北海道の気持ち良い季節、十勝千年の森で2日続けてイベントが行われた。
隣町の鹿追町からのイベントは、町子ども会が連携して地域子供会育成連絡協議となり、今回はじめてのイベントが十勝千年の森で行われた。
午前中は森の中でフィールドビンゴを行い、千年の丘の頂上でハルニレやエゾヤマザクラの植樹を行った。午後はヤギや羊とふれあい、羊毛を使ったウールクラフトを楽しんだ。
青空のもと元気いっぱいのエコツアーだった。
そして翌日、年齢層は一気に高まり、第20回気功の会in北海道が十勝千年の森で行われ、80人近い気功の愛好者が全国から集った。
午前中はガイドの吉原拓志氏の案内で、ハルニレやシラカバを植樹し、その後はセグウェイや森のガイドに参加した。
午後からは森の中で天地の間のコンサートが行われ、奈良裕之氏と二風谷に住むアイヌの山道アシリレラ氏が森の中で民族楽器やアイヌのユーカラ、ムックリを演奏し、気功愛好者たちはその音楽にあわせて体を動かし、森の時間を楽しんだ。
山道アシリレラさんの森に中でのユーカラ(アイヌの伝承)はとても良かった。
現代の私たちが求める文明社会に森で生きたアイヌの古くからの伝承は、考えさせられることばかりだ、そしてムックリという竹で作られたシンプルな楽器が奏でる音が森の中へと吸い込まれていき、現代人が失ってしまった感覚に気づいた。
たかが森だけど、これだけたくさんの人間でも何事もなく受け入れてくれるものである。
森もいい迷惑だったかもしれないけど、森が大切な時代である。
土曜日、日曜日限定ですが、ビジターセンター『マンサード』の前でも
宿根草やハーブの販売を始めました。
1㎡のガーデニングをテーマに、「メドウガーデン」セットもご用意させていただいております。
●紫を基調に、赤や白が入り、庭を鮮やかに彩る メドウ
●白い花を集め、清楚で優しい雰囲気がお好きな方にオススメしたい ウッドランドグレード
など、4種類のセットがございます。もちろん単品も豊富に取り揃えておりますので、ぜひ1度遊びにいらしてください♪♪
明日は、13:00~16:00の営業となっております。
皆様のお越しを、お待ちしております。
~ 第3話 放牧始めました ~
早朝からセミの大合唱、緑生い茂る大地、青い空と、そして白い山羊の群れ・・・
十勝にも、ようやく夏がやって来ました!しかし・・・・・
暑い・・・暑いっっっ!! f(‐Д‐;)
山羊達も相当暑がっているだろうなぁ・・・と、思いきや・・・
暑そうにしながらも、放牧地でのびのびと走り回っています。
そう!放牧の季節がやって来ました!!!
1日中、ヤギは外に出られるようにしてあります。
雨が降ると中へ(山羊は水が苦手なのです(+_+;))、晴れたら外へと、
自由に出入りし、のびのびと過ごせる山羊は幸せ者♪(*´▽`*)
搾乳があるヤギチームは、前にもお伝えした通り、朝と夕方の2回搾乳があるので
私達が迎えに行きます。
搾乳ヤギチームの放牧地は、他の放牧地より奥の方にあります。
山羊がつけた小道を進んで行くと・・・・・遠くに白い点々。
今日も自由に楽しむ山羊達の姿♪
ここでは牧羊犬(牧山羊犬?(笑))は使用せず、私達が鐘を鳴らし、山羊達を呼びます。
カラ~ンコロ~~ン!!(鐘の音) おいで~~!!!
すると・・・一斉に山羊達がこちらへ向かって来るではありませんかっ!
ドドドドーーーーーッ!! ドンッ!!(最後の音は山羊に体当たりをされた音 f(^▽^;))
これほど勢いがあります(笑)
その後はゆっくり・・・山羊の歩調に合わせ、私達が後ろからついて行きます。
鐘のついた杖を持ち・・・気分はペーター?(笑)
酔いしれる新米でありましたぁ~(^▽^;)
さぁ!搾乳の開始 開始♪
※ 余談:先日、放牧地の電牧(電気の通っている線で、触れるとキケン!)に
ふれてしまった新米( ゜Д ゜;)
しかし、感覚が鈍いのか数秒後に痛みが・・・
良いのか、はたまた悪いのか・・・(笑)
(次回もお楽しみに♪)
そこで、ガーデンのハーブや野菜、宿根草をポット苗で販売することになりました。場所は、ガーデンカフェ・ラウラウ。週末には、ビジターセンター「マンサードホール」の前でも販売します。
●ガーデンカフェ・ラウラウ
営業時間(オーダーストップ16:00)
10:00-16:30
定休日
グリーンシーズン中は無し
●ビジターセンター「マンサードホール」
営業時間
グリーンシーズン(2009 4/25-10/31)
10:00-17:00
また、『1㎡のガーデニング』をテーマに、ダン・ピアソン デザイン「メド
ウガーデンセット」も販売します。ご自宅で、野の花の庭を楽しんでみませ
んか?庭の広さに合わせて1㎡から始められます。
話題のキッチンガーデンのセットも、これからご紹介していければと思います。
