本日より、FUCHISOは新しい年の営業をスタートしております。
年末年始と今年も故郷駒ヶ根にて厳寒の小雪舞い散る年越しの中で
冬の日差しと母のお手製料理等に有り難みを感じ乍ら過ごす事が出来ました。
今日の表参道は、明治神宮への参拝の方々でごった返していました が
この辺りまで歩くと不安になるくらいの静寂に包まれます。
さて早速ですが、お品のご紹介を
一つ前の記事にアップしていた
今年の干支 馬 の古い装具から。
騎馬民族で有った朝鮮民族の手により
鉄を鍛いて作られて馬に付けていた
日本のそれとは違う、粗野な所が魅力に感じられた鈴。
19c中頃の出来かと思われます。
φ8.5×H12.5 cm
ご売約済み、有難うございました。
ゴロゴロ くぐもった 、心静まる様な 音色。
そういえば初詣で訪れた神社でも、呼び鈴で神様に呼びかけてからお祈りを始める。
目に見えぬ何かに願いを伝えたい時も
予期せぬ難から身を守る術としても
今よりももっと身近に有ったのであろう 鈴。
人間にとっても、人にとって大切な馬にとっても。