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沖縄での一人暮らし

延べ8年間、沖縄で一人暮らしをしました。歴史・自然・文化を伝えます。

郵便局と警察署

2020-08-25 | 沖縄のくらし
郵便局で、定額貯金をしようと思ったのです。本人確認の書類は運転免許証がある。

郵便貯金の窓口で、沖縄の住所の運転免許証を見せると、係の人の手が止まった。

イヤな予感がした。

「遠くから、来られたんですね。」
 (内心:それは貯金と関係ないと思うけど)

「犯罪防止の観点(犯罪収益移転防止法)で、本人確認が厳しくなっておりまして。」

「今、免許証の住所にお住まいなのですか?」
 (内心:かわすことが出来ない、直球の質問が来た〜。)

「いえ、転居していますが住所変更はまだです。」あっさり正直に答えた。

「では、住所変更されてから、お願いします。」

(内心:おお〜。普通預金を、同じ通帳の定額貯金に移すだけのことなのに。先に警察署に免許証の住所変更手続きに行って、郵便局に出直さないといけないのだろーか?どんな世の中になっているのか。)

「住民票で、代用出来ませんか?」
実は、番号札の案内係からは既に同じことを言われており、「住民票ではダメ」と言われていた。
警察署よりも市役所のサービスセンターがはるかに近いので、聞いてみた。

「住民票でも大丈夫ですよ。」
「分かりました。直ぐとってきます。」
さっと振り返ると、さっきの案内係の人はどこかに消えていた。

市役所サービスセンターに行き、旧住所入りの住民票を発行して貰い、現住所と運転免許証の住所とのつながりを説明できるようにして、再度窓口に行くと、対応者は同じ人だった。

暑い中指摘された通り書類を用意して来たので、窓口の人は大変申し訳なさそうなオーラを表情や手振りで盛んに出していた。

通帳の住所変更手続きをしてから、定額貯金の手続きをして、やっと当初の目的を果たした。

「お荷物になるかもしれませんが、宜しかったら」とタオルと洗剤をくれた。
使うかなあとは思ったけど、有り難く受け取った。

郵便局の通帳は他にもあり、沖縄転居で沖縄に住所変更したのは1通だけ。
他の通帳の住所はどうなっているのだろうか。名寄せされたから、沖縄住所になっているのだろうか。