沖縄での一人暮らし

延べ8年間、沖縄で一人暮らしをしました。歴史・自然・文化を伝えます。

イノーの生き物

2007-02-21 | 沖縄の海
今日は大潮。引き潮の規模が大きいので、イノーに下りてみました。
「イノー」は沖縄の方言で、水深1~3メートルのサンゴ礁の浅瀬です。
普段は、海をエメラルドグリーン色にしていますが、潮が引くとサンゴ礁が海上に出てきます。
「サンゴ礁」は、石灰質であるサンゴなどが一つ一つ摘み上がり固まって、海面近くまで上昇した地形です。

緑色は、アオサという海草です。
イノーは海の畑とも呼ばれ、海草や魚貝類の住処で、それらを捕食する生物もやってくる、生き物の宝庫です。
小さな生き物を踏み潰さないように注意しながら、ちょっと探検しました。

人影を察して素早く逃げたカニ。分かりますか?

貝です。潮が引いたので、どこかに動こうともがいていました。

ウニとナマコです。ナマコは高級食材です。

ナマコだらけです。高級じゃないのかも…。

ルリスズメダイ。鮮やかなルリ色です。

茶色いナマコです。名前は不明です。

タカラガイです。

これも名前が不明です。
上から見つけました。

海岸を横から見たところです。
波の力で浸食されています。
迫力があります。