干し芋 を作っていると、サツマイモピュレが大量に出来てきます。
というのも、蒸かしたあとに、表皮の下の層をかなり厚く剥いてしまうため。
お芋の芯だけで作った干し芋は、とってもしっとり・柔らかで、スジっぽくないのです。
(スジっぽくないサツマイモを育てるのは、私にはまだ無理・・・)
でもって、沢山出来てしまう副産物のピュレの消費が問題です。
何かこう、干し芋とは対照的な、軽~い感じのおやつに出来ないものかしら????
昨年は、ラオス風さつまいもせんべいと、我流のと、2種類作ってみました。
でもどちらも、軽さはありませんでした。
(特に後者の我流のには、根本的なミスが!)
今年、改良版に挑戦です。
■■サツマイモせんべい(試作中)
■材料
上新粉
サツマイモ裏漉し
黒砂糖
■作り方
(1)サツマイモの裏漉しに黒糖を混ぜる。ダマがある場合はチンして溶かす。
ここに適量の上新粉を混ぜ、よくこねる。
(2)いくつかに分けてお椀状に形づくり、蒸し器で蒸す。
(3)よく蒸し上がったら、更にもう少し捏ねる。
(4)巻き簀にラップを敷いて棒状に形づくり、ラップをしたまま1日程度おく。
(5)切ってみて包丁にねばりがつかない程度に固くなったら、薄くスライスし、ザルに並べてカラカラになるまで干す。棒状のまま長くおきすぎると切りにくくなるので注意。
(6)食べる際は、電子レンジ、もしくは揚げ油で加熱する。
お餅的なものを干して、それを加熱すればふくらむはず、という訳で、上記のようなやり方を試してみました。
分量は、全体的に適当な感じで・・・
さて、干すところまでは簡単でした。
問題は、加熱したら一体どんなものが出来上がるか。
かきもちとかおせんべいのように、ふんわかサクサクとふくらんで欲しいのですが・・・。
結果は・・・・・
じゃん!
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あまり膨らんでません! |
電子レンジが一番ましかなあ。
電子レンジの場合、中心から熱が伝わるので、ヘリまで膨らまそうとすると中央が焦げ気味になってしまいます。
食感は、バリ・ガギ・バギ、という感じ。
子どものおやつには、顎が鍛えられていいけれど、歯に不安のある中高年には、お勧めできないくらいの感じ。
えーん。
味は、サツマイモと黒糖の風味がしてほんのり甘くて、割と美味しいと思うのだけれど。
でも固い・・・。
市販のサクサクおせんべいは、一体何を混ぜているのだろうか?
生地の段階でもっと水分が多いのかな?
重曹を混ぜる?
もっと薄く切る?
蒸し時間と、蒸し上がってからの捏ねを、もっとしっかり?
うるち米の上新粉ではなく、もち米粉やだんご粉(もちとうるちのミックス)の方がいいのかな?
次こそは、サックサクに!
来年につづく。