芋掘りの記録の続きです。
コガネ人参というお芋を、今年初めて育ててみました。「黄金にんじん芋」という名前でも呼ばれたりするようです。
皮は白く、肉はオレンジ色っぽいので、ベニキララと比較してみたかったのです。
苗は上山種苗で購入しました。
購入先の上山種苗によると、コガネ人参の特徴は・・・・
・黄金色の外皮と白地に橙色を帯びた肉
・芋の形状は尻づまりの紡錘型
・収量はコガネセンガン並
・カロテン含有品種には珍しく、煮焼きしてもほっこり粉質となる。
・ネコブセンチュウに弱いので激発畑では栽培しない
・来歴は不明で、コガネセンガンの芽条変位の可能性あり。
・焼芋、ふかし芋等に
収量:++++
甘み:++++
食感:ホクホク
貯蔵:++
肉色:白地に橙
だそうです。
コガネセンガンはたまにこちらの産直で売っていますが、買ったことはありませんでした。
ホクホク系ということは、干し芋にはならないのね・・・。(今気づいて、どうやって使おうと途方に暮れてます)
今回植えたのは、南側が里芋、北側がサツマイモの東西方向の畝。前作はトマトや春大根。
畝下に溝を掘って雑草を埋め込むのは、確かせず、マルチはしました。
届いた苗は、今にも枯れそうな(というか枯れてみえる程の)、とても弱った貧弱な苗。
5/14に植え付けたのですが、これは全部枯れるかも、と思うほどの弱った苗でした。
上山種苗から届いた他の苗は、どれも長くて立派な苗だったのに、これだけ弱弱です。どうなることかと思っていましたが、マルチのおかげか、無事活着したように見えました。
南側が里芋で、広めのスペースが空いているため、ツルをよく伸ばしていました。
ところが。
今年の夏はえらい日照りが続きましたが、その時に、このお芋のツルだけ、ほとんど葉っぱを落としてカサカサに枯れかけてしまったのです。
マルチをしているのになあ、やっぱり苗が弱いと株の力がないのかも、と思っていたら、秋の雨で復活。なんと新しい緑の葉っぱがわさわさ出てきて、再びよく茂りはじめました。
これは、お芋の栄養を吸って葉っぱを伸ばしているのでは?
お芋がカスカスになっちゃってるかも。
そんな心配が頭をよぎりますが、とりあえず放置。なりゆきに任せます。
11/3に2株ほど試し堀りをしてみると、そこそこの出来のようです。
11/5に全部掘ってしまうことにしました。
![]() |
|
![]() |
|
![]() |
洗ってみると、10株から新聞紙2枚分の、大収穫です。 |
![]() |
|
先日クズイモを蒸かして裏漉ししたのですが、皮がごく薄い気がします。
そして、肉があまりオレンジ色ではないような・・・。むむ。
クズイモだからかな?
大きい芋はちゃんとオレンジ色であることを祈ろう・・・。
もしオレンジじゃなかったら、コガネセンガンと取り違えられた可能性もあるかも。
むむむむ。
(→一応オレンジ色でした)
気になる味ですが、とりあえず4種類を焼き芋にしてみました(夜撮影なので色がいまいちですみません)。
![]() |
右上から時計回りに、コガネニンジン、ベニキララ、べにはるか、安納芋。 |
■参考情報
お友達のca_nonnさんが焼き芋にして試食して下さいました。一応ちゃんと、オレンジ色のお芋だったようです。