採集生活

お菓子作り、ジャム作り、料理などについての記録

ざく切りタンカンママレード

2013-05-22 | +ジャム・ピール(果物系保存食)

以前、タンカンの皮を細切りにしてママレードを作りました
でも、タンカンの皮は、辛味(刺激?)が強く、いまひとつの出来でした。

お友達のカノンさんに教えて頂いたのですが、タンカンの場合は、皮をあまり細かく切らず、ざく切り程度にして煮るのが美味しいようです。
昨年頂いたものがとっても美味しかったので、朧気な記憶を頼りに自分でも作ってみることにしました。 

 

タンカンジャム

沢山あった屋久島のタンカンは食べてしまったため(カノンさんご馳走様でした!)、鹿児島で買ってきたかわいいタンカンを使います。 

ゆでこぼして・・ 

タンカンジャム

1個を8等分するくらいの、大きなざく切りにして・・
 

タンカンジャム

お砂糖を入れて煮ればいいのよね・・・

ところが。

皮がなかなか柔らかくなりません。 

タンカンジャム

水分が足りなくなってきたので冷凍してあった秘蔵のタンカンジュースを追加。
今度はシャバシャバすぎるのでペクチンも少々追加。
更にぐつぐつ。
 

タンカンジャム

一応出来たけど・・・

2013/5/10作
タンカン、果糖、レモン汁 

出来が悪いです。

タンカンジャム

左:お手本(カノンさん作)
透明に、とろりと煮えていて美しい・・・。

右:Fujika作。なんか濁ってるし・・。 

 
どうやら作り方を間違えていたことが判明。

●ポイント
・タンカンは、丸ごと、皮がやわらかくなるまで1時間くらい煮る。
 (茹でこぼす程度だった)
・茹でたあと水をかえながら、5~6時間、水に晒して苦味をとる。
 (晒し時間も足りなかった)


来年は、上手に作る!




■参考情報
カノンさんのタンカンジャムレシピ
沢山の写真つきで詳しい解説があります。是非参考にして下さい。

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サワーポメロ(文旦)ジャム

2013-04-21 | +ジャム・ピール(果物系保存食)

ダンナサマのお友達(鹿児島在住)のTさんが、「知人の庭でとれたサワーポメロが沢山あるから」と一箱送って下さいました。
(Tさんありがとうございました☆)

サワーポメロというのは、文旦に似た黄色くて大きな柑橘です。
文旦とどう違うのかな?と思って調べてみたところ、基本的には同じだそうです。
鹿児島では文旦という呼び名はあまり使わず、サワーポメロと呼ぶようです。 
(愛媛・高知では文旦。熊本ではパール柑)

文旦と同じだったのか!

文旦は大好きで、毎年沢山買っています。
今年は買ったり頂いたりで、30キロ消費しています。(Oさんその節はありがとうございましいた!)

ふんだんにあるので、サワーポメロの一部をジャムにしてみることにしました。

今回は、果肉だけ煮てみます。
(皮は苦味抜きが結構難しいので・・・) 

文旦ママレード

せっせと果肉を取り出して煮ます。蜂蜜を少し入れたので茶色っぽくなりました。

煮るとツブツブが簡単にほぐれますが、ツブツブはかなり固いため、なかなか柔らかくなりません。 結構長時間煮ました(電子レンジ使用)。 

文旦ママレード

ツブツブが固く煮とろけないためか、液体にはあまりとろみがつきません。 なのでペクチンを少し入れてみました。

文旦ママレード

ツブツブ部分が固めのため、皮を使ったママレードのような歯応えのある食感です。
 

文旦ママレード

2013/04/08作
サワーポメロ、砂糖、蜂蜜、ペクチン 


今回は表皮の風味はない、果肉のみのジャムになりました。 
 
●出来上がってから思いついたこと
・表皮をピーラーで削いで、香り付けに果肉と一緒に煮てみればよかったかも。
・もしくは表皮をゼスターグレーターですり下ろして、ジャムに混ぜてしまうという手もあったかも。


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清見オレンジピール

2013-04-20 | +ジャム・ピール(果物系保存食)

お友達のSさんから、沢山の清見オレンジを頂きました。
(Sさん、ありがとうございました!!)

