化学系エンジニアの独り言

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冷夏です

2006-06-23 | 環境
冷夏です。誰がなんといってもこれはもう冷夏としか思えません。6月も下旬になったというのに、日中の気温が20℃を超えた日が一体何日あったんだろうか。衣替えということで、夏用スーツに着替えたものの、夜帰るころには風に吹かれて寒いのなんの。

寒いだけならまだいいが、日照時間が以上に少ない。十勝地方では例年の17%だそうな。農産物への影響は必須です。

これもやっぱり、地球温暖化のせいでしょうか? 二酸化炭素排出による地球温暖化の影響で、冷夏の年が増加するのでしょうか。冷夏になると夏でも暖房を入れるので、ますます二酸化炭素排出が進んで温暖化が進み、そうすると冷夏がまたやってくるという、デフレスパイラスのようなことになるのでしょうか?

温暖化防止のためのクールビスというノータイ運動は非常にありがたいのだが、冷夏は全然ありがたく無い。

地球温暖化で仮に気温が3℃くらい上昇してくれると、農産物の収穫量は確実に上がるでしょう。ということは、バイオマスの収穫量も上がるということになり、カーボンニュートラルなバイオマス燃料の生産も増える、ということにならないか。温暖化はバイオマスの利用にとっては追い風といえるはず。

でも、北極圏の氷が解けて海面が何センチ(何十センチだっけ)か上昇に、水没する土地が出る。まー100年くらい先の話ですから、これから家を建てる人は少なくとも海抜100mくらいのところに建てればいいんじゃないの。なんなで順々に海抜の高いところに引っ越していけば、100年後に水没することも無いんじゃないか。とすると、必然的に首都移転をせねばならなくなり、それはそれでいいことではないのかなー。

ちょっと位の地球温暖化は大目に見ても良いという見方は出来ないもんか。
んー、無理があるかな。

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