ガーデナーおすすめのガーデンツールもそろえておりますので、ぜひ一度遊び
にいらして下さい。皆様のお越しをお待ちしております。
ノチユにも、ゴールデンウィークにはたくさんのお客様にお越しいただき
ました。ありがとうございます。
チーズ工房二階では、一階の製造室でつくられたヤギのチーズをはじめ、
かわいいグッズの販売、また、チーズの製造作業も2階の窓から見学できます。
そして絞りたてのヤギミルクの試飲も出来ます。
やぎミルクに抵抗があったお客様にも、甘くて飲みやすいととても好評です。
やぎのミルクは、アミノ酸組成が牛乳よりも人のミルクに近く、やぎチーズは
消化、吸収にもとっても優れた、完全栄養食品です。
これから日々夏に向かっていきますが、おいしく食べて、元気に毎日を過ごして
いきたいですね。
皆様のお越しをお待ちしております(ノチユ販売スタッフより)
初夏の気配はエゾハルゼミの大合唱とともにやってくる。
さまざまな草花は大きく育ち大きな葉を広げ始めた。山菜の季節も終盤で、ワラ
ビとフキで山菜採りの季節が終わる。ワラビはシダの仲間では珍しく太陽が大好
きな植物で、明るい森もしくは草原に生える。
ここは、森に光を入れるために少し木を切った森で、野草を増やすために笹刈り
をしたためにワラビがびっちり生えた。
十勝のアイヌはこの草の若い葉柄はやはり食料にしたが、
それほど重要な食料ではなかったらしい。この草は秋の枯葉が鹿の毛に良く似て
いるので鹿と間違えて弓矢をつがえて忍び寄ったり、枯れたワラビ原だと思って
鹿の群れに近寄って逃げられたりしたことも多かったという。山で狩小屋を作る
ときにこの枯葉はよい囲いになり、寝床に敷いた。(コタン生物記より)
この日は、スタッフが集まり「朝の勉強会」ということで、
ワラビの採取とアク抜きまでを行った。「食べる分だけ」といいながら、ついつ
い夢中になってワラビを採った。(吉原拓志)
ノルディックウォーキングは、「ただ歩く」を「効率よく歩く」ための技術です。
「首、肩にかけての痛みやこりを解消する。」
「首から背中にかけての横方向の柔軟性が向上する。」
「関節や膝が悪化しにくい。」
「関節や膝への負荷を軽減する。」など、続けることで効果があらわれるといわ
れます。
新緑の森、ハルゼミや夏鳥たちのさえずりを聞きながら、この機会に体験しては
いかがでしょうか?
■2009年6月21日 9:30十勝千年の森集合 11:30解散
■講師:鞘野紳量(さやのしんりょう)
日本ノルディックフィットネス協会認定アドバンスインストラクター、
遊方屋代表
■定員:15名
■対象年齢:中学生以上
■参加料:2,000円(受付時にお願いします)
■詳細・お問い合わせは、090-2075-8903(鞘野まで)
イトヨ。北海道ではトゲウオとかトンギョという。背中やひれにとげがあるから。
湧き水にすむイトヨは本州では天然記念物、北海道でも珍しい存在になりつつ
ある。
去年の6月に近くの川から十勝千年の森の小さな池に移植した。7月にふ化した
稚魚が数百匹の群れを作って泳ぎ始めたと思ったら、やって来たのがアオサギ
だった。イトヨをどんどん食べ始めた。小魚が増えれば、それをエサにする動物
がやってくる。イトヨには悪いけどアオサギの優美な姿を楽しませてもらった。
そんなイトヨも何とか冬を越し、再び恋の季節がやってきた。
雄は必死に水草を集め巣を作る。メスに気に入ってもらえるように必死のようだ。
縄張りをもち、近づいてくる雄は徹底的に追いはらう。カメラを近づけても逃げ
ようとせず、危険を省みず子孫を残すのである。産卵を終えたら再び雄が子育て
に励む。水辺にすわりそんなイトヨに見入る私は、ちょっと切なくなった。
メモ:花(カラマツソウ、ゼンテイカ、コンロンソウ、アイヌワサビ咲き始めた、
コウライテンナンショウ見ごろ、コケイラン、ササバギンラン、ハクサンチドリ
が咲き始め、ホオノキ、トチノキの花咲き始め、マイヅルソウ、アヤメ、クリン
ソウ、ユキザサ咲き始め、シラネアオイ、オオサクラソウ、ニリンソウ、ミヤマ
エンレイソウ終わり)
野鳥:キビタキ相変わらず良く鳴く、見れる。
カッコウ、ツツドリ、アオジ、ノビタキ、アカハラ、オオジシギ、ベニマシコ、
キセキレイ、キバシリ、アカゲラなど良く鳴きよく見れる。
エゾハルゼミは日中陽がさすとすごい賑やか。(吉原拓志)
KさんとYさんとCO2削減ツアー炭素の旅に出発。
野鳥は、ウグイス、ツツドリ、今期初鳴きのアオバト、そしてキビタキの巣を
発見して、しっとりとした森にいつの間にか吸い込まれていた。
小さな小川にはカジカやカゲロウの幼虫がたくさんうごめき、植物の光合成に
よって自然界が動いていることを感じジーンとした。
札幌からはるばるご参加くださりありがとうございました。
次回は樹液コーヒーでお会いしましょう。ありがとうございました。