十勝千年の森

十勝千年の森スタッフによるブログ
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2010年12月31日

2010-12-31 11:11:04 | 十勝千年の森


本年は格別のご愛顧を賜り、厚くお礼申し上げます。

この一年、たくさんのお客様に足を運んでいただき、
十勝千年の森にとってかけがえのない一年となりました。

 

来年も、少しでもサービスの向上を図るよう、

誠心誠意努力する所存ですので、より一層のご支援を賜りますよう、

従業員一同心よりお願い申し上げます。

 

来年も相変わらぬご愛顧を頂けますようお願い申し上げて、

歳末のご挨拶とさせて頂きます。

合掌造り茶屋 ほおの木 からのお知らせ

2010-12-29 15:13:32 | レストラン

合掌造り茶屋 ほおの木 から年末年始休業のお知らせです。


 日頃は格別のお引き立てをいただき厚くお礼申し上げます。
勝手ながら、以下の期間について、営業を休ませていただきます。
ご迷惑をおかけしますが、ご容赦くださいますようお願いいたします。

年末年始休業期間 : 2010年12月30日(木) ~ 2011年1月4日(火)
(新年の営業は2011年1月5日(水)からとなります。)




キサラのいわれ

2010-12-27 10:01:03 | 十勝千年の森


アイヌの神話より、キサラ の いわれ をご紹介いたします。

 
 昔、オプタテシケ(石狩岳)の神は、男神で、アカンヌプリ(雌阿寒岳)の神は、女神で、夫婦だった。
 ところが喧嘩別れをして、女神はもとのアカンヌプリに帰った。が、怒りがおさまさない。男神(石狩岳)を狙って、ヤリを投げつけた。
すると、二山の間にヌプカウシヌプリ(東ヌプカウシ山)が、立っていたので、ヤリで耳を削ってヤリは外れた。女神は失敗した。
ヌプカウシヌプリは、そのヤリを拾って、オプタテシケの男神に渡したら、男神は女神に投げ返した。女神に命中した。
そこでヤリのあとが化膿した。今出る硫黄は膿塊である。抜きとったヤリのあとの穴は、然別の沼、耳を削ったあとは、
キサラベツ(耳川)、オプタテシケはヤリを受けて外れた意、アカンは投げやった刃物のささった処の意で、女神の体に当ったところの意で、女神に立ったというのをはばかっての言葉、単にそういったのだ。硫黄の出る山は、女神が、帰ってから産み落とした児である。
 ヌプカウシヌプリのキサラ(耳)が削られて、飛んで来たという山は、芽室太(メムロプトコタン)から西方に見えている
ポネオプタプコプ(千年の森の裏山。どの山かまだ特定できていない)というのがそれなそうだ。

                                                    (吉田厳著・「とかちあいぬ研究」から)


 十勝千年の森におかれている、アーティスト 板東優(ばんどうまさる)のアート作品『キサラのかけら』は、
この神話に出てくる、女神の投げたヤリによって削られたヌプカウシヌプリの耳(キサラ)のひとかけら。
アイヌの人々によって言い伝えられてきた神話が、アーティストによって表現されています。


普段何気なく眺めている景色にも、物語があると思うとワクワクしませんか?


住み家 みっけ

2010-12-14 14:28:04 | 

住み家ミッケ!

 

すっかり葉を落とした千年の森は、冬の訪れを感じさせる。

見通しが良くなった森を観察すると、色々な物が見えてくる。

たとえば、小動物、野鳥などの ”巣”だ。

 



モモンガの巣。(ハリギリ)

 

クロスカントリーコースに倒れていたハンノキには、アカゲラの巣が、、、 

こんな感じで、チェーンソーで割ってみた。


アカゲラの巣。(エゾヤマザクラ)

 



エゾリスの巣。(チョウセンゴヨウマツ)

  

 

いよいよ千年の森にも冬将軍が来たようだ。

 


早朝のカフェ・キサラ。

 


メムロ岳西峰。

 

朝日を浴びた、ペンケヌーシは、ニュージーランド南島のマウントクックを思い出す。

 

「あぁ!我が故郷、マッケンジーカントリー!」

 


 
                                 ヤッシー


北の大地

2010-12-12 10:12:08 | 十勝千年の森



 本格的な雪も降り、すっかり冬の気配の十勝千年の森。
 
 本州の友人からは、北海道の雪景色に囲まれて仕事ができるなんて素敵、なんて言われます。
確かにそのとおり、冬の朝のキンと締まった空気や、風に舞う六花、
澄んだ空気の中見上げる星空の美しさなんかを知ることが出来るのは、
北の大地に暮らすものの特権だったりします。

 しかし、美しい景色を見られるばかりが冬ではありません。
車は埋まるし、道路は滑るし、雪かきは大変・・・ 厳しい冬にウンザリすることもしばしば。

 まだ、雪が残る4月に働き始め、春、夏、秋と様々な表情の十勝千年の森を見てきました。
この冬、どんな森の姿が見られるのか、ワクワクします。