犬の散歩中に甘夏やオレンジの木をみつけ、その後、タイミングをみはからって木の持ち主と知り合いになって、ここ2年ほど摘ませてもらっているのだそうです。
(何て羨ましいパターン☆ 犬を飼おうかしらと私も思う程ですが、人徳がないのでSさんのようにはいかないな・・・) 

御近所の甘夏、夏みかんの木1本ずつ、そしてご実家の御近所の清見オレンジと、計3本もの木を面倒みる(?)ことに。
どこのお宅も、「もう、残っているのは全部持っていっちゃって!」という状態だとか。
1本の木の生産量といったらかなりのもので、例え子どもが食べ盛りでも、一家族で太刀打ちできるようなものではありません。
熟年世代ならなおのこと。
そんな訳で、「家中が柑橘大洪水」なのだそうです。

で、「いいですね~。いいですね~☆羨ましいな~。ちょっと下さい」とおねだりしてしまった訳です。


清見オレンジと甘夏。
清見はシーズンも終わりかけとのことで、早速加工することにしました。

この前からおニューのジューサーを使いたくて仕方がなかったので、いっぱいジュースを絞りました(で冷凍)。
(今度カンパリオレンジを作ろうかと思っています)


絞り終わってカップ状になった皮は、ピールにします。
今回は、表皮のツルツルの摺り下ろしは、なし。
清見オレンジの皮は、比較的柔らかそうなので、表皮のツルツルがついたままでもおそらく大丈夫。(ほんとは面倒臭くてさぼった)

シロップはいつもサラサラのままなかなかとろみがつかないので、今回は水飴を多めに使ってみることにしました。
そうしたら、吹きこぼれること!

シロップをちょっと温め直すだけのつもりだったのに、「ぶっわ~っっ・・・・じうじう(鍋底に垂れたシロップが焦げる音)」
瓶詰めする前に、ちょっと温度を上げるだけのつもりだったのに、「ぶわっしゃ~・・・どろ~(コンロにシロップが流れる音)」

すごい短期間のうちに、2回もコンロの大掃除をするはめになりました。

 

清見オレンジピール

だいぶ吹きこぼれたせいで、シロップが足りなくなりつつも、なんとか完成。
(マイヤーレモンコンフィのとき余ったシロップも動員)

清見オレンジピール

かなり頑張って煮詰めたつもりですが、「蜂蜜のよう」よりはだいぶゆるいかも。
使う前に調整すべし。

2013/04/12作
清見オレンジ皮、ピールシロップ、果糖、水飴、レモン汁 

 
■メモ
・水飴を沢山いれると、もしくはシロップの糖分濃度を濃くすると、吹きこぼれやすいようだ。
・加温する際、電気釜の保温モードを使うと、一定温度以上にはならないため吹きこぼれないかも。
 次、試してみようかと思う。 

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マイヤーレモンコンフィ

2013-04-15 | +ジャム・ピール(果物系保存食)

14日の日曜日は、わらびさんから情報を頂いて、母と「アラブチャリティバザー」に行ってきました。
六本木のアークヒルズ、カラヤン広場で開催されていたイベントです。

普段、買い物をせず在庫整理に励んでいる反動か、そりゃもう、勢いのいい買いっぷりをしてしまいました。
札束を裸で握りしめ、お店ごとにばっさばっさと何枚も使うような、そんな感じだったかも・・・(心象風景)。
帰りの荷物が重かった・・。(何を買ったかは後日まとめますね)

で、そんな荷物を担ぎつつも、折角なので六本木方面をぶらぶらしてきました。
どこもかしこも初めて。

・アークヒルズ とカラヤン広場(アラブ・チャリティ・バザーの会場)
イベントの開場前にちょっとぶらぶらしただけですが、サントリーホールがあるほかは、ほとんどが飲食店(レストラン、喫茶店、パン屋)のよう。
カーテン生地のサンゲツのショールームが2階にあって、ここでうっかり時間をつぶし過ぎ、行列に並び遅れてしまった。
隣接したANAインターコンチネンタルホテルの1階には洋服屋さん、パン屋など。

