、
「ブログ楽しみにしてるからね。」と。
ダンナサマは、私のブログで旅行記を読むのが好きみたい。
(だったら、あちこちこまめに撮影して協力してほしいものだわ、んもう。)
私は、旅行記は書くのも大変で苦手だし、読み返したりも滅多にしません。
(頭の中に、ぽわ~ん、と楽しかった印象が残るだけで割と満足。
でも記憶って頼りにならず、写真やブログがないと完全に忘れてしまうのですが・・)
出張中のダンナサマにサービスするために、がんばって旅行記を描きます。
今回は、市場で見かけた野菜、果物。
 |
小さい洋ナシみたいなもの
謎のフルーツを見かけました。 洋ナシかな?と思って買ってみました。
|
 |
皮がつやつや
買って帰ってよく見ると、皮がとってもつやつやして分厚い感じです。 あわわ、これはあれですね、マルメロ系。
|
 |
断面図
小さいだけあって、タネエリアが大きいです。 マルメロのレシピに、よく、「皮を剥かず、タネもそのまま水で煮て濾す」、という工程があります。 日本で見かけるマルメロはグレープフルーツ大もあり、(いくらペクチンが出るとはいえ)芯はとってから煮た方が濾す手間がなくていいんじゃないかな?と思っていました。 でも、このサイズのマルメロならば、丸ごと全部煮てしまいたくなる気持ちが分かります。
マルメロは、生食では美味しくないので、加工することにしました。 (濾す道具もないので)皮を剥いて芯をとり、ジャムに。 少量なので簡単。持ち帰るまでもなく、現地で食べ終わってしまいました。
|
 |
洋ナシPERE COSCIA
こっちがほんとの洋ナシ。このほかグリーンのものなど何種類かありました。 coscia を調べてみると、太ももですって。 クリーム色でぷっくりふくよかな形状が太ももっぽいのでしょうか。
|
 |
AZZERUOLE
これも初めてみるもの。なんでしょう?
|
 |
小さいマルメロっぽい
こんなに小さいのです。 azzeruoleで調べてみると、西洋サンザシですって。 黄色、赤などいくつかの品種があるようです。 バラ科なので、花もきれいなようです。 やはり(丸ごと煮て濾して)ジャムにするようです。(参考動画:こちらは赤い実)
|
 |
すずなり
このぎっしり実ったこれも、西洋サンザシの一種でしょうか。 お店のおばあさんはしきりに説明してくれましたが、イタリア語だしさっぱり分かりませんでした。 (というか、英語で説明されても知らない単語だから分からない)
|
 |
イチジク fichi
イチジクの季節のようで、こうやって売っているほか、道端に実っていたりもしました。 黄緑色のものは食べましたが、濃い紫の、食べ損ねたなあ・・・。
|
 |
インドイチジク Fichi d’India(サボテンの実)
インドのいちじく、と呼ばれるこれは、サボテンの実。 ドラゴンフルーツみたいな感じでしょうか? 1個買ってみました。
|
 |
サボテンの実断面図
中はオレンジ色! そしてドラゴンフルーツ同様、タネが点々とあるのですが、そのタネがでっかい。 ドラゴンフルーツの種は、キウイの種みたいに小さくぷちぷちとして、ほとんど目立たないです。 こちらは、結構大きく丸く、噛むとガゴガゴします。 虫歯の穴に丁度詰まりそうなサイズ。台湾のグアバの芯付近を思い起させます。
味は、いちじくというよりは、私はスイカに感じました。 熟しすぎて、サクサク感がなくなったスイカみたい。 甘いことは甘いですが、タネがゴツゴツだし、歯ごたえはてろん、としているし、いまひとつかなー。 ベストの食べごろのものは、もしかしたら違う食感かもしれません。 (シチリアではとっても愛されているフルーツのようです)
|
 |
緑色のひび割れ卵みたいなもの
中央の緑色のもの、何だと思いますか?
|
 |
生クルミ
この季節、どっさり積み上げて売られている、生のクルミでした。 この時期は、さきほどのように、まだ樹上にあって緑色の果肉に包まれています。でもこの果肉は、ちょっと押し付けてやると、簡単に殻から外れます。 (日本のオニグルミとは大違い。ずるい!!) で、果肉から出したての、まだしっとり湿ったクルミが、どうやら季節の風物詩のようなのです。 (日本だと、生落花生のような位置づけでしょうか。こちらは茹でますが) 食べ方は、殻を割って、生のまま齧るようです。 (八百屋の裏手で、そうやって食べている人がいた)
私も買って食べてみましたが、渋皮がまだしっとり湿っています。で、その湿った渋皮が、結構渋い。 ものすごく美味しいのかなーと思いましたが、渋くてちょっと意外でした。
|
 |
ミニチュア八百屋にもくるみ
クルミを山盛りにして売る、というのはこちらでは一般的なようです。 スパッカ・ナポリで見かけたミニチュア細工の八百屋さんにも、山盛りくるみが。
この珍しい新鮮なクルミを持って帰ろうとしたのですが、この状態の生クルミは輸送や保存には不適のようでした。 現地でなるべく乾かしたつもりだったのですが、持ってくる間に殻の中がカビてきてしまいました。
|
 |
熟すと自然に割れる(写真は借り物です)
あちらのクルミは、熟すとこんな風に自然に割れてくるようなのです(何度も言いますが、ずるい!) 次第にこれより更に露出していって、果肉は反り返るくらいになります。そうすると自然に乾燥が進むと思われます。 もっと秋が深まった頃、乾燥新クルミがまた出回るのではないかしら。持ち帰るなら、完熟乾燥クルミのほうがよさそうです。
ちなみに、殻を割るのも簡単。マイナスドライバーを少し差し込んでひねると、簡単に割れます。オニグルミとは大違い。 (ほんとにずるいなー。いいなー) このクルミ、日本では育たないのでしょうか・・・。
|
 |
栗発見
この日、栗が入荷してました! どこの栗かなあ。 出がけだったので買えなかったけれど、数個でも買ってみればよかったなあ。どんな味か気になります。
|
 |
ズッキーニの花
ズッキーニの花も売っていました。 マッシュルームは、丸ごとのほか、こうやってスライスしてあるものが売っているのですが、売れるのかしら。 マッシュルームを切るのってそんなに大変じゃない気がするんだけど。
|
 |
ニンニク
何種類か買ってみたいものだと思っていましたが、こちらと、あともう一種、ピンクニンニクの2種しかみかけませんでした。 こちらはやや土っぽい香りで、加熱するとイモのようにほっくり。 ピンクの方は、もっちりします。
|
 |
とんがり桃
ここまで激しくとんがった桃は初めてみました。 気になりましたが、見るからにまだ固そうで、滞在中に追熟が間に合わなさそうなのであきらめました。
|
 |
フルーツプレート
宿の朝食としておいてあったもの、買ったもの、など。 この時期珍しいビワは、八百屋にて「わー珍しい~」とじっと眺めていたら1個もらっちゃったもの。 (初夏の果物ですよね。9月初旬にどこでとれたのでしょう)
|
 |
フルーツプレート
緑色の洋ナシが、みかけよりずっと美味でした。とろりんクリーミー。 白い桃、黄色い桃両方食べましたが、白い桃が離核(タネがパカっと外れる)で、黄色い桃が粘核(日本の桃みたいにタネと果肉がくっついてる)だった気がします。どちらも美味しかった。蟠桃も買って食べました。 イトウさんは黄色い桃が気に入っていたみたい。
|