採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ガラスびんのふた

2005-08-01 | +食べるもの以外
ジャムなどの保存食を作っていて思うのは、びん代ってばかにならないな、ということ。しかも数回使うとふたがだめになってくる。

せっかく材料を安く手に入れたとしても、びんの値段も入れるとお店で買うのと変わらないか、もっと高くなってしまう。勿論自分好みの味に作ることができるから作る価値はあるのだけれど。

最近はびんはなるべく買わず、人にもらったり、再利用したりするようにしている。そこで困るのがふた。
最近ふただけ売ってもらえる業者を見つた。
本当は一般相手には商売していないのですが、是非にとお願いしてふたのみ買わせて頂いた。今後は、ここで買えるふたのサイズのものはどんどん再利用できる。
ちょっと安心。

(買ったふた写真後日アップ予定です)


それにしても、ガラスびん業界は、「リサイクル・リユース可能なガラスびんは地球にやさしいです」とか謳っているけれど、一般人がガラスびんをリユースしようとしても、ふたが売っていないからどうしようもない、というのが現状ではないだろうか。
「桃屋の佃煮」とか印刷してあるふたを取り替えれば、実は市販の瓶詰めのびんって十分使える。大きさが同じ物を集めて、スパイスを入れてディスプレイしたり、趣味のいい人は色々おしゃれに使えるのではないだろうか(私はそういうことは出来ないけれど)。

本当にリユースを考えるのだったら、ガラスびん屋さんも考えなくては。

WECKのびんの場合は、ゴムパッキンのみ別売りしている。
さすがドイツ、という気がする。保存食作りの歴史があるところは違う。フランス製のVOCALガラスびんも、高価(1個150円)ではあるものの、シリコンパッキンを別売りしている(150円出せばびんが1個買えてしまいます。VOCALの方、このシリコンパッキンをもっと安くしてくださーい)。
ところが、日本のおしゃれ雑貨店では、WECKのゴムパッキンとクリップ2個がセットで100円だかいう値段で売っていて、ゴムパッキンのみは買えなかったりする。これはおかしい。クリップは「半永久的に」使えるけれど、パッキンは使い捨てみたいなものだ。
誰がこういう売り方を考えたのだろうか。ジャムとか作ったことがない人に違いない。





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ルバーブ&ビーツジャム

2005-08-01 | +ジャム・ピール(果物系保存食)
実家からルバーブを送ってもらいました。
タルトか何かにしようかとも思ったけれど、あまりの暑さで焼き菓子を食べたい気分ではなく、結局ジャムにしました。
そしてひとひねり。ビーツが沢山買ってあったので、それもまぜてみることに。

ルバーブ6本くらいと、ビーツ2個。ビーツはあらかじめ蒸しておいて、それをすり下ろして、ルバーブがしんなりしたところに加えました。

ルバーブはこのくらい


このくらいのビーツ2個使いました


すりおろしビーツ



きれいな赤いジャムのできあがり。(3びんできました)




ルバーブは単体でジャムにすると色がくすんだ緑になります。イチゴと一緒にジャムやパイにしたりするのは味が合うのもあるだろうけれど、色をもう少し華やかにしたいせいもあるのではないだろうか。
今回ビーツ2個を使ったけれど、ビーツの味を隠し味にして、色をつけるだけだったら1個でも十分きれいな色になったと思う。2個使ったら、ビーツの味がかなりしっかりする。私はビーツ好きなのだけれど、人によってはビーツ風味が強すぎるかも。
マーサ・スチュアートのパイの本に、ビーツピュレのパイがあった。あのフィリングはビーツだけだったのかな。それともリンゴか何かで水増ししていたのだろうか。
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南部せんべい

2005-08-01 | +お菓子・おやつ
最近南部煎餅と、そのみみにこっています。

しばらく前は、巖手屋(小松製菓)(業界最大手だとか)のものを買いました。
今回は、南部藩でなく青森の渋川せんべい店のもの。

結論から言うと、こうまで味が違うのか!と驚いた。

いわゆる基本の生地が全く違う。
巖手屋は「粉」を感じさせる。ぱきっと割れ、ぽりんぽりんとした噛み応え。
渋川せんべい店は、中に気泡が多く、さくさくとした歯ごたえ。巖手屋に比べると薄手の気がする。

