明後日は久々に天候の心配をしなくても良い骨董市出店
大きい品や重い品は中々骨董市ではご紹介出来ません。
今日は19cにイギリスで作られたと思しき
名もなき椅子（カントリーチェア）
イギリスの田舎町で庶民が使う為に作られ始まったと言われるウィンザーチェア
その様式で言うならば、メンデルシャムチェア(19c初頭〜)と、スクロールバックチェア(19c中頃〜)
両方の様式を持ち合わせている椅子。
ただ珍しいことに座面が厚みのある一木造りではなく
薄く削り出した座面で
前面には補強と装飾を兼ねた幕板が入っています（この装飾が好みが分かれる所）
曲木や挽物、当時の職人の手仕事や
エルム（ニレ材）特有のタンニンによる経年の変化
ストーブから降ろしたヤカンを置かれたのか
座面に残る焦げ跡
見れば見るほど魅力が増す椅子
では画像多めで
もちろん腰掛ける、物を置く
など
実用も可能な強度はまだまだ有ります。
W45 D36 H88.5(SH44.5) cm *いずれも最大部
＊ おかげさまでご売約済みとなりました、ありがとうございます。
FUCHISO (フウチソウ)
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