・赤坂サカス
何だか最近の新スポットらしくて行ってみたのだが、特に見るようなものはないような?
人も少なかった。
雑貨屋さんが数件、あとパン屋。
TBSの放送センターがあって1階を覗いてみたのだが、ポスターにある番組は全部知らないものでした。

・東京ミッドタウン
ここは一番見応えがあった。
(母は来たことがあったそうです)
北側の公園(屋外)で、14日が最終日のサクラ・スパークル・ラウンジというものをやっていました。
シャンパン(グラス1200円)などを提供する、ハイソなお花見的なもの。
ダンナサマだったら絶対興味を示しただろうけれど、女二人なのでパス。
ガレリア(ショッピングモール)は、日本の伝統工芸を現代的デザインに生かしたような雑貨類や、その他見て楽しいもの(雑貨、家具、洋服など)がいろいろあった。食品フロアはよく見ませんでした。
デザインに興味があり、またそこそこお金持ちの外国人を連れて行くと喜びそうな感じ。
4階にはサントリー美術館があって、何か面白いものをやっているかな?と見にいったけれど、月曜からの新企画展に向けて休館していました。

六本木駅までところどころお店に寄りながら歩き、そこから帰りました。
溜池山王から六本木まで、ほんの1km四方くらいの狭い範囲ですが、いろいろ見る物があって楽しかったです。



================

 

ちょっと前ですが、マイヤーレモンをお友達から頂きました。
お友達のご実家のお庭(果樹園?)のものです。
(miyakoさんありがとうございました!)

ブラッドオレンジの時、大きめにカットしてコンフィにするといいかも、と思いついたので、再度そのタイプを試して見ることにしました。
 

マイヤーレモンコンフィ

両端のみ切り落とした、樽型の状態で煮含めて行きます。
マイヤーレモンの表皮のツルツル部分は薄く柔らかいので、今回は皮すりおろしはなしです。  

マイヤーレモンコンフィ

本当は、イタリアジェノバフルーツ漬けの名店ピエトロ・ロマネンゴみたいに、丸ごと、ゼリー化するくらいまで煮てみたかったのです。

でも、気が急いてどばっと砂糖を入れて浸透圧が急に上がったせいか、脱水されてシワシワに。やっぱりな・・・。 
両端を果肉に届くようにカットしてあればシワシワには絶対なりません。 

マイヤーレモンコンフィ

もう少し糖度を上げた方がいいとは知りつつ、瓶詰めしてしまいました。 

マイヤーレモンコンフィ

透明な蜂蜜色で、すごく綺麗です。
シロップはまだまだゆるいです・・。

2013/03/15作
マイヤーレモン、果糖、グラニュー糖、エリスリトール 

 
■■マイヤーレモンコンフィ
■今回の作り方
1)マイヤーレモンを洗い、太めの針で皮付近にぷすぷす穴をあける。
2)丸ごと茹でこぼし、お湯で洗い、しばらく水に漬ける。
3)再度茹でこぼす。茹で湯をなめてみて、苦いようならもう一度茹でる。
2)両端を切り落とす。
4)樽型の部分、および両端とも、シロップの中に入れて煮ていく。
5)シロップがほどよく濃くなったらできあがり。
 今回は水飴を使わなかったが、水飴が多めだと濃度がつくのが早くていいかも。
6)まず大きなものを瓶に詰め、切り落とした両端の部分を落としぶたおよびすき間埋めに使って瓶詰めする。 
 こうすると瓶詰めに必要なシロップの量が節約出来る。

いつも瓶詰めのときシロップが足りなくなることが多いのですが、今回はこの方法をとったので余裕が出来て、余りました。
余った分はママレードなどに使います。

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丸ごとオレンジのコンフィ(表皮を剥くタイプ)

2013-04-09 | +ジャム・ピール(果物系保存食)

