アイルランドの兄妹バンドThe Corrsのデビュー作品。ふらっと立ち寄ったCD店で流れていたNow Playingのジャケットを見て気になり購入した。以来久々にリアルタイムでフォローするバンド(ミュージシャン)となった。1995年発表の作品なのでかれこれ10年の付き合いになるが、いまだにこのデビュー作品が一番気に入っており、いつもそばに置いておく作品のひとつである。
The Corrsは美人 . . . 本文を読む
1979年5月13日、LondonのHammersmith Odeonでのコンサートを収録したビデオ(LD)である。
彼女のライブ映像はそもそもとても貴重で、それだけでもファンのマストアイテムと言えるが、
内容がそれ以上に素晴らしい。当時20歳であの妖精のような歌声は当然だが、パントマイムを
使ったステージングは一映像作品としても観賞価値がある。2人の黒人ダンサーと絡み、パン
トマイムをしながらヘ . . . 本文を読む
PFMと並んで今一番好きなプログレバンドGenesisから「一家に一枚」を選ぶのは難しい。「Nursery Cryme」~「The Lamb Lies Down On Broadway」はどれも候補になり得る。私がPeter Gabrielだったら「Foxtrot」だろうし、世間の批評を見ると「~Broadway」を推す人も意外に多い。実に迷うところだ。
私自身バンドをやっているということで、バ . . . 本文を読む
ニューヨークフィルとの共演によるライブを収めたこの
アルバムは選曲、演奏、オーケストレーションの全てに
おいて彼らの最高傑作と言って良い。初の大作「Scheherazade
And Other Stories」を発表しバンドとして最も充実していた
時期であったこと、そして最大の武器であるオーケストラ
との共演はクラシカルな楽曲の魅力を120%引き出した。
各アルバムからのバランスの良い選曲、スタ . . . 本文を読む
PFMのオリジナルメンバーでViolin,Fluteを担当していたMauro Paganiのソロ第1作目、邦題は「地中海の伝説」。文字通り地中海音楽(ロック?)の傑作で、行ったことはないので適当なことを言うが、なにか地中海の風景が浮かんで来るようだ。Mauro Paganiの仕事も当然素晴らしいが、PFMやAreaからのゲストミュージシャンと、随所に出てくる民族楽器が実に効果的に使われていて作品 . . . 本文を読む
このアルバムを聴くと、ギターを持たずにはいられない。
そして全曲一緒に演奏してしまう麻薬のようなアルバムだ。
私のギタープレイの基礎、特にリードプレイはKissの
Ace Frehleyのコピーで養われたが、リフバッキングの
基礎はこのアルバムのコピーで養われたといえる。
フロントのAngus YoungとBrian Johnsonがどうしても
目立ちがちだが、あの印象的なリフを支えるMalcol . . . 本文を読む
有名なプレスティッジマラソンセッション4部作の
中の1枚。「Cookin'」とどちらを挙げるか迷う所
だが、個人的に大好きな珠玉のバラード「You're
My Everything」が収録されていることでこちらを
選んだ。モノラルで1956年という古い音源だが、
その臨場感、空気感は物凄い。音の隙間も聴ける
アルバムはそう滅多にお目にかかれない。
是非騒音の少ない深夜にじっくり聴いて頂きたい。 . . . 本文を読む
まずTom Scholzのギターの音にやられる。
そしてアルバムを通じてドライブ感、グルーブ感に
満ち溢れている。正に爽快、痛快な音楽だ。
車の中で聴いていると調子が出てきてついつい
アクセルを踏み込んでしまうので注意が必要だ。
その上楽曲が素晴らしく、捨て曲は1曲も無い。
Tom Scholzのギターの音は一時期究極のディス
トーションサウンドだと思っていた。あれは
MIT卒のエンジニアであっ . . . 本文を読む
「一家に一枚」に推挙されるアルバムに捨て曲が
あってはならない。ポピュラー音楽でこれをクリア
するのは相当難しい。プログレと違い1曲が3~5分、
アルバム1枚に10曲前後は入っている。当然
ちょっと落ちる曲も数曲は入っているものだ。
当時このアルバムからDancing Queenが相当ヒット
したが、それ以外の曲もすべて素晴らしい。
正に捨て曲なし、文句無しの一枚だ。
ちなみにジャケットはちょっと . . . 本文を読む
イタリアの大御所プログレバンドPREMIATA FORNERIA
MARCONI(PFM)のMauro Pagani在籍時アメリカツアー
ライブアルバム。これから世界にはばたこうとする
若かりし彼らの情熱あふれる演奏は凄まじい。まさに
気合が入った演奏である。特に注目して欲しいのは
Live In USA(Cookはジャケ違い)のジャケット写真だ。
赤く照らされたMauro Paganiの背中の . . . 本文を読む
Kiss初のライブアルバム。当時ライブバンドとして
人気に火がついた彼らの熱いステージを余すところなく
収録するためセールス的にはかなりの挑戦といえる2枚組
となった。しかしあっという間にプラチナディスクを
獲得し、ロックライブアルバムの最高傑作一つとして
常に挙げられる名作となった。ステージの興奮が伝わる
ジャケットも◎。
私のギタリストとしての基礎はこのアルバムのコピーで
培われた。そして今も . . . 本文を読む
このコーナーでは私の独断と偏見で各家庭に絶対無くては
ならない音楽作品を紹介しようと思う。
本コーナー最初に紹介するアルバムはこれしかない。
このアルバムとの出会いは私の人生を変えたと言っても
過言ではないだろう。(詳しくは「ギタリストへの道」参照)
アルバム最初から最後まで張り詰めた緊張感は凄まじい。
楽曲、アレンジ、演奏どれをとっても文句のつけよう
がない。そしてRoger Deanによるカ . . . 本文を読む