介護はイヤだ

両親への積極的な介護をしていなかった(両親は平成24年度に相次いで死亡)、ダメな子供の戯言を書いています。

介護していません

2011-09-26 12:57:24 | 日記
先週は金曜日に父の所へ行ってきました。
色々とあって、施設内に居たのは30分でした。

前日の木曜日、家に帰ると母が「今週中に施設の契約を更新しないと、施設からお父さんが送られてきてしまう」という訳の判らない話を始めました。
そこで、金曜日だけど祭日で休みだから、父のところへ行く序に契約の更新をしようと言う事にしたのですが、9時に家を出ようとすると、ここで母が「実印持ってこいって言ってるのだけど、これお父さんの実印?お前の実印?」「何で実印なんか必要なのよ~」と、意味不明の発言とグチが出ました。
9:20頃に家を出ると、以前書いた「遠くの親戚・近くの小父さん」の隣が父の実家(所謂、本家)なのですが、先の地震で壊れた屋根瓦の修理がやっと始まっていたので、そこに住んでいる甥っ子の嫁と世間話が始まります。
 母「昨日から音がしていたけれど、屋根の修理始めたのね」
 嫁「そうなのよ。台風で心配していたの」
 母「そうよね。家の大工さん、いつまでたっても壁の修理に来ないの」
 嫁「そうなの。たいへんね~」
 母「台風で壁が又崩れて、表が良く見えるようになっちゃったのよ」
 etc...

一通り世間話が終わり、施設に着いたのが9:50頃。
2階に上がると、とりあえず部屋へ向かったのですが、ベッドの上には父の姿は有りません。先週と同じく、部屋の奥(窓際)に居るのかと探したのですが居ません。
部屋へ向かう途中で男性トイレに誰も入っていない事は確認済みなので、珍しく食堂に居るのではと言う事で、来た道を戻り食堂へ。

食堂の近くに来ると、食堂から出てきた男性入所者を女性職員が連れ戻そうとしてバタバタしております。
食堂に到着して父の座るテーブルに近付くと、父が背中を向けて座っていました。そして、先程の男性入所者が、父の向かい側に座らさせられています。
父に声を掛けると私たちに気付いてくれたのですが、少し経つと私が来た事を忘れてしまったのか、母に「何んだ、1人で来たのか」と問い掛けがありました。
その間、先程の男性入所者が立ち上がり、再び食堂から出ようとします。今度は男性職員に捕まりました。私たちの横まで連れ戻すと、男性入所者がボソボソと話すので男性職員がやおらズボンのウエスト部分[ゴム]を伸ばしてお尻を見ています。気のせいか、一寸臭いました。
父の目の前にはコーヒーと思われる液体が入ったカップが置いてあるので、母が父に飲む様に勧めたのですが、飲もうとはいたしません。
理由を尋ねると「熱くって飲めない」との事。前にも書きましたが、元気だった頃の父は、お茶は厚くなければ飲みませんでしたので、母は「昔は熱いのしか飲まなかったでしょう。だから飲みなさい」と更に勧めたのですが、やはり飲みません。
話すことも無いので「やる事があるから、用が無ければ帰るよ」と言うと、父は「田植えが忙しい時期だから~、しかたねえな~」と、時期外れ且つ農家ではない我が家には関係ない事を返答。母が「今は稲刈だよ」と多少訂正を入れて、私たちは食堂を後にしました。

1階に下りると、事務室に声を掛けて契約の更新手続きを致しました。
要は、施設利用代金等の請求タイミングと引き落とし日が変更になるから、その部分を修正した契約書を作ったので、記名捺印をして欲しいということでした。
担当者の話しで判りましたが、『父が送られてくる』というのは、私が仕事で忙しいので、今週中に手続きが出来なければ、来週にでも自宅に書類だけ届けに行くと言う事だったようです。
『実印が必要』というのは、シャチハタでは困りますよと言う事のようです。
とりあえず、変更内容に対する一通りの説明を聞いた後、疑問点が無いので直ぐに記名捺印。

その足で、いつものスーパーに買い物に行き、その帰りに自転車の後輪がパンクしたのはご愛嬌?


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