十勝千年の森

十勝千年の森スタッフによるブログ
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小さい春

2007-03-26 16:38:58 | 
千年の森の奥の奥地です。まだまだ雪深く60cmほどの雪が残る場所でしたが、南向きの斜面には、乾いた地面が現れていました。久々に見た土の地面です。目が自然に何かを探してしまいます。そんな期待を裏切らないところが自然!姿を見せてくれたのは、春の使者、フクジュソウでした。曇っていたので花は開いていませんでしたが、小さな春に得した気分です。森のガイドがご案内いたします。大人1人2時間2,000円ちょっとした森の時間はいかがでしょうか。詳しいことは0156-63-3000担当吉原まで。

クワガタの幼虫元気です

2007-03-26 16:24:32 | 
千年の森でクワガタの幼虫が元気に育っています。写真の幼虫は昨年2006年の夏に事務所のまえに転がっていたクワガタの卵から育った幼虫です。千年の森では、クワガタが森とどんな風に関わりをもっているか調査をしています。かっこいいだけのクワガタではなく、森の中の重要な役割を持つクワガタに敬意を評しております。春夏秋のシーズンを通してクワガタのプログラムを行なっています。第一弾は、2007年4月22日(日)、クワガタの幼虫の植替えとシイタケのほだぎ打ちを行ないます。昨年の秋に参加された方が優先なので、定員に達しない場合は一般の方の募集を行ないます。詳しいことは、千年の森担当福井まで電話0156-63-3000.

クロカンコース案内

2007-03-21 12:39:19 | 
クロカンコース状況 3月21日


千年の森のクロカンコースの状況です。千年の森のクロカンコースは、3月25日(日)に森林コース(3km)、展望コース(7km)がクローズになります。入門コースは、3月31日(土)をもちましてクローズさせていただきます。皆様のご利用誠にありがとうございました。

クロカンコース状況2007年3月19日

2007-03-19 10:22:30 | 
クロカンコース状況  3月19日
現在のクロカンコースは森林コース3kmと入門コースの0.8kmが滑走可能です。

暖かい日が続き、コースが不安定です。特に午後はコースがゆるむのでご注意下さい。

自然の中で春の息吹をゆっくりと感じながらお楽しみ下さい。明日、展望コース7kmをオープンさせる予定です。

ヤギの配合を食うクロテン

2007-03-13 16:17:34 | 
千年の森の夏はお土産件案内受付になる建物のマンサードホール。冬は動物達の非難小屋になる。エゾリスがいなくなったと思っていたら、現れたのがテン(正式名はエゾクロテン)。そりゃエゾリスが近づかなくなる。写真に収めてみた。

カンジキ作り体験ご参加ありがとうございました

2007-03-05 18:33:21 | 
帯広市の森本さま
先日はカンジキ作り&森散策体験にご参加いただきありがとうございました。始めのうちは、慣れない手つきでしたが、すぐにプロの編み技で一気にカンジキが編みあがりましたね。天気も良くて穏やかな森歩きで、良い一日でした。次は、ぜひ雪がなくなった森を一緒に歩きましょう。さっそく、三重のHPみました。そして、メールさせていただきました。穏やかそうな場所で、次回は森本さんのガイドでよろしくお願いします。カンジキではなく、カジキのお刺身で・・・。


以下 宣伝です
3月3日カンジキ作り体験は、1時間ほどでカンジキを作りあげ、秘密のお茶で一服し、カンジキをはいていざ森へ。森の中は風もなく穏やかで、雪の上を歩く虫や、イタヤカエデの樹液、エゾモモンガの巣を観察したり、キツネやエゾリスの足跡を追いかけたり・・・短い時間でしたが楽しいひと時でした。

カンジキ作り体験は3月いっぱい行なう予定です。この時期にしか見れない森に出会いに来てください。詳しくは、0156-63-3000 福井もしくは吉原まで

エゾモモンガを待つ

2007-03-02 12:15:43 | 
十勝千年の森のヤチダモが生える森の中、7年ほど前に作ったツリーハウスは今では風にさらされハウスとは言えない姿になってしまった。だけどこのツリーハウスに住む生き物がいる。それがエゾモモンガである。

出合ったのは3年前、何気なく森をスノーシューを履いて歩いていると、黄色いオシッコの跡と大量のネズミのような糞が太いミズナラの根元に散らばっていた。これは何だ?と太いミズナラを見上げると、直径5cmくらいの穴があいていた。エゾモモンガの巣だった。

エゾモモンガは普段は夜行性、夕暮れとともに活動をはじめ、日が上がると穴に戻ってしまう。夕暮れ時は、エゾモモンガが気になり、仕事をさっさと片付けて、その穴へと向かった。

すでに西の空は、青から紺へ夜の色へとグラデーションを作り、雪面には木の影が映り背中の月が明るさを増し始めていた。風のない森の中はキーンと耳鳴りがなっているような静けさだった。エゾモモンガが住むミズナラは、黒っぽくシルエットしか見えない。姿を見せてくれるだろうか?

18:00、森に入って30分ほど待っていると、カリカリと音が聞こえてきた。エゾモモンガが動いているようだ。さらにじっと待つと木によじ上る黒い影が見えた。

エゾモモンガとの出会いは、たいてい黒いシルエットで、運がいいと手を広げて森を飛び舞うシルエットが見える。日によっては、明るい時間に穴から顔を出すこともあるけど、たいていはっきりと見せてくれない。問題は寒さとの我慢くらべで、30分が限界。出会えたことでなんとなく気持ちよくなって森を後にする。エゾモモンガを待つ静かな森。冬に出会う不思議な生き物である。