お友達から頂いた甘夏ピールが、表面のツルツルしたところを削り落としたタイプでした。
ツルツルがあるのとは全く違う食感で、何だかすごく美味しいのです(美味しい理由は皮の有無だけじゃないけど)。

これまで晩白柚などの大きな柑橘の場合は表面を剥いていました。
でも小さい柑橘に関してはそのままでした。が、真似して試してみることにしました。

ブラッドオレンジの丸ごとコンフィを作ります。

ツルツルを剥くと、最終的な味・食感に変化があるだけでなく、作業性にも違いが出るかもしれません。
皮だけのピールならば、ツルツルを剥いても剥かなくても、薄いので糖分の浸透にはさほど違いはないかもしれません。でも丸ごとだとより糖分が浸透しやすいのではないだろうか?

■■オレンジの丸ごとコンフィ
■作り方
(1)オレンジを洗い、太い針でつついて沢山穴をあける。熱湯で茹でこぼし、お湯でよく洗う。
(2)しばらく水に晒しておく。その間、新たにお湯を沸かす。
(3)はじけないように様子を見ながら15分ほど茹でる。
今回はこのときシャトルシェフを使って、しかもうっかり忘れて時間ももっと長かったような気がする。
一旦水に取る。皮部分がぶよぶよと水を含んで柔らかく煮えていたらよい。
(4)落としぶたをして水に漬け、冷蔵庫に入れる。(36時間~48時間。もしくは一晩)
(5)途中、漬けてある水を舐めてみる。ものすごく苦いようならば水を替えて晒す時間を延長する。
(6)(固さと苦味をチェックし、どうしても苦いようならもう一度数分間茹でこぼすが、今回はやらなかった気がする)
(7)表面をゼスターグレーターですりおろす。完全にではなく、適当にまだら状にしてみた。
その後、適当な大きさにスライス。今回は上下端を切り、更にそれを半分にしてみた。
(使う際にスライスする予定)
(8)水と砂糖そしてさきほどすり下ろした表皮を煮立ててシロップを作る。
 このシロップにカットしたオレンジを入れて軽く煮る。
(9)(この後数日間)シロップを鍋にあけ、砂糖(とレモン汁)を足して煮立たせ、フルーツに戻す、という作業を繰り返す。
(10)シロップがとろりとしてきたら出来上がり。
・・・なのだが、まだだいぶ薄い状態で、待っていられなくなり瓶詰めしてしまった。  


 

オレンジコンフィ

苦味抜きを終え、シロップで煮る直前に表皮をこそげてみました。 

オレンジコンフィ

すり下ろした表皮はシロップと一緒に煮ます。
オレンジ色のところに香りが含まれているような気がして勿体なかったので。
この後の工程では、このモロモロとフルーツを一緒に煮て行きます。 

オレンジコンフィ

だいぶシロップが濃くなったところで、もう出し殻になったかな?とモロモロを茶こしで漉してみました。 

で、これはその茶こしに残ったものを少し乾かしたもの。
食べてみると、台湾のパイナップルケーキの餡のような食感と甘酸っぱさ。
結構イケます!!
これを沢山作りたいくらい。 

オレンジコンフィ

本体はこんな感じに煮えています。
使うときは、この分厚いものを3枚くらいにスライスしようかと思っていますが、うまく行くだろうか。 
上下端を切り落とした樽型のままの方がよかったかな・・・・。 

オレンジコンフィ

出来ました。
上下端部分は取り分けてママレードにしようかと思っていましたが、落としぶたや詰め物として役立つことが分かりました。
チョコがけ用には規格外なので、瓶を開けてから使い道を考えよう。 

オレンジコンフィ

この気泡の感じからも、シロップがかなり薄いのが分かります・・。
使う前に煮返す作業が必要です。 

 

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オレンジママレード

2013-04-02 | +ジャム・ピール(果物系保存食)

