『脳内汚染からの脱出』(文集新書573)岡田 尊司 (著) を読んだ。
本がテーマとしているのは、テレビゲームやインターネットへの依存だけど、
依存は、現代の病だと思った。
人類は、技術、工学、化学によって、多くの困難を克服して来た。
同時に、多くの楽しみ、快楽も生み出してきた。
生来の快楽には、目的がある。
食欲や睡眠などの欲求は、生存のためだし、
性欲も、種の保存のためである。
そのた . . . Read more
図書館に『時計を忘れて森へいこう』を返しに行ったついでに、この『十八の夏』光原百合著、を借りてきた。文庫も出ているそうだから、どんな図書館にもあるだろう。お勧めする。いい小説だと思う。
これは、花をモチーフにした短編集だった。
うかつなのかも知れないけれど、目次をみただけでは、章なのか、題なのか分からないということはないですか・・・、僕だけかなあ・・・
最初の短編を読み終わって、ああ、短編かと気 . . . Read more
最近、小説が読めない(読まない)と書いたところ、何か読んでみたくなった。
特に、今まで読んだことがないような小説。
先週か先々週、図書館の返却棚で見つけた本がこれ。⇒
時計を忘れて森へいこう 光原 百合 (著)
表紙を見ただけではジャンル不明。
少女小説(そういうジャンルがあるのかどうかは分からないけれど・・・)
おおた慶文さんの絵がかわいい・・・
萌・・・という訳ではないけれども、これは . . . Read more
「首の後ろに汗をかく」というのが中年男性の特徴なんだそうな
夏、喫茶店で後頭部をお絞りで拭く・・・
恥ずかしいという感覚がなくなってきたからじゃないか・・・
あるいは、仕事など責任が重くなりストレスで冷や汗をかくのが
そう見えるのでは
というのが、秋元さんの分析
中年になって太った親父、
逆に痩せた親父もいるので一概にそうともいえないが・・・
僕は、最近、食が進むので少し太ったけど
若いときよ . . . Read more
秋元康著『おじさん通信簿』という本を読んだ。
秋元康さんは、高名な作詞家なので、自分と比べるのは無理だけど、おじさんという性質だけで比べたとき、全然、共通項がないのも面白いと思った。
正反対とは言わないけれど、僕の歩いて来なかった方の道を歩いて来た人なんだなあ~
これからも、交わる部分は全然ないだろうと思うけれど、僕にとっては、反発も、反感も、嫌味も感じない。こういう友達がいても、あいつはあいつ、 . . . Read more
杉浦由美子著『オタク女子研究』というのを読んだ。
なかなか、面白く読んだ。
オタクという人種(?)も、実はよく分からないながらも、否や、言葉で説明できなくても、なんだか実感として、ああいう人たちのことというのは分かるような気がしていた。
(自分の外部の人たちという感覚なのだけど・・・果たして)
しかし、どちらかというと、オタクは、男性のことという意識があった。
ところがところが、オタク女子(腐女 . . . Read more
今、吉野朔美著『お父さんは時代小説(チャンバラ)が大好き』と『お母さんは「赤毛のアン」が大好き』という文庫本(角川)を読んでいる。
文庫本を買うのは久しぶり。
僕の読書は、ほとんどが図書館。
何でも、滋賀県は一人あたりの書籍代が、下位から何位かの県。
いいえ、いいえ、本を読まないのではなく、図書館が充実しているから(?)。
まあ、ケチなんだろうけど・・・(汗)
東京に住んでいたとき、図書館に行っ . . . Read more
朗読と言えば、徳川無声。
徳川無声といえば、「宮本武蔵」吉川英治著を思い出した。
何故だろう、NHKのラジオで、朗読の時間みたいな番組があって、
毎日聞いていた(ジュールベルヌの「地底旅行」も)。
小学生だったか、中学生だったかは覚えていないけれど・・・
(クラスの誰かが一緒に聞いていた訳でもなく・・・、僕の趣味は大抵賛同者が回りにいない)
今、漫画の「バガボンド」井上雄彦著を遅まきながら読んで . . . Read more
小心者の技術―態度のデカいヤツに負けない方法 (単行本)藤沢 晃治 (著) という本を図書館で見つけて読んでます。
最近、これという読みたい本がなくて、まあ、ちょっと卑屈な題名のどっちかというと小賢しい感じもするけど、面白いかも・・・と思って借りた本。
いやあ、失礼しました。
ちゃんとしたマジメな(というのはおかしいけど)内容のしっかりした本でした。
著者は、ナント元IT技術者、同業者。『世界 . . . Read more
『考えすぎる女たち』
S・ノーレン=ホークセマ著 古川奈々子訳 ブルームブックス/ソニー・マガジンズ
という本を図書館でみつけて読んでます。
翻訳物で、分量も多く、骨が折れますが、ちょっとずつ読んでます。
書題は、女たちと性を限定しているけど、何も考えすぎが
女性に限ったことではないが、
ひとつの傾向であるのは確かみたいだ。そういう意味では、女性は損をしているのかも知れない。
でも、逆に、男は単 . . . Read more
『いなかもんの踏絵』長浜敬子 著を読んだ。読んだというのは、正しくないかも知れない。
この本、各都道府県のローカルネタを集約した本で(「Web永浜商店」の企画ご当地の踏絵)を書籍化したもの)、自分がその都道府県のローカルに通じていなければ、実は面白くない。
だから、僕が分かるのは、生まれの鹿児島か、育ちの大阪、現住の滋賀、転勤していた東京、勤務地の京都ぐらいで、それも、一部だけだったりする。
京都 . . . Read more
『トニー流 幸せを栽培する方法』(トニー・ラズロ 著)という本を図書館で見つけて読んでいる。
この人の考え方、僕にとっては違和感がない。
本の中に、トニー度診断というのがあって、なんだかとても当てはまる。
たとえば、
【たべもの編】
・食べたことのないものには敢えて挑戦するほう⇒見た目で判断するなんて失礼
・朝食はしっかり食べる⇒本当はそうしたい、時間がゆるさないだけ
・食べる速さでそれが好きか . . . Read more
『ツインソウル』という本を買おうと本屋に行ってみているんですが、見当たらない(予約するのは縛られるようで嫌い)ので、その代わりに、この前、ドラマをやっていた『愛と死をみつめて』ポケット版 河野実/大島みち子著を買いました。(今、文庫本って言わないのかな・・・?)。
『愛と死をみつめて』は、僕の幼稚園時代の映画だったようで・・・、勿論、題名は知っていたけど、実話だったとは、はっきり意識していた訳では . . . Read more
最近、『○○男』『○○力』を多く読んでいるので、
この『感じない男』も迷わず借りた(図書館で)。
この本は、凄い。
ここまで書くことが出来るというのが凄い。
多分、共感半分、非難半分という受けとめられ方をする本じゃないかと思う。
共感というのは違うかも知れない・・・どういう表現が妥当かなぁ~
ひとつのことの原因を突き詰めて行く・・・
どんなに突き詰めて行っても・・・
自分の守りたいものが邪魔を . . . Read more
小説家の佐藤愛子さんが、霊能者だということは何かの本で知っていて、
(図書館で)見つけたら借りて読んでみたいと思っていました。
本では、「霊体質」という言い方をされていて、もしかすると「霊能者」と「霊体質」は違いがあるのかも知れない。
ただ、霊体質者の波動の高低によって、あるいは、その能力の強弱によって、
見えるものが違うということは、念頭においておいた方がいいのだろうと思う。
僕自身は、霊能は . . . Read more