小春日和が一変
夕方になって風向きが変わりました
今日から聖夜まで 聖夜を想うもの ご紹介して参ります。

少女のような眼差しの聖母マリアとその腕に抱かれた幼子イエス
漆喰は所々剥落し、流れ仏のように朽ちかけているものの
穏やかな時はそのままに留めているような木彫品。






糸口は赤のドレスと立ち姿
立ち姿のマリアはビザンチン美術のイコンによく見られる構図
ビザンチン美術の影響を大きく受けた初期フランドル派の画家たち(ヤン・ファン・エイクなど)により
盛んに模写された宗教画の数々。
15世紀のフランドル絵画作品では聖人の衣服が赤の顔料で彩色されることが通例だったそう。
そう言った背景からも、北ヨーロッパで描かれた宗教画が西欧に浸透した後世に、
教会などの祭壇用装飾とし彫られた、聖母子像かと思われます。
● 聖夜を想うもの / 聖母子像
欧州
17c-18c
W14×D3.7×H37cm
* お陰様でご売約済となりました、ありがとうございます。

☆ 12/6(水)営業日、7(木)8(金)店休日、9(土)10(日)営業日となります。
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FUCHISO (フウチソウ)
〒150-0001 渋谷区神宮前3丁目7-4 和泉ビル201 / TEL・FAX 03-5474-7107
● OPEN 12:00-18:00頃
*仕入れ・骨董市出店等により 不定休 での営業とさせて頂いております
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