~ アメリカン・クッキー ~
この日は私の誕生日、息子が先日英語教室のイベントで教わってきたアメリカン・クッキーをプレゼントに作ってくれた。
バタークッキーの基本的な生地を3等分し、プレーン、くるみ、チョコチップの3種類を作ってくれた。一応段取りは全て私がやったので大きな失敗や混乱はなく無難に仕上がったようである。このレシピは生地をスプーンですくって適当にシートに並べるだけなので簡単だが、ク . . . 本文を読む
~ イチゴのソルベ ~
夏本番ということでなかなかオーブンを使う焼き菓子を作る気分にならない。業務用オーブンを数十分も着けていると冷房が追いつかなくなってしまい大変なのである。
冷凍イチゴを使っておやつにイチゴのソルベを作った。アイスクリーム・メーカーは手回しの「どんびえ」である。二重壁内部に冷媒が入っている容器を事前に冷凍する家庭用のアイスクリーム・メーカーは容量の違いはあれど電動か手動かが . . . 本文を読む
~ ハードトースト ~
今まで何度も紹介している、我が家の朝食用3斤のハードトーストである。最近もほぼ毎週のように焼いているが特にトピックがなかったので久々に紹介することにした。
ツイスト整形にしてからかなり安定するようになり、最近は発酵にほぼ最適な室温(気候)なのでとても作りやすい。ツイスト成型時の所作もほぼ慣れて内層はきめ細かく揃うようになり、個人的には作り始めてから約4年、一応の完成を見 . . . 本文を読む
~ ココナッツ・エンジェルフード・ケーキ ~
家内から幼稚園ママの会合を家でやるのでケーキを作って欲しいとの依頼があったので作った作品である。
お菓子を定期的に作っていると卵白が余りがちになる。卵白のみで卵黄を使わないお菓子となると、メレンゲ菓子、フィナンシェ、ダックワーズ、マカロン、ラングドシャなどが思いつくが、どれも小さい焼き菓子なのでお客さんに出したときの派手さはあまりない。
そこで思 . . . 本文を読む
~ メープルシロップ・マフィン ~
アメリカ出張でメープルシロップを買いだめしてきたので、朝食にメープルシロップ・マフィンを作った。レシピは「1001 Muffins」を参考にした。
レシピ通りに粉は全粒粉を100%使用した。またレシピではピーカン・ナッツを入れるが、常備してないのでクルミをローストして代用した。クルミは事前にローストすることで食感がかなり軽くなる。アメリカでもピーカンはほかの . . . 本文を読む
~ シトロン・フロマージュ ~
こどもの日のケーキである。これは「人気のケーキ―一流シェフが手ほどきする」に紹介されているレシピで、クリームチーズのムースとレモンクリームのムースをスポンジを挟んで2層に組み立て、表面にレモンクリーム、側面にケーキクラムが貼り付けてある。
スポンジを焼く、レモンクリームを作る、カスタードクリーム(レモンクリームのムースに混ぜる)を作る、クリームチーズのムースを作 . . . 本文を読む
~ シフォンケーキ ~
デザートもう1種類はプレーンなシフォンケーキ、「The sweet trick―コヤマススムが教えるパティシェの裏技」に紹介されているレシピではじめて作ってみた。
このレシピでは卵黄生地を作るときに今までやったことがなかったちょっとした工夫がしてあるのだが、その効果に驚いた。とにかく今まで焼いたシフォンケーキの中でスポンジの弾力は一番、押しても確実に形が戻るスポンジの腰 . . . 本文を読む
~ ブランマンジェ ~
ピザ後のデザートは2種類、当日かなり暑かったので涼しげなものをと思いブランマンジェを作った。
ブランマンジェはアーモンドやココナッツなどの風味を付けた牛乳にゼラチンを加え生クリームと合わせて冷やし固めるババロアのようなものである。今回はアーモンドスライスを使用、風味をプラスするためにアマレットを加えた。
ブランマンジェのポイントはババロアより柔らかい微妙な固さの食感で . . . 本文を読む
~ ピザ ~
ランチ~お茶に来客があった。まずはランチにピザを作った。
今回は再びリュスティックの生地で、ただし以前の作品と違い全粒粉を混ぜたリュスティックのレシピそのままの生地で作ってみた。全粒粉が入ることでさらに生地の風味が増し、特に耳の部分の美味しさは格別だった。
2枚焼いたのだが、オーブンの予熱が低めの1枚目は薄く伸ばしたにも関わらずクリスピーさに欠けていた。それに対し2枚目はかなり . . . 本文を読む
~ チョコバナナ・タルト ~
先日書店で時間をつぶしていたとき立ち読みをしたレシピ本(本名は失念)に載っていたレシピ。チョコレートとバナナは黄金の組み合わせ、見た目も魅力的だったのでレシピのポイントをその場で暗記してきた。
ということで忘れないうちに早速作ってみることにした。タルト台はいつものパート・ブリゼ、チョコレートのフィリングは卵、バター、砂糖、少量の薄力粉、ラム酒を使ったガトーショコラ . . . 本文を読む
~ ハードトースト ~
最近何かと忙しくて制作活動が滞り気味であった。久しぶりにいつものハードトーストを焼いた。
春になり発酵管理が楽な季節になってきた。発酵器やホイロを持ってないので発酵、生地の出来具合に気候の影響が顕著に出る。家庭でのパン作りの難しいところでもあり、季節を感じながら毎回違った結果が楽しめる醍醐味でもある。室温が30度超えになる真夏まではパン作りに最適の季節である。
成型は . . . 本文を読む
~ バナナ・ブレッド ~
「1001 Muffins」から朝食用にバナナ・ブレッドを作った。このレシピはココナッツ・フレークを入れるのが特徴で、クイックブレッドの単調になりがちな食感にアクセントを加えている。
油脂はバターではなくサラダ油を入れる。あとの液体材料は潰したバナナと卵である。アメリカ本なのでレシピに詳しく指示はないが、これらをハンドミキサーで十分に乳化させるのがポイントである。バナ . . . 本文を読む
~ ラズベリー・タルト ~
来客があったので冷凍のラズベリーを使ってタルトを作った。タルト地はパート・ブリゼ、空焼後に卵黄を塗ってオーブンで乾かしアパレイユの染み込みを防ぐ。解凍したラズベリーを敷いて、アーモンドプードルによるジェノワーズ風の生地を流し込んだ。焼成後表面に解凍時に出たラズベリーの汁とシロップを合わせて煮詰めたものを塗り、ナパージュを塗って仕上げた。レシピ本を参考に家にある材料でア . . . 本文を読む
~ 焼き菓子2種類 ~
火曜日(2月28日)に参加するとあるパーティへの手土産に焼き菓子を2種類作った。
フィナンシェはいつも作っているようにアルミカップで丸く焼き、手土産ということで袋に詰めた。マドレーヌやフィナンシェなどバターケーキ系の焼き菓子は風味の良い発酵バターを使うようにしている。2日後のパーティには味が馴染んでベストの食べ頃になっているはずである。
クロッカン・オ・ザマンドは卵白 . . . 本文を読む
~ シナモンレーズン・ベーグル ~
前回の作品の時書いたが、アメリカで食べ慣れていたこともあってたまにベーグルが食べたくなる。シナモンレーズンは家族の好みのフレーバーである。
レシピはアメリカのスタンダードなものだと思う。元々はユダヤ人が考案したパンで油脂が入ってなかったようだが、ショートニングが3%程入っている。水分量が55%と少なく堅い生地なので、べた付きが少なく扱いやすいが捏ねにはかなり . . . 本文を読む