ブラッドオレンジジュースを例のジューサーで絞ると、カップ状の皮が沢山出ます。
一部はピール(皮の甘露煮)にしたので、今度はママレードも作りましょう。


■■オレンジとタンカンのママレード
■今回の作り方
(1)オレンジの皮は茹でこぼして刻む。
(2)砂糖をまぶして煮る。
(3)タンカンは皮を剥いて(皮は使わない)、中味を袋ごとざく切りにする。
  これを柔らかくなるまで煮る。(土鍋に入れて電子レンジで煮ています)
(4)柔らかくなった果肉部分と皮をあわせ、煮立たせて味を木々調整し、瓶詰め。
 

オレンジママレード

濃いシロップで煮たピールは、皮が綺麗な半透明になりましたが、今回は結構多めの砂糖をまぶしたつもりでしたが、皮には透明感は出てきませんでした。

オレンジママレード

なんかいっぱいできてしまった・・。

オレンジママレード

オレンジの皮の内側は、白っぽい感じのままです。

2013/03/15作
ブラッドオレンジ皮 タンカン果肉 ゆず果肉 ピールシロップ 果糖 

 

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じゃばらママレード

2013-03-27 | +ジャム・ピール(果物系保存食)

 

じゃばら

頂いたり、実家の庭でとれたじゃばら。
果汁は絞って冷凍しておきました。
皮も勿体ないのでママレードにします。 

じゃばらママレード

袋のカスを取り、茹でこぼして水に晒しておいた皮。
これをスライスします。
じゃばらって黄色い柑橘かと思っていましたが、完熟するとオレンジ色に近い色です。

じゃばらママレード

刻んだ皮を、濃いシロップ(ピールのシロップの残り)でいきなり煮ます。
柔らかくなるまで煮ると、皮はこんな風に透明になってきます。

じゃばらママレード

ここに、果肉分および酸味として、ゆず果肉ピュレを投入。
ブロック状にして冷凍してあったので四角いのです。
(他の柑橘の果肉の場合は、果肉のみ柔らかくなるまで煮た方がいいと思います)

煮立たせていくとゆず果肉は半透明になります。 

じゃばらママレード

出来上がり。

2013/3/15作
じゃばら皮 ゆず果肉 ピールシロップ はるかの皮
(1個だけあったはるかの皮も混ぜました) 

じゃばらママレード

ピールのシロップがはちみつ色の濃い色だったので、ママレードも濃いめの色になりました。 

 

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オレンジピール

2013-03-25 | +ジャム・ピール(果物系保存食)

更新お久しぶりです。
先週はダンナサマと一緒に台湾に行っていました。
台湾は、予想以上の暖かさ。汗ばむほどの陽気で、どこもエアコンがしっかり効いている程でした。
帰ってみると、モノレールから見る東京は、桜が満開!
い、いつの間に!?
で、地元に戻ってみると、コブシはやや終わりかけ、レンギョウが満開、桜はちらほら、という状況です。
今日はとても寒くて暖房が必要な位です。

1週間いなかった間に、スギ花粉のピークが過ぎたのでしょうか。帰ってからはぐっと楽な気がします。
(ヒノキのピークを迎えつつあるようですが、私はヒノキは大丈夫)
ダンナサマは今週も出張。
帰ってくる頃にはヒノキもピークを過ぎているといいのですが・・・。

それにしても、今週は久々のダンナサマの不在。
是非とも有意義に過ごしたいものですが、うー、ダラダラ過ごしてしまいそうだ。
でも、久々に本を読むというのも、それなりに有意義といえるのでは。
(最初から逃げを打ってちゃダメじゃん!)


====================

旅行に出かける前は、鍋いくつ分ものピールやジャムが作りかけの状態でした。
(ピールは、2週間くらい前からコツコツ作っていた)

たとえ冷蔵庫に入れたとしても、黴びてしまうかもしれません。
出発の前々日に、気合いを入れて瓶詰め作業をしました。
・オレンジピール
・丸ごとオレンジコンフィ
・丸ごとマイヤーレモンコンフィ
・じゃばらママレード
・オレンジママレード
全部で41個!

