沖縄での一人暮らし

延べ8年間、沖縄で一人暮らしをしました。歴史・自然・文化を伝えます。

確定申告の準備とふるさと納税

2020-12-02 | 生活

12月になりましたね。


今年半ばで退職したので、職場でやってくれた年末調整は無く、自分で納税額を計算しなくてはならないです。
 
在職中は、年間を通した給与を見込んで所得税が天引き(源泉徴収)されていました。
 
しかし、夏に退職したため、給与総額は昨年の半分以下になり、今年の所得税率はワンランク下がるはずです。
 
払い過ぎの所得税を還付してもらうのが、確定申告制度です。(自己申告しないと還付されないシステムです。)
 
国税庁のホームページには、令和2年用の確定申告の用紙がアップされています。
 
また、「確定申告の手引」もあって便利です。
給与、年金、退職金の控除、保険料、医療費、寄付金の控除を計算して…
 
(今までは申告書Aだったけど、退職金は分離課税だから申告書Bを使うのか。年金は雑所得で別の控除枠がある)
 
しかし、令和元年用の手引で作業してたら、行き詰まりました。
今年から控除額が変更されてます。
 
基礎控除が38万円から48万円に、10万円増大。
一方で、給与所得控除が一律10万円引下げられ、公的年金控除が70万円から60万円に10万円引下げられた。
 
給与収入だけの人は、差し引きゼロで変わらないけど、
途中退職し給与と年金があるので、10万円増に対して20万円減で、「控除額が10万円減る すなわち税金増える」ことになってしまう…。
 
「そんなわけない」はずなので、「令和2年用の確定申告の手引」をみたいけど、まだアップされていない。
年末か年明けになりそうです。今年はコロナ対策でいろいろ大変なのだと思います。
 
「何で急ぐの?確定申告は2月でしょ!」
 
と思われるかもしれませんが、切迫した理由があるのです。
 
おそらく、私がふるさと納税できるのは「今年が最後」で、その期限は今月中。
 
(給与と年金の課税対象額からふるさと納税の限度額を算出し、退職金の課税対象額から算出したふるさと納税の限度額と合算する)
 
納税額をきちっと計算して、「北方領土返還運動に取組む根室市」にふるさと納税して、美味しいカニを食べたい。
 
控除額は差し引きゼロに違いないと、国税庁を信じて、ふるさと納税したのでした。
 
 
(12/12追記)
「令和2年用の確定申告の手引」が国税庁のHPにアップされていました。
所得金額調整控除額が設けられ、計算式(2)において
10+10-10=10万円を差し引いた金額を給与所得に計上するとされ、解決されていました。(P11-12)