十勝千年の森

十勝千年の森スタッフによるブログ
イベント情報やお買い得情報も満載
http://www.tmf.jp/

森もりゴールデンウィーク 開催中!

2008-04-29 16:53:03 | 
ゴールデンウィークも前半終了ですね!
今年も千年の森では、楽しい森らしい色々な催しを企画しています。
皆さんのお越しをお待ちしてますよ!

日時:2008年4月26,27,29日 5月3~6日 午前10:00~午後3:00
内容:300株の見事なミズバショウ群生地へのルートを、この期間だけ開放
   セグウェイ特別試乗会:10分1,000円
   幣のフィールドワークショップ 無料
   ほだ木打ち体験 無料 *打ったほだ木は一本1,000円で販売
   焚き火パン体験 300円
   石窯焼きピザ  300円
   森のゲーム  100円*景品付
   引き馬乗馬   1,000円

皆様のお越しをお待ちしています!  

クワガタの森づくり その一

2008-04-20 16:04:50 | イベント
今年度初の森のようちえん!
近隣から集まった22名。


森からやってきたクワガタキングが、何か紙芝居を持って訴えています。
何か苦しそうです。
キノコの種を木に打ちつけるのをやって欲しいようです。
じゃあ、やってみようということになり、
早速、森のハカセヨッシーがやって見せます。
トントントントン。
全部のほだ木にキノコを打ち終わったら、今度はクワガタの植え替えです。
クワガタキングがお腹を減らしています。
どうやらご飯が足りないようです。
キノコが出終わってボロボロになったほだ木を指差して食べたそうにしています。
そうか!これが幼虫のご飯なんだ!ということで、みんなで朽ちた木をボロボロにします。

それを幼虫にあげると、クワガタキングは仲間がお腹いっぱいになってうれしそうでした。


ちなみに後ろに立っているのがクワガタキングです。
小学生以上もいたけど、バレバレだったなあ・・・

十勝千年の森では子ども向け自然体験事業として、
毎月1回自然の中で遊ぶ事業を行っています。
もし興味のある方は連絡下さい。

次回は5月25日(日)午前10:00~午後2:00
畑の種まきとどろんこ遊びを行います。
お問い合わせは 0156-63-3000 福井まで

グリーンシーズンオープン情報

2008-04-16 14:28:21 | イベント
4月19日(土)十勝千年の森 2008年度グリーンシーズンオープンいたします。
雪解けまじりの川のせせらぎ、エゾアカガエルの大合唱、ヒバリや小鳥のさえずりが響き、森には気持ちのよい日々が続いていますよ。

森に遊びに来ませんか?
詳しくは十勝千年の森トップページをご覧下さい。

http://www.tmf.jp/index.shtml


森からのおくりもの のんびりどっぷり山仕事

2008-04-15 11:44:38 | 
4月13日(日)に、大人向け自然体験事業「森からのおくりもの」が行われました!

心地よい空気を吸いながら、のんびり山の仕事を楽しもうじゃないか!
ということで、この時期恒例のキノコのほだ打ちです。
清水町や近くの町から19名の人が集まりました。

キノコやほだ打ちの説明をした後、早速ほだ打ち開始です。
写真はその1コマ。

ドリルで木に穴を空け、駒菌を木づちで打ち込むという
一見地味な作業ですが、これが意外と楽しいのです

お昼は薪で焼き上げたキノコづくしの和風ソースピザと、キノコのクリームスープをみんなでいただきました。

午後は森の散策。
エゾアカガエルの鳴き声やアカゲラのドラミング、鳥のさえずりなどの音を楽しみ、
シラカバ樹液で淹れたカバノアナタケ茶を森のテラスでいただき、
ミズバショウやヒメイチゲの可憐な花を楽しみました。

いや~のんびり気持ちよかったなあ。

私たちは知らず知らずのうちに森のめぐみをいただきながら生きている。
と改めて感じた一日でした。

そんなことがもっと伝わり、森に親しむ人が増えるといいなと思い、
次回は6月1日(日)に山菜を楽しむプログラムを考えています。
詳細が決まったらまた後日ブログとHPのほうでお知らせしますね!




CO2削減啓発ツアー 炭素の旅

2008-04-03 18:48:09 | 
洞爺湖サミットに向けて、環境バブルか?と思うかのような、植樹の問い合わせを頂いております。バブルははじけるものですが、植えた木はやがて森になることを考えれば悪いバブルではないのかもしれません。

千年の森でCO2削減ツアー炭素の旅が始まります。森の中のCO2に目をむけ、炭素が植物の光合成から始まり、森の中でどのように循環するか、ちょっとまじめなツアーですが、私たちが直面している環境を考えたとき森という切り口ははずせません。

ちなみにミズナラの葉っぱ1枚がどれくらいのCO2を持っているか・・・?葉っぱ2gだったら、CO2は以下のようになります。

2g×0.5=1g(炭素量) 炭素量に3.67を乗じるとCO2量になります。なので、1g×3.67=3.67gがCO2の量ということです。 ピンときませんが、これは人間の呼吸で言えば4分間分で吐き出すCO2と同量ということです。

こんな感じでちょっとまじめなツアーなのです。フキノトウ咲く千年の森からでした。

イトウの季節

2008-04-01 17:29:31 | 
写真の花フクジュソウですが、北海道に棲む幻の淡水魚、イトウと深い関係があるのをご存知でしょうか?

フクジュソウをアイヌ語でチライムンといいます。チライはイトウ。ムンは草という意味です。「イトウの草」とは、どういう意味なのでしょうか?

イトウの産卵期は春で、ちょうど雪解けの増水にあわせて川を遡上し、5月上旬に産卵します。ちょうどこのフクジュソウが咲く頃が産卵期なのです。

北海道の先住民のアイヌは、この花が咲いたらイトウの漁をすることから、チライムンという名前がついたそうです。道端に咲くフクジュソウですが、イトウが産卵に上る川というのは、減ってしまいました。

フクジュソウとイトウを結びつけるような生活は、釣り人だけの世界なのでしょうか?


先日、森の中で見つけたフクジュソウです。パラボナアンテナのように広げた花びらは光を多く集め、めしべおしべの発育を促します。その熱で虫を集め、花粉を遠くに運ばせようという戦術を持つといいます。まだまだ寒い季節ですが、たくましく生きるフクジュソウでした。