先日、十勝毎日新聞社の収穫祭が千年の森で行われました。
セイタカアワダチソウの除去作業と、じゃが芋の収穫。
『慣れない作業で、腰が・・・。』
なんて方もいましたが、なんとか軽トラいっぱいのセイタカアワダチソウを取ることができました。皆様、ありがとうございました。
森を作るだけでなく、森を守ることも大切なのです。
来年も、よろしくお願い致します。
またまた、机の上に変なキノコが・・・
すごくキノコ臭くて、少しふわふわしています。
消しゴムと大きさを比べてみました。
表面が、ツブツブしています。
前回のスッポンタケと思われる変なキノコ同様、パカっと割れて胞子を飛ばすタイプ。
一晩、机の上に置きっぱなしにしておいたら、変な液体が・・・
いつかきっと、私の机からキノコが生えてきそうな予感
ヤッシーさんに、
『気持ちの悪いキノコばかり。。もっと可愛いキノコがいいです!!』
とリクエストしてみたところ・・・
次の日、またまた机の上にキノコが。
本当に、机からキノコが生えてしまいますよ。。
今度のキノコは、『ヌメリスギタケもどき』という名前で、
「お味噌汁に入れると美味しいよ~♪♪」と、マンサードの I さんが教えてくださいました。
小ぶりで、可愛らしい姿 リクエストして良かったです◎
「 十勝の庭づくり ― キッチンガーデン紹介 ― 」
収穫の秋。
十勝では、じゃがいもの収穫がはじまっている。
ひんやりとした朝の空気の中で、畑の端にうず高く積まれた
じゃがいもの山が日をあびて光る姿は、実りの季節の豊かさと
来たるべき冬の気配を感じて身の引きしまる思いがする。
農の営みの本質に触れるような瞬間である。
十勝千年の森のキッチンガーデンでは、7月下旬のレタスの収穫にはじまり、
豆類、イチゴ、ピーマン、ネギ類、カブ、とうきび、そしてじゃがいもなどが後につづく。
今年の収穫で特筆すべきなのは、ブルーベリーである。
豊作に恵まれ、ガーデナーは来る日も来る日も収穫に追われ、
何度となくガーデンカフェやレストランにブルーベリーを届けた。
ガーデンカフェ「ラウラウ」のブルーベリータルト。
ガーデナーたちがひとつひとつ摘みとったブルーベリーがふんだんに使われている。
とびきり美味しいタルトを焼くカフェの厨房スタッフは、
最初は品良くブルーベリーを乗せて仕上げていた。
そこに心ないガーデナーから声が上がる。
「もっと! もっとたくさん! ぎっしりと!」
「ブルーベリーでいっぱいにしてほしい!」
「食べる人にこんなに!?って喜んでもらいたい!」
苦笑しながらもたっぷりとのせてくれた彼女のブルーベリータルトは、まさに旬の味。
まるでブルーベリー畑そのもの。
ガーデナーにも大人気のスイーツだ。
お皿の上で庭を感じる。
それは、ガーデンカフェの課題である。
最近はカフェの厨房スタッフと一緒に収穫するようになった。
厨房にこもりがちだった彼は、キッチンガーデンでじゃがいもを掘り、
さまざまなタイムの香りの違いに驚く。
生まれてはじめて見るコールラビやスウェーデンカブといった
西洋野菜をどう美味しく調理しようか、と頭をひねる。
フレッシュなタイムを摘んで香り豊かなハーブソルトを作り、揚げたてのじゃがいもにまぶす。
「タイム、やばいっすね!」と歓声を上げる彼は、キッチンを飛び出し、今日も庭で豆を収穫する。
「 十勝の庭づくり ― キッチンガーデン紹介 ― 」と題し、
新聞とブログの連動で、食とのつながり、暮らしに添った庭づくりを提案してきた。
少しでも庭仕事の愉しみが、皆さんの心に届けば嬉しい。
全5回の連載を共に進めてきた十勝毎日新聞社の藤原記者が口にした
「自分の食べているものがこんな風にできているなんて知らなかった。」という言葉。
それこそが、キッチンガーデンを設計したダン・ピアソンの思いそのものにつながっていく。
終わりのない庭づくりの中で、原点に帰り、改めて考えてみたい。
(新谷みどり/十勝千年の森ガーデナー)
※十勝毎日新聞連載「 十勝の庭づくり ― キッチンガーデン紹介 ― 」(全5回)
は今回で最終回となります。読んでくださった皆さん、ありがとうございました!
