5/1、メイデイですが、町中は観光客であふれかえるばかりで、労働者の祭典らしきイベントはほとんどありませんでした。旧共産圏だからちょっと期待していたのだけれど。プラハの労働者はおうちで休息なのかな。
この時期はウィーンの方が楽しそうなイベントがあった模様です。
4/30はウィーン市創立記念日か何かのイベントで、メイデイも何かあったような。まちでポスターをみかけました。
ウィーンにいた方がよかったかも・・・。
デモ行進などはありませんでしたが、プラハの公共交通機関は休み又は特別ダイヤのところが多かったように思います(これはウィーン市内も同じ)。
メイデイの移動には要注意です。遠距離の移動は基本的には避けた方がよいと思います。
この日プラハからウィーンに移動した知人は、途中の駅でなぜか特急列車が止まってしまい、訳もわからずひとまず各駅停車に乗り換えて、えらい遠回りの路線をたどってようやくウィーンにたどり着いたらしいです。
それでも着いただけよかったですよね(その翌日が帰国のフライトだったそうですから)。
カレル橋の右岸側たもとの教会でコンサートをやっていました。
暑くて歩き疲れたこともあり入ってみました。
開始を待つ間、表のラッパの音が遠くで響いて、別世界にいるようです。
教会のすぐ外はカレル橋で、ものすごい雑踏なのですがそのざわめきは聞こえてきません。
教会の中はひんやりとした空気で、座っているうちにゾクゾクと寒くなってきます。
さきほどまでTシャツになろうかと思っていたのが嘘のようで、かばんからショールを取り出したほど。
キリスト教のことも音楽のこともよくわかりませんが、教会のコンサートは好きです。
静かな気分になっていきます。
さすがは、ヨーロッパの叡智を集めたカトリック教会です。無知な民衆を「敬虔な」気分にさせる演出の研究には年季が入っているはず。
●ラッパ吹き | |
●教会の天井 | |
●オルガン このバルコニーのところに歌い手が立って歌います。 このときはオルガン奏者は男性で、歌手は女性でした。 | |
●豪華な説教台(?) 手前の盾を持って竜をふんづけているのは確か聖ゲオルギウス(ジョージ)。 カトリックの聖人さま達は、七福神みたいにそれぞれ決まったお道具を持っているようです。 それにしても彫刻のすごいこと。 インベーダーゲームがプレステⅡに進化したときみたいに、平面表現(絵画)が3D(彫刻)になったときは、庶民はみんな感激したんだろうなあ。すごい迫力!とかいって。 |