隙間という隙間に炭が・・・
この季節がやってきました。
融雪作業です。 炭まきです。
目にも耳にも口にも洋服の中にも炭が入り、みんな涙を流しながらの作業です。
木道園路の上は、スコップで氷を割り、雪をどかしていきます。
ポカポカとした春の陽気の中、汗をかきながら体を動かすのはとても気持ちが良いことです。
そんな中、先日蒔いた種が発芽しました。
わかりますか？ 真ん中にある少しピンク色をした芽。
Tagetes cinnaber という花です。 昨年は、トマトやバジルと一緒に植栽していたので
実際に花を見たことがある方もいらっしゃるかと思います。
成長するとこんな素敵な花を咲かせてくれます。
先週、今年初めての種まきを行いました。
小さな小さな種を、一粒ずつピンセットを使って播きました。
いつ、何を、どれだけ播いたのか、わからなくならないように、
播いた日付、植物名、播いた数をテープに書いて貼っておきます。
今朝温室に行きましたが、まだ芽は出ていません。
植物によっては、芽が出るまでに１週間から１０日ほど時間がかかるものもあります。
ちゃんと芽がでてくれるか、少しドキドキしますが、
温室に通うのが楽しみです。
n.m
「冬の間、ガーデナーはどんなお仕事をしているの？」と、よく聞かれます。
冬の間は、春の準備です。
最近は、キッチンガーデンに今年は何を植えようかと考えているところです。
トマトだけでもたくさんの種類があるので、ワクワクします
もうひとつの楽しみは、種の入っている袋です。
上の写真は Lam's Ear Seed という会社の袋で、羊のイラストがお気に入りです
雪の下では、最近の暖かい陽気をうけてガーデンの花達の春の準備が始まっていることでしょう。
今年も、植物たちの成長が楽しみです
今年のグリーンシーズンオープンは、４月２３日（土）となっております。
森やガーデンの植物も成長し、昨年とはまた違ったガーデンが皆様をお待ちしておりますので、楽しみにしていただけると幸いです
ここ十勝千年の森が雪に覆われているこの時期、ガーデナーは一体どんな仕事をしているのかとよく聞かれます。
以前のブログで、植物のたねについてご紹介したこともありましたが、その採種した たね を掃除したり（さやから出したりゴミを取り除いたりします）、いろいろとデータをまとめたり・・・
最近取りかかり始めたのが、今年の春からのキッチンガーデンの計画です。
何をどんな風に植えるか。それぞれのベッド（花壇）にきちんとテーマを設け、そのテーマに合わせて植栽する野菜やハーブを考えます。
昨年植えたカボチャは、なかなか立派な実をつけてお客様にも喜んでいただき、カボチャの写真を撮るお客様の姿を見て、私たちも嬉しくなりました。
今年も、もっともっとたくさんのお客様に楽しんでいただける庭を目指します
ので、皆さんも春を楽しみに待っていてください！
シーズンオフとなったガーデンでは、雪が降る前に・・・ と、
大急ぎで冬囲いをすすめています。
越冬が心配される植物に、不織布とよばれる柔らかい布を巻きます。
その上からムシロを巻けば完成です。
すっぽりとムシロにくるまれた植物達は、暖かい冬を過ごせるはず。
これで、もう雪が降っても安心です。 
実りの秋です。
じゃがいも 「 さやあかね 」 を収穫しました。
以前、ご紹介した 「 シャドークイーン 」 という芋とは形も色も違います。
土にスコップを入れる瞬間は、期待と不安でいっぱいですが、
掘ってみるまでわからないのが、芋掘りの楽しみです。
↓↓ シャドークイーンについてはこちらをご覧下さい。
http://blog.goo.ne.jp/forest1000/e/cd99e4fd4ecc87ba93efe33c89853717
こちらが、とれたての 「 さやあかね 」 。
スベスベとしたなめらかな肌が、健康に美味しく育った証拠です。
名前のとおり皮色が少しピンクがかっていて、丸々とした芋は、
食べるのがもったいないほど、可愛いです。
じゃが芋の他にも、カボチャの収穫を行いました。
豊作です。
真ん中の一番大きなオレンジ色の 「 シンデレラカボチャ 」
シンデレラカボチャの上に乗っている長細くて黄色の縞模様の 「 デリカータ 」
シンデレラカボチャの周りを囲むようにある白っぽい皮の 「 小菊 」
カボチャといっても、色も形も様々です。
種を蒔いてからずっと生長を見守ってきましたが、
雨の日も風の日も庭でたくましく育ってきた野菜に、たくさんの元気をもらいました。
十勝千年の森のガーデンでは、毎年、植物が種をつけると採種を行います。
ガーデンカフェ ラウラウの店内にある ガーデナーズルームで、現在展示している
種をいくつかご紹介します。
ニコチアナの種です。
鉛筆の先と比べて見てください。とてもとても細かいです。
息を吹きかけたら、簡単に飛んでいってしまいます。
ナスタチウムの種です。
今度は、鉛筆の後ろに付いている消しゴムくらい大きな種です。
表面が少しゴツゴツしています。
ディルの種です。
丸みは少なく、平べったくて少し大きな胡麻のようです。
１株からたくさん採れます。
テリマの種です。
ニコチアナの種よりは、少し大きいです。
色も赤みがかっています。
雑穀ご飯に入っていそうな感じです。
サラダバーネットの種です。
丸みがあり、表面はザラザラしています。
マリーゴールドの種です。
他の種とは違って、長さがあります。
黒とベージュ色の長細い形をしていますが、黒い部分から芽が出てきます。
色や形が様々な植物の種ですが、
私は、種とその種から成長した植物の大きさのギャップに驚かされます。
皆さんのお庭にも種ができているかもしれません。
ゆっくりじっくり眺めてみると、楽しい発見があるかもしれませんよ。
n.m
今日は、待ちに待ったじゃが芋の収穫をすることができました。
収穫できたのは、「 シャドークイーン 」 という紫色の芋です。
一つ洗って、土を落としてみました。
今年は数も少なく小ぶりな気がしますが、綺麗な紫色でした。
夏真っ盛り・・・とは言えないぐずついたお天気が最近続いていますが、
キッチンガーデンの野菜たちは順調に育っています。
去年は雨が多くてうまく育たなかったカボチャですが、今年はなかなか元気です。
７月２日のブログ（http://blog.goo.ne.jp/forest1000/e/86943d66014721425ac4275647d5148d）で紹介した
‘シンデレラカボチャ’は１ヶ月弱でこんなに大きくなりました。
日々、大きくなっていくカボチャを見るとつい、にやけてしまいます。
コールラビやお豆たち・・・
この ぷっくり とした感じが私のお気に入りです。
他にも、キッチンガーデンには見て楽しい野菜たちがたくさん育っていますよ。
y.t.
