~ シナモンレーズン・ベーグル ~
前回の作品の時書いたが、アメリカで食べ慣れていたこともあってたまにベーグルが食べたくなる。シナモンレーズンは家族の好みのフレーバーである。
レシピはアメリカのスタンダードなものだと思う。元々はユダヤ人が考案したパンで油脂が入ってなかったようだが、ショートニングが3%程入っている。水分量が55%と少なく堅い生地なので、べた付きが少なく扱いやすいが捏ねにはかなりの力が必要である。500gの粉に対して大さじ1程度のシナモンを加え、捏ねあがり後に様子を見ながらレーズンを適量混ぜ込んだ。発酵、ベンチ、ホイロ時間は短めで焼成直前に独特の食感の決め手になるケトリング(茹で)を行う。表裏それぞれ30秒ずつ行った。我家のオーブンは大きいが一段なため、粉500gの仕込みで12個が最大である。
仕上がりは表面の張り具合はまずまずだが、ホイロで温度が上がりきらなかったためやや発酵アンダー気味か?、ジャストならもう少しふっくら仕上がったのではないかと思う。成型時の生地の綴じが甘かったため、何個か裂け目が出来てしまった。堅い生地なので少し湿らせて確実に綴じないとダメなようである。
朝食に半分にスライスしてトーストしクリームチーズをつけて頂いている。
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