この写真の中に、シマリスの シマジロウ君 がいます。
見つけられましたか?
ここに、います。
写真を届けてくれたのは、森のスタッフ ヤッシーさん
ヤッシーさんも、千年の森でシマジロウ君を見たのは初めて。
フォレストガーデンでは、ミンクの姿を見かけたそうです。
そんなヤッシーさんは、エゾリスを見つけると、
リス語で話しかけ、必ず逃げられています。。。
私には威嚇しているようにしか見えないのですが、話をしているそうです。
私の出会ったことのない生き物の話
私が出会ったことのない生き物の写真
時々、『 秘密。 』と言って、教えてくれないこともありますが、、、
ヤッシーさんの秘密の話を楽しみに、明日も元気に頑張ります
最近の森の様子は、かなりワビサビある大人的な森になってきました。
エゾトリカブトの青い花があちこちに咲き、
コウライテンナンショウの赤い実がひときは目立ちます。
花の終わったヤマブキショウマやエゾニュウ、オオウバユリ。
落ち葉を踏む切ない音や、ユキムシも見かけます。
オニグルミがたくさんの実を落とし、入り口の森周りでは、
せわしなく今年生まれたエゾリス3兄弟がクルミを集めています。
そして、色とりどりのキノコもみれることでしょう。
小鳥たちが、千年の丘に向かう草原には、
地味な装いをしたノビタキが、種を実らせたヨモギにとまり、
歌わず、騒がずたたずんでいます。
森の中は、ギイギイとコゲラが鳴き、
ミヤマカケスが騒がしい季節になってきました。
お茶をもって、ゆっくりフォレストガーデンまで行き、
引き気味の森を楽しむのが、大人な私の楽しみ方です。
ガイド 吉原拓志
写真は、真っ赤に色づいたコウライテンナンショウの実です
「 十勝の庭づくり ― キッチンガーデン紹介 ― 」
キッチンガーデンに何を植えようか。
それを考える時、自分の頭に真っ先に浮かぶのはやはり「自分の食べたいもの」である。
その多くは自然と、普段は手に入りにくい西洋野菜や日本を含む伝統野菜、
絶対にそばに置いておきたいハーブや果樹であったりする。
数多くあるバジルやタイムの中からとびっきり香りの良いものを育てたい。
さやを割るとカラフルでユニークな姿を現す豆は、さぞ愉快な気持ちにさせてくれるだろう。
アーティチョークの蕾を茹でてシンプルにオリーブオイルと塩で食すのは至福の時である。
食べたいものだらけの幸せなキッチンガーデンは、自分の庭だからこそ。
種類豊富な野菜やハーブから、「これこそわたしのもの!」に出会うまで
ぜひさまざまな栽培を試してみてほしい。
十勝千年の森のキッチンガーデンでは、今後も育てていくであろう、
すでにお馴染みの野菜となりそうなものがある。
そのひとつがスイスチャード。
鮮やかな赤や黄色は、見ているだけで元気になれそうだ。
とはいえ、もちろん見るだけではない。
いつものロールキャベツをスイスチャードで作るのをおすすめしたい。
珍しい西洋野菜だけではない。北海道ならではの伝統野菜もかかせない。
写真は「八列とうきび」の葉。
実だけではなく、この葉の美しさも庭では嬉しい存在である。
栽培する人が少なくなってきているが、まだまだこのとうきびが好きな人は多いようだ。
収穫したてのものを庭でつまみ食いしてみる。
もっちりとした実は少し粉っぽさを感じさせ、後味の甘さにコクがある。
乾燥させて粉にし、パンを焼いたらさぞ美味しいことだろう。
日本は伝統野菜を多く持つ豊かな国である。
昔ガーデナーの卵として修業していた頃に、フランス人の熱心な作り手に
「日本の野菜は素晴らしい!」と熱のこもった調子で絶賛され、
ぎゅうぎゅうと握手をされたことがある。悪い気はしない。
欧米でも、世代を越えて育てられ受け継がれてきた種は
「エアールームシード」と呼ばれ、在来種や固定種とも重なる。
ちなみに「エアールーム」は先祖代々伝えられた、という意味がある。
十勝千年の森のキッチンガーデンの在り方を考えるとき、
いつもこの伝統野菜、「エアールームシード」がしっかりとしたメッセージを伴って心に浮かぶ。
品種選びは重要だと改めて感じる。
シードセイバーとして大切に慈しむように育てた種が、
やがて次の世代のガーデナーに受け継がれていく。
まるで森がそうあるように・・・。
そんな風に思いを馳せながら、小さな種一粒に密やかな夢をみている。
(新谷みどり/十勝千年の森ガーデナー)
※十勝毎日新聞連載「十勝の庭づくり ~キッチンガーデン紹介~」は
次回9月20日(日)が最終回となります。
最終回のテーマは「収穫」。どうぞお楽しみに!