南部せんべいに使う小麦粉は、アメリカ産・カナダ産・国産(北海道産、ナンブコムギなど)、数種類を混ぜるそうだ。その比率はメーカーによって、またせんべいの種類によって異なるとか。
重曹の比率、水の混ぜ方などなど、各材料・工程が味のちがいにつながるのだから、違って当然なわけですね。

ラインナップも異なり、総じて渋川せんべい店の方が油脂を使ったものに重点をおいているようである。「南部豆」や「厚焼き胡麻」は、巖手屋の方にも似た名称のものがあるが、食べてみてびっくり、こちらはどちらも油脂と砂糖の入った生地だった。
・・・いま確認してみると、渋川の方は、「厚焼」とつくものは、全て油脂入りのようだ。そして巖手屋には厚焼きとつくものはなかった。勘違いでした。

みみの味も微妙に違う気がする。
巖手屋は、プレッツェルに似て、表面を塩水か何かで仕上げてあるような風味がある。表面がつるっとして塩気を感じる。
渋川は、歯触りが、ぽりぽりとしたところと、たまに、がきっという位堅い部分がある。

せんべいのみみは、煎餅の副産物かと思ったら、最近はみみ人気のせいで、みみ製造専用の機械があったり、または煎餅の方を犠牲にしてもおいしいみみを作るため生地を特別に調整するメーカーもあるとか。
巖手屋・渋川の両者はどうなのかよく分からないが、渋川は、みみつき煎餅のみみと、袋詰めみみの味が大体一緒だったような気がする。巖手屋は、何となく、煎餅にくっついているみみとは違う味だったような気がする。みみの中にごまが練り込んであったけれど、生地にごまを練り込んだせんべいはなかった気がする。(今回買った中になかっただけかもしれないが)

参考資料:デーリー東北新聞社「せんべい物語」

■また買ってみたい物
(巖手屋)
・二度焼 (二度焼きのせいか、とっても軽い歯ごたえ)
・黒胡椒 (胡椒の味が、あとをひく)
・昔焼き ふるさと南部 (みみつきで、みみ好きにはうれしい)
・おばあちゃん(胡麻) (一番オーソドックスなごませんべい)

(渋川せんべい)
・よもぎせんべい (よもぎの風味が強く非常においしい。あんこと食べたらどうだろうか)
・そば牧歌 (そば茶の乗ったクッキー風薄焼き)
・煎餅のみみ (塩分控えめでおいしい。とてもかたい)


買ったものはじつはだいたい食べ終わってしまったので写真があまりありませんが・・・。



今回買った渋川せんべいのそば茶クッキー。そば茶がぷちぷちしていておいしかった




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短角牛

2005-08-01 | +乳製品・肉・魚・卵
「短角牛」というものがdanchyuで紹介されて以来気になっていました。
先日とあるネットショップでみかけたので、ロースステーキとすね肉を買ってみました。
先日の丑の日に買ったでうなぎ蒲焼き1本とステーキ200g1枚が同じ位の値段。(私にとってはこのうなぎの値段は高い。このステーキが安いと思えてしまいます)



ステーキ肉




すね肉も買いました




ひとまず冷凍して、今度シチューにする予定



塩・こしょう・エルブドプロバンスのシンプルな味付けで頂きました。
赤身肉なのにやわらかい。いわゆる霜降り和牛のステーキは牛脂のうまみだが、これはそういう味はしない。
オーストラリア牛は赤身でおいしいけれど、それともまた違った繊細な味。
大変にさっぱりとしたおいしさでした。

フランス人は、「あー、最近食べ過ぎだから今日はちょっとさっぱりしたものがいいなあ」というときにステーキとフリット(フライドポテト)を食べたくなるらしいけれど、その時に食べるステーキって、こんな感じなんだろうなあ、という味わい。

ごちそうさまでした。
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