フルーツトマトという固有の品種はなく、「桃太郎」などを塩分の多い土壌や水を切って栽培すると、甘いトマトができ、それをフルーツトマトとよぶそうな。今年は、この地域では雨が少なく、庭先のトマト（「桃太郎」）が、小さくすごく甘くなった。これがフルーツトマトなのだろう。
昨日、ボカシ肥を作った。今朝切り返しをしたら、発酵が