気疲れで体投げたい週末は帰り買うビールとポテチうす塩 . . . Read more
「題詠blog2007」というイベントに参加していたけど、今年になって転勤とかあり、それが原因という訳ではないだろうけれど、短歌が全然、詠めなくなっている。
スランプと言っては、おこがましいが、出てくる(思いつく)言葉に、ワクワクしないというか、
なんかそういうの・・・
というか、短歌だけでなく、全体的に、文章を書く、表現するというモチベーション自体が低下しているような気もする。このまま枯れてし . . . Read more
001:始
偶然が何度か重なり始まって終りに押し刺すピンは必然
002:晴
晴れ女それは我が名という娘雨が降るなら弟の所為
003:屋根
アンテナの向きを直しに屋根上る天国見えて我が歳を識る
004:限
あなたとは今日を限りに会えないと思っていても口にはしない
005:しあわせ
006:使
007:スプーン
008:種
009:週末
010:握
011:すきま
012:赤
013:スポーツ . . . Read more
宙空に投げた小石が転がってカランコロンで歌が始まる
親になり親が亡くなる人の世も 始まり知らず終わりも知らず
あなたの「あっ!」で始まって「じゃあまたね」のままフェードアウトる
始まりと同時に終わりが見えてくる 同行二人、老いと歩まん
銀幕に向かう顔顔消えてゆき始まりまでのカウントダウン . . . Read more
ふたりよりひとりの方が気が楽と 言ってるくせに 言ってるくせに
ふたりでもひとりでいても君は君 何が見えるの僕の向こうに
言ったよねふたりっきりになりたいって 嘘かも知れない ワナかも知れない
ひとり去りふたり去りしていなくなり そうして夏のベンチ醒めゆく . . . Read more
味噌汁の鳴門の模様をキッカケに渦巻き類を挙げてゆく5歳児
語彙が増えて来て、昔なら考えられなかったけど・・・
かたつむり・・・
かとりせんこう・・・゛
はなび?
みかん? . . . Read more
百合の花たった一人で咲く花よ 白き気高さ寂しくないか
百合は特に好きな花ではない。嫌いではないけど、大きくて、他を寄せ付けないのか、一株だけで、道端にポンと咲いていたりする。
写真は、家の庭にさいている百合。家内が球根を植えたのだろうか? 知らない。
あなたは百合のような人ですね。
と、言われた女性は嬉しいだろうか・・・
それは分からないが・・・
僕は、小ぶりの色のはっきりした花が好きだ。 . . . Read more
もし君がオペラが好きだと言う人であったならばと妄想に吐息
「063:オペラ」は、難し過ぎます。僕の人生にまったく無縁。
何がいいのかさっぱりわからん!
カシオペラとしゃれに逃げようか、あるいは、オナラで笑いを取ろうか(取れない?)
オペラハウス、オペラグラスと誤魔化そうか・・・
何んにしても、PASSしたい御題でした。
好きになった人が、こんなに無縁のものが好きだったとしたら・・・(退くよなぁ . . . Read more
夏の宿 竹でつくった食器だね 眺めてる君 ほろ酔いの僕
実際に自分が経験したシーンではないけれど、
「竹」の器や、お猪口など今の季節だと涼しげでいいなあ~と思う。
旅の宿で、竹でできた食器に、川魚の刺身などが盛られていて、
ワサビのツンと利いた醤油で食べる。
日頃飲まない冷酒を竹の臭いのするお猪口で飲んだりして・・・
照明はほの暗く・・・
おしゃれだねと彼女が珍しそうに、食器を眺める。
彼 . . . Read more
痛いよと大騒ぎして泣けばいい 痩せ我慢してどうする注射
いつからか痛いと言っても、誰もかまってはくれないことを知ってしまっていた。
僕は、痛いと言わないことが、世の中に伍して行く方法だと思い込んでしまった
可愛くない子供だ。
むしろ、我慢して歯をくいしばっているがんばりを
可愛いと思って欲しいと思っていたのかも知れない。
まあ、我慢出来ないことはないけど、
痛いのが好きなわけじゃない
(遠ま . . . Read more
「題詠100首blog」のイベント、到底一日一首のペースにはなれなくて、だんだん後がなくなって来つつありまして・・・
一回即興で作ってしまうと・・・、またそれでこなそうとしてしまう。
薄くなってしまうのは避けられないけど・・・
051:しずく
ひとしずく恋の媚薬を垂らしたい あちらを向いてるあなたのグラスに
052:舞
「藤娘」そういう名前の舞だった 関係ないけど君だったらと
053:ブロ . . . Read more
「題詠100首blog」のイベントも、もうそろそろ、一日一首のペースにならないと間に合わなくなってきた。
で、試しに10首、即興で作れないものかと・・・
040:道
この道と思った道は行き止まり 戻りの風景見直し歩く
041:こだま
こだまさん都会の好きなこだまさん 私の声は返してくれる
042:豆
駄菓子屋の甘納豆の景品は何か分からず憧憬残る
043:曲線
曲線がエロスに繋がる想像は字の . . . Read more
街灯が等間隔に並ぶ道叔父の背中で泣いて帰る夜
父親とのスキンシップの思い出が思い当たらない。
そもそも、父親に遊んでもらった思い出がない。
僕らの世代の父親が皆んなそうなのか、
僕の父親だけがそうなのかは分からない・・・
仕事で忙しそうにしていたし、自分が遊ぶことに夢中だったのだろう・・・
だから、キャッチボールしたような思い出もないし・・・
中学になった頃には、野球は僕の方が断然上手かった . . . Read more