昨日、播種後72日で西区のソバを刈り取った。
私の住む地域では30日の夕方から雨の天気予報があったので昨日刈り取りをした。褐変率はおよそ60%で、私がほぼ適期と考えているときに刈り取れた。
昨年は、「ウドンコ病」がかなり広がっていたが、今年はほとんど見られなかった。ただし、「ヨトウムシ」が意外に多く、刈り取り前の1週間ほどの間に、西区だけで50匹以上補殺した。
昨年は播種後63日から68日の間に刈り取りをした。今年は作期が72日間であり、東区はさらに長くなる。今年ソバが長期化したのは、① 9,10月と温暖な気候が連続したこと、② 短日条件に反する光の照射(街路灯など)があったこと、③ 有機肥料成分多かったこと、などによると思われる。ただし、②と③は昨年とほぼ同様であるので、今年の長期化の最大の理由は、①によりもたらされのではないかと考えている。
昨日、刈り取り後、ハサ掛けした。10日間前後の天日乾燥後にソバ落としをする予定である。ハサ掛けの上にビニールを張った。雨や夜露を防ぐこれが蕎麦の香りを保つ最大のポイントと私は考えている。