靴箱の整理をしていたら、最近履いていない靴が沢山出てきました。
ダンナサマ:「Fujikaちゃん、足なんぼんあるの?」
私:「ムカデみたいにいっぱいあるんだけど、正直者にしか見えないようになっているの。」
いちおうしらばくれては見たものの、ずっと履かないままでは靴がかわいそう。
履かなくなってしまった理由を考えてみると・・・。
・ヒールが高い靴が(年のせいか)次第に辛くなってきた。
・ヒールは低くても、底(特に足の前、指のつけ根側)が薄い靴はすぐに疲れてしまって敬遠気味。
最近買う靴は、プラットフォーム型というのかな、ぽっくりのように前半もかなりの厚みがある靴ばかり。
最近靴屋さんに行ってびっくりしたのだけれど、随分安い靴も多いですよね。
古い靴はごっそり処分して、新しいものに買い換えるというのが普通かもしれません。
でも。
私の場合は足が特殊サイズ。
大足なもので、普通の靴屋さんには合うものが殆どありません。
せっかく見付けた「私サイズ」の在庫を、何とか活用できないものか。
じーっと眺めていて、ひらめきました。
足の指側だけ、上げ底したらどうかな???
早速チャレンジしてみました。
折角沢山改造したのに、もう夏が終わり、という気もする・・・・。
■■サンダルのクッション性アップとヒールを低くするための改造
■材料
サンダル
100円ショップのゴム草履
両面テープ(しっかりくっつくタイプ)
接着剤(スーパーX)
ガムテープ
カッターナイフと新品の刃(錆びて見えなくても新しい方がやはり切れ味よいです)
■両面テープの場合の手順
(1)改造しようとするサンダルは、(もし失敗すると悲しいので)あまり高価でないものにしておく。
全体を綺麗に拭いて、底の部分の両面テープの接着具合をチェックする。
靴が傷つかず、かつ、ぴったりくっつく程度の接着力のものがよい。
皮革底の場合くっつきにくいこともあるので、その場合は接着剤を使う。
(2)ゴム草履の鼻緒を切って、土踏まず部分の直線でカットする。
サンダルの形に添う部分は後でカットするのでそのままにしておく。
(3)サンダルの底に両面テープを両端がはみでるように貼り、保護紙を剥がして切ったゴム草履を貼り付ける。
はみ出た部分の両面テープをカッターで軽く切って取り除く。
(4)サンダルの底からはみ出たゴム草履を、靴底を垂直に立ててカッターを水平にして手前に引くようにして切り取っていく。
(5)土踏まず部分の底は斜めにカーブしていて両面テープではくっつきにくいため、この部分だけ接着剤でくっつける。
(6)ゴム草履のぶつ切りになっている部分を、斜めにカットする。(もっと前の段階でやった方がいいかも?)
■接着剤の場合の手順
(1)靴の底とゴム草履の接着面は綺麗に拭いておく。
(2)靴を草履にあてて両面テープで仮止めし、鉛筆などでラインを引いて、貼りたい大きさの目安をつけ、その大きさにカットする。
(3)接着剤の使い方に従って、靴の底にゴム草履を貼り付ける。接着剤がはみ出ないように要注意。はみ出たら拭き取る。
ガムテープなどでぎゅっと押しつけるように固定してすき間があかないようにする。
後から調べたら、殆ど乾くくらいまで接着剤を乾かし、ドライヤーで少々温めてから両方をくっつけ、ハンマーで叩いて圧着させるとよいそうです。
(4)ゴム草履が靴底にぴったりくっついたら、ゴム草履のぶつ切りになっている部分を斜めにカットする。
☆改造後、初回のお出かけは近場にしておく。
☆遠くにお出かけする場合は、ミスターミニット(靴修理屋さん)の場所を把握しておく。
☆素材が100円のゴム草履なので、雨の日のタイル床や雪・氷では大変滑る可能性があるので要注意(テストはしていないが)。
(なので冬用の靴は改造していない)
☆ゴム草履の底に何らかの滑り止め素材を貼り付けたらいいかも。どこに売っているのだろうか?
→ダイソーにあるみたい。今度探してみます。
☆海外旅行など、長時間の歩行に向くかどうかは不明。
☆耐久性がどのくらいあるか不明だが、さほどない可能性が高い。
すり減ったら両面テープを剥がして貼り替えればよいと思っている。
接着剤を使ってしまった場合は、靴の方を傷つけないように(ゴム草履側を破壊するように)剥がし、
残ったゴム草履のかけらをカッターなどでこそげるとよいのではないか。
■■参考情報
靴の修理・百科事典 Q&Aコーナーでちゃんとした靴修理について解説してあります。
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