介護はイヤだ

両親への積極的な介護をしていなかった(両親は平成24年度に相次いで死亡)、ダメな子供の戯言を書いています。

母の方は

2011-09-30 16:59:27 | 日記
父の事を中心に書いているので、偶には母のことも

以前書きましたが、リハビリやボケ防止の為に買い物や家事をさせております。
その家事なのですが、大袈裟に書けば私の命を脅かしております。

例えば料理関係の事を書くと、次のような物を食べる事を強要されます。
知人に話しても中々信用されないのですが、脚色なしに実際に起こった事です。
原因は、母が老人性白内障で小さな物が見えないことや、自分で作った物をチャンと憶えていない事などによる物と考えます。
 ・アリ添えのオカズ[「野菜炒め」「豚ひれ肉のソテー」等に多発]
  作り方:作ったオカズを皿に盛り、食卓の用意をするために食器棚の天板に置いておくと、勝手に完成。
  
 ・蟲入りの「味噌汁」
  作り方:殺虫剤を撒いた後、あまり時間を置かずに味噌汁を作れば、勝手に具が増えていく。
 ・アリの混ぜご飯(類似品:アリ入りのカレーライス)
  作り方:配膳前に、ご飯茶碗(或いはカレー皿)を3分ほどオカズの隣に置いておくと、茶碗(カレー皿)にアリが這い回るので、そのままご飯などを盛れば完成。
 ・味噌ダンゴ入りの味噌汁
  作り方:味噌汁を作る最後の工程である「味噌の投入」をお玉で適当に行なった後、2~3回かき混ぜて、味噌汁の色になったら火を止めて完成。

最初は、私が『××が入っているから食べられないよ』と言っても、「この子、何、変な事を言っているの?」という顔をして「食べたくないのなら、食べなければいいじゃないの。子供みたいな事を言わないの」と言ってご機嫌斜めになっていましたが、メガネを掛けさせて目の前にアリや蟲を持って行って見せる事を何度か繰返したら、どうにか事実であることを憶えこんだようです。
今では、配膳する前に私が目を皿の様に見開いて、オカズや食器類にアリや蟲がいないかどうかを確認しておりますが、月に1~2回程度は途中まで食べて「アリの混ぜご飯」だったと言う事が発生します。

この程度では命の心配は致しません。
では他に何があるのか?
○熱湯風呂
 我が家の風呂は、季節や天候によって当然に左右されますが、大体、30分前後で沸きます。
 ところが、母はワザワザ消し忘れを防止するために目覚し時計をセットしているのですが、週の半分近くは沸かし過ぎます。
 そして沸かし過ぎた3回に1回はその旨を言ってくれるのですが、残りの2回は本人も沸かしすぎたことを忘れているか、沸かしすぎたという自覚がありません。
 ですので、何気無く湯加減を見るのを忘れて掛け湯などしたら、下手すれば大火傷。こちらに関しては、変な食べ物以上に命の危険性があるので、事前に湯加減を見るのが体に染み付いてはおりますが・・・手で見た時は少し熱めで良い湯加減に思えても、イザ入って見ると足がヒリヒリして入っていられない事があります。勿論、湯加減を見る際には何度もお湯をかき混ぜています[あっ!これは逆に沸く前に消したことを知る為の行為ですね]。
○変わった味のオカズ
 心臓病の母は減塩生活なので、余り味見を致しません。ですので、はっきり言ってこれまでの経験による目分量で私へのオカズを作ってくれます。
 ですので、偶に塩辛かったりはます。でも、この程度はご愛嬌でして、調味料を間違ってとんでもない味がついたオカズを食べた日は、胃腸の調子が悪くなり、一度横になってしまうと起き上がるのが大儀です。更に、アリは砂糖が大好きですから・・・ダブルで発生するとダメージが・・・

『私が住んでいる方の家を光熱費込みでタダで貸しますから、誰か住み込みで家政婦に来て!』と思ったのが何度あったことか。


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