11月27日十勝千年の森
11月28日。昨日の夜から今朝にかけて雪がさらっと降った。
十勝平野の山沿いはうっすらと白くなり、冬の匂いを感じる。
だけど、平野部はまだ積雪がなく、デントコーン畑の落穂をたべる
オオハクチョウの群れを車から見かけた。
写真上部の枝の間にある固まりがエゾリスの巣
(巣のすぐ下にエゾリスがいるのがわかりますか?)
昨日雪の中、ミズバショウが咲く湿地の森を歩いていたら、数時間くらい前の新しいエゾリスの足跡をみつけた。気配に集中すると、すぐ横のクルミの枝にエゾリスのねぐらがあった。今年このあたりの森はクルミが豊作だったので、引っ越してきたようだ。公園や人家まわりでエゾリスはみれるけど、ちょっと山奥でみるエゾリスの姿はいいものである。
11月27日 十勝千年の森現代アート 「虚と実」
この季節は水と氷がせめぎあう季節で、不思議な造形を見ることができる。
おそらく池の底にたまった落ち葉などが腐りメタンガスの泡がこの池の模様を作るのだろう。
十勝千年の森は人間が作った現代アートに自然が見せる芸術作品がプラスされる。
そんな角度で人間の文化と自然の不思議に意識を傾けるとまた一つ年をとった自分に気づくものである。 ああ。