9月初旬に、両親と私、3人で出雲旅行に行ってきました。
父が歴史に興味があるので、史跡や博物館系を念入りに見てきました。
中でも、島根県立古代出雲歴史博物館は見所満載でした。
ボランティアガイドの方が各コーナー、数人ずつ待機していて、希望すれば(しなくても?)必ず解説してもらえます。さーっと流して見る訳にはいかない状態で、かなり長時間楽しむことが出来ます。
(足が棒になります)
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展示品は沢山ありますが、古代の出雲大社の再現模型があったので紹介します。
それぞれ写真を撮ってきたのでご紹介します。
左側、小さい方から・・・。
三浦正幸博士案。 |
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一部の史料にある高さ16丈(48m)という説を否定して、元本殿とほぼ同じ、棟高8丈(24m)と推定しているようです。 |
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ほかのに比べて地味な茶色ですが、これが出土史料の成分分析に基づいた色なのだそうです。 |
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高さ16丈(48m)説を積極的に採用。 |
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鎌倉時代というと、そんなに昔でもないようにも思います。
それなのに、こんなに意見が分かれるなんて。
今後新たな史料が発見されたりして、真相が解明されるときは来るのでしょうか?
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なお、3本組の柱が発掘される前、1980年代にも1/10の復元模型が製作されており、それもまだ展示されていました。
故・福山敏男 京都大学名誉教授が戦前に作成した平安時代の本殿を想定した設計図を元に、1980年代に入って株式会社大林組の復元プロジェクトで部分修正し、製作されたものだそうです。
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アクセス部分は、ゆるやかタイプ。 |
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古代には土地は十分有り余っていただろうに、特に役に立つでもない高い建物をわざわざ建てて・・・とつい思ってしまいます。
(信仰に無縁で、しかも貧乏性なのでついこういう発想に・・・)
豊かな社会で、各階層の生活が十分安定していたから出来たのだろうなあ。