そして出発前日には、台湾の友人用に、フルーツケーキ作成。
計量はずっと前にしてあったので、割とさっさと作れました。
もう一種類ケーキかクッキーを、と思ったのですが、焦点が定まらず、また計量もしてなかったため、構想のみにて挫折。
計画性が重要です。

出発前日の晩は、久々に、面倒をみなくてはいけないナマモノが何もない、という状態。

Fujika:「これで明日、どこにも出かけなかったら、ホントに久しぶりの、”何にもしなくていい” もしくは、”したいことが何でも出来る” 真っ白な日なのに・・・。」

ダンナサマ:「それはやはり、旅行前だからと普段以上に頑張ったから、この空白が生まれたのでは。
        普段でも、自分で〆切を設定すればいいんじゃない?」
 
Fujika:「そうねえ。そうなんだけどさ・・・。なかなかねえ・・・。
      色んなナマモノが、フーガのように追いかけてくるのよね・・・。」

ダンナサマ:「・・・・・・・・・・・。」
    (次から次へとお取り寄せしてるのは誰かなー。ぼくじゃないよ。言わないけどさ)


========

 

orange_peel

ジューサーを新調したので、絞りかすのオレンジの皮がいっぱい出ます。
一度に数個分絞るので、その都度茹でこぼして、水に晒しておきます。

水に漬けた状態で2回分ほど待機させ、まとめてピールを作ります。 

orange_peel

八朔は煮崩れにくいですが、オレンジやレモンは、皮の内側の白い部分がグズグズに煮崩れ易い気がします。
なので今回は、茹でこぼし+水晒しで渋みを適度に抜いた後、 いきなり濃いシロップ(チョコがけ用にピールの瓶詰めをあけた際のシロップの残り)で煮始めてみました。

orange_peel

苦味抜きが終わった段階で、皮の固さはまだやや固めですが、シロップで煮ていくに従って柔らかくなっていきました。

最終的には、煮崩れもなく、まあまあ綺麗なピールになったと思います。 

orange_peel

2013.3.15作
ブラッドオレンジの皮、ピールのシロップ 

 
■■ブラッドオレンジピール
■今回の作り方
(1)オレンジは横半割にして、なるべく皮を傷つけないようにしてジュースを絞る。(飲む)
(2)絞りかすから袋を引きはがし、水に漬けておく。
(3)お湯を沸かし、まずはさっと茹でこぼしてお湯でゆすぐ。(水に漬けて冷蔵庫に入れておき、2日分ためておく)
(4)新たにお湯を沸かし、 数十秒茹でて水に晒す。苦味がほどよくなるまで必要に応じて何回か繰り返す。
 なおこの時に余り皮を柔らかく煮すぎないようにする。
 半分に切る。
(5)これを食べるには固いかな?という位の固さの段階で、 濃いシロップ(ピールのシロップの残り)に皮を入れ、暫く弱火で煮る。
(6)1日1回、シロップを別鍋にあけて煮立たせ、また皮と一緒にし、更に時々皮とシロップを同時に数分弱火で煮る、ということを何回か繰り返す。途中、必要に応じて砂糖を足す。
(7)程良く煮詰まったら瓶詰め・煮沸。 

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フルーツケーキ用ドライフルーツミックス2013

2013-03-07 | +ジャム・ピール(果物系保存食)

チョコがけも終わりということにしたので、余ったピールはみな刻んでしまいました。
 

刻みピール

チョコがけ用にボート状(もしくは平行四辺形)のピールを棒状にカットしますが、ハンパな形のところはこうやって刻んでおきます。  

刻みピール

レモンとグレープフルーツはお友達の作品(mさんありがとうございました!)。
親戚のお庭で採れた無農薬栽培のものです。

これらの他、チョコをかけようと棒状にカットしてあったものの余りも刻みました。 

ドライフルーツミックス

キラキラのドライフルーツミックス。
太陽光で撮影するとすごく綺麗なのですが、今年は夜に作業したため、写真がいまひとつ。

レーズンはモハベレーズンを洗い、ザルに並べて選別してから使っています。  

ドライフルーツミックス

ブランデー漬け。
昨年までよく使っていたDamblat社のアルマニャックがやまやになくなってしまったため、Jules Gautret社のコニャックにしてみました。 

ドライフルーツミックス

今年はラム酒漬けも作成。
ラム酒にも色々あり、悩みましたが、バカルディ・ブラックを買ってみました。 

ドライフルーツミックス

どっちかがラム酒漬けで、どっちかがコニャック漬け。

 
ラム酒漬けでは、「カリビアンブラックケーキ」というものを作ってみようかと思っています。

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ドライアプリコット風干し梅(梅酒の梅の利用法)

2013-03-04 | +ジャム・ピール(果物系保存食)

青梅を漬け込んだ梅酒の梅は、これまで色々なジャムにしてきましたが、モスグリーンの地味な色合いが他の全てのフルーツを凌駕してしまい、見かけは残念な感じになってばかりでした。

梅とパイナップルジャム
 モスグリーンに黄色のブチ模様で、とてもジャムには見えない色に・・・。
パイナップルとブラックベリーピュレと梅酒の梅ジャム
 ブラックベリーで色づけしたため、割と色がよかった方。
梅ペースト入りグリーントマトチャツネ
 グリーントマトも煮るとモスグリーン系で、地味仲間。でもチャツネの場合は色がくすんでいてもまあ許せる・・・かな。
ノビルピクルスとキウイと梅酒の梅のチャツネ
  ノビルピクルスを圧力鍋で煮たせいか随分黒いチャツネになりました。梅ペーストはチャツネと合わせると美味しいと思います。

梅酒の梅、味はいいんだけどな・・・。
(エキスが出たカス、ではなくて、梅酒の味が再び染みこんでいるので)

裏漉ししたものをフルーツケーキやチョコレートケーキに混ぜ込んだりしましたが、なかなか消費出来るものではありません。
なのでずっと梅酒に漬かりっぱなし・・。


ふと思い立って、種を外して干してみることにしました。
 

梅酒の梅利用法

4等分に切り目を入れて、種から外していきます。
左手には手袋をしたのだけれど、包丁を持った素手の右手でも時々触るため、アルコールが皮膚から吸収されて、つまみ食いもしていないのに、くら~っと酔っぱらってきます。

これに少しお砂糖をまぶして干します。 
(水分を出やすくするためと、このままでは甘さが足りないため) 

梅酒の梅利用法

3月2日(土)、朝から干し始め。
干し芋やピール類が干し終わって以来、久々の干しものです。

梅酒の梅利用法

そしたら!
二度寝している私を、「Fujikaちゃん、Fujikaちゃん!」とダンナサマが起こします。
 

梅酒の梅利用法

網をかいくぐって、ヒヨが!!
キーキー鳴いたので、ダンナサマも寝ていたけれど、起きてみたのだそうです。

梅酒の梅利用法

この梅は、色も茶色だし大して美味しそうに見えないように思いますが、アルコール分もあるし、いい匂いがするのかな?

ヒヨが落としていったフンを見ると、モスグリーンでモロモロして、普段は草っぽいものを食べている模様(ブロッコリーの葉っぱとか、好きみたいです)。
甘酸っぱい梅は数ヶ月ぶりの御馳走なんだろうな。
でも、悪いけど、あげません。 
このエサ場のことは忘れてくれたまえ。 

梅酒の梅利用法

朝に1羽入ってきて、昼頃にももう一度入ってきました。
これは昼に来たヒヨ(ダンナサマ撮影)。
このヒトは、キーとも鳴かずひっそり侵入。
敵も然る者。 戦略が向上しておるようじゃ。
よく見張っておかねば。

梅酒の梅利用法

この日は晴れて強風が吹き荒れて、ものがよく乾く日でした。
一日干しただけで、こんなにちんちくりんに。

食べて見ると、ドライプルーンと干しあんずの中間のような甘酸っぱさ。
ドライフルーツとして食べても美味しいです(少し酔っぱらうかもなので大人用だな)。
レーズンなどと同様にフルーツケーキに焼き込んでもよさそうです。
 

 
割といい感じに出来たので、翌日、梅酒2瓶分、追加で干し中。
そしたら、 天気が悪くなってしまって、なかなか乾きません・・・。
 

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