「決め・分け論58」MBTI診断で、
性格の16タイプ分類であるMBTI診断というのを取り上げた。
その内の一つの指標「判断型 (J) vs 知覚型 (P)」が外部世界への対応ということで、
この「決め・分け論」の「決めたい」vs「分かりたい」と、同じベクトルの別の表現ではないかと見解を示してみた。
岡田 斗司夫さんの本で、
「人生の法則 「欲求の4タイプ」で分かるあなたと他人」というのを見つけた。
「人間の欲求を4タイプ(司令型、理想型、注目型、法則型)に分類。
タイプ判定テスト付きで、タイプごとの傾向と対策を解説する。
自分や他人の「したいこと」がわかるから、人間関係がスムーズになり、人生の目的が見つけやすくなる。」
とのこと。
4タイプは、岡田斗司夫さんが提唱する、人間の欲求特性を定量的に分類する手法で、
社会生物としての人間の本能を、
2つの特性(外向性・内向性、抽象的・具体的)を定量評価し、
2次元グラフ化して表現するとのこと。下図↓
で、各象限で分けられた4タイプとは、
「司令型」は、勝つことが至上命題な人々。
「理想型」は、結果よりもプロセスを重視する人々。
「注目型」は、自分の情熱が何より大事な人々。
「法則型」は、仮説を立てるのが大好きな人々。
詳しくは、
社会本能の4タイプ
判定テストのページのリンクは、エラーになってしまうので、今は、使えないようだ。
で、テストするまでもなく、僕は、「理想型」だなぁ~と分かる。
というのも、この4タイプの2つの特性(外向性・内向性、抽象的・具体的)は、
MBTI診断の指標「判断型 (J) vs 知覚型 (P)」を、「具体的 vs 抽象的」に置きなおしたとすれば・・・というところで
そのまんま、「決め・分け論」のベクトル(INSIDER・OUTSIDER、分かりたい・決めたい)に、対応する。かと
つまり、
「司令型」は、INSIDER ×決めたい
「注目型」は、INSIDER ×分かりたい
「法則型」は、OUTSIDER×決めたい
「理想型」は、OUTSIDER×分かりたい
に附合する。
外向性を、OUTSIDERに、内向性をINSIDERしたいところだが、
僕のINSIDER、OUTSIDERは、共同体のIN・OUTなので、自己の内、外とは逆になっているので、ご了解願いたい。※外交的な人が、社会的にはINSIDER(適合者)である。
「決めたい」を、具体的
「分かりたい」を、抽象的というのは、少し、観方が違うようにも思うけれども・・・
ちなみに、MBTI診断の、決断力(Decision-Making)を具体的、
柔軟性(Flexibility)を抽象的に当て嵌めたらいいのかなと思う。
各タイプの特性は、まさに、僕がここまで述べてきた、
「決め・分け論」の記述そのものなので、面白いなと、関心しているところである。
但し、「優位劣位の法則」は、
グラフ内の位置で右回りに当たるタイプが優位というのは、
僕の解釈では、外向性・内向性で、相互に「う~ん」なのだが・・・
ちなみに、
【理想型】
理想型は自分の考えている通りに物事をやり遂げることにこだわる。 つまり、結果よりプロセス、目的より手段を重要視するタイプです。 客観的な成功や完成ではなく、他人の目から見ても分からない、確固たる基準や理想像が自分の中にあって、それに近づくことが喜びとなります。
逆にいくら努力しても理想像に近づけないことが悲しみや怒りになります。 正義感が強く、頑固なこだわり派が多く、人間としてちゃんとしていたい、立派でありたいという欲求が強いです。 お金や権力に惑わされない、自由で自分らしい生き方を好む人が多いので、 客に媚びない職人や本物の芸術家はこのタイプです。
また、頑固過ぎて世間から浮いてしまうこともあります。個人的なこだわりが強い分、自分の理解者を一生かかっても捜し求めることとなるでしょう。
参考
その1/岡田斗司夫の4タイプ徹底解説
その2/岡田斗司夫の4タイプ徹底解説
【4タイプ完全解説/岡田斗司夫 切り抜き サイコパス 心理学 性格分析 性格診断】
筆の赴くままに 岡田斗司夫の4タイプ理論(人生の法則)