『 ブルーベリーのタルト 』
千年の森のガーデナーさんたちが、畑からブルーベリーをたくさん届けてくれま
した。
そしてできたのが、
「ブルーベリーのタルト」です。
つやつやして、まるで黒い真珠みたいですね。
こんなにふんだんにブルーベリーを使えるのも、自家農園で採れるブルーベリー
だからです。
ガーデナーさん、ありがとう!!
ブルーベリーの採れる時期の、期間限定メニューです。
19日からの5連休でも、連休前半でなら何とか出せそうですので、
(その後はブルーベリーの収穫次第で…)
ぜひ是非、食べに来てください!
2009年9月6日 第一の難所を走り抜ける
2009年9月6日 第1回北海道トレイルランニンングが十勝千年の森で開催された。
最近各地で広がりを見せる、森や草原といった自然のトレイルを走るトレランですが、
初開催で400人の人が参加という反響。
十勝管外、道外からも参加が集まった。
天気も暑すぎない天気で、森や草原を走りぬけ、さわやかな汗を流していた。
「北海道の自然はドイツよりもすばらしい」と、さわやかな笑顔を見せてくれたのはドイツ人のBさん。
日本語の教師になるために管内の高校に留学中で、各地のマラソン大会に参加しているという。
ゴール後は、十勝マルシェを堪能
今回のトレランのもう一つの楽しみは、十勝マルシェ。
十勝で活動するスローフードフレンズ帯広の協力で、オリジナル屋台が出店。
オリジナルのハンバーガーは、襟裳町の短角牛のハンバーグを八列トウキビの粉を混ぜたパンではさむこだわり。
ミネストローネも、収穫したての十勝の野菜ぎっしり。そして十勝ワイン。
さらに、清水町のめん羊牧場『美蔓亭』のラーメンやラム肉ホットドックが並んだ。
ジャガイモの100円詰め放題や、小麦粉や菜種油などの販売など、ちょっとオシャレなマルシェだった。
次なる大会への大きな第1歩になる、気持ちのよい一日だった。
(吉原拓志)
事務所の近くでは、毎日「エゾリス」が走り回っています。
秋です。
松の実、クルミ などなど
リスが大好きな木の実の季節
写真のピントがぼやけていて、申し訳ないのですが・・・
エゾリスが、エサの取り合いをしています。
『僕にもちょうだいっ!!僕にもちょうだいっ!!』
お互いの手を バシバシバシバシッ とはたきながら
とびかかったり、逃げ回ったり
細い枝の上でも平気なようです。
かわいらしい喧嘩です。 人間の子供とかわりないですね。
森のスタッフ ヤッシーさんが、変なキノコを見つけてきました。
半分に切ってみました。
プニプニしてます。
真ん中の白い部分は、クリームチーズのような見ため。
その周りは、蟹みそのような・・・・ こってりしてそうな感じです。
これがキノコ?? と思ってしまいますが、キノコらしいです。
背中側は、こんな感じです。
名前がはっきりわからないそうですが、もしかしたらスッポンタケではないだろうかと話していました。
何か分かりますか?
成長すると、パカっと割れて、中からニョキニョキと何かが出てくるかもしれないそうです。
このプルプル感。
スッポンをイメージさせるような、させないような・・・。
食べられないのが残念です。