【釧路市湿原展望台】
広い湿原が一望できます。
あたりは、湿原が乾燥して、樹木が生い茂っています。
釧路市の施設で、3階や屋上バルコニーから景色を眺めることができます。
高い空を飛ぶのは、トンビかな。
獲物を探しているのかな。猛禽類ですね。
湿原展望遊歩道
湿原展望遊歩道
展望台から延長2.5キロメートルの遊歩道があります。平らで歩きやすいです。
樹林地が続いていますが、湿原は見えてくるのでしょうか。
【北斗展望台園地】
樹林地が続いていますが、湿原は見えてくるのでしょうか。
【北斗展望台園地】
バリアフリーの遊歩道を1100メートル歩くと、見晴らしのよい場所に出ました。
釧路川の支流と湿原と、樹林地がよく見えます。
釧路市のパンフレットでは、サテライト展望台と書かれています。
【釧路湿原ノロッコ号】
【釧路湿原ノロッコ号】
釧路駅から塘路駅まで、釧網(せんもう)本線を往復します。
釧路駅を出発してまもなくのこと…驚きました。
線路沿いの家々から、多くの人がトロッコ号に手を振って、お見送りしてくれるのです。
こういう歓迎は久しぶりで、うれしいです。
指定席で満員です。左側の3人席が湿原がよく見えるのですが、団体さんで売り切れ。
みどりの窓口では右側の2人席が取れました。進行方向に対し座席は横向きで、左右の景色が選べます。
塘路駅で撮ったジーゼル機関車です。電車じゃない。
ジーゼル機関車が客車を牽引するんですね。
のろのろと走るトロッコなので「ノロッコ」。
釧路川です。
人気のカヌーコースですね。
しばらく間、釧路川沿いにノロッコ号は走ります。
釧網本線は、単線ですね。電化もされていないし。
帰りは、ジーゼル機関車が後ろから押して進んでる。
岩保木水門が見えました。
岩保木水門が見えました。
釧路川は、ここで、釧路川と新釧路川に分岐します。
釧路川の下流部が過去に氾濫して釧路市街が大洪水になったため、釧路川に水門をもうけ洪水時に釧路川の水を制御するとともに、「新釧路川」として直線の放水路を新規に作りました。
新釧路川は、釧路市外の西側を蛇行せずに直線で海に速やかに注ぐ放水路になっています。
釧路川の洪水、それを防ぐための河川の改修や新釧路川の整備、そして昔の釧路川の復元と自然の回復。
絶滅したと思われていたタンチョウヅルが発見されたのが、ちょうど100年前の1924年。
258平方キロメートルの面積を持つ日本最大の釧路湿原。
開発と自然保護を巡る長い議論の末、1973年に自然保護優先が合意され、1980年にラムサール条約登録湿地に、1987年に国立公園に指定。
地元の方の努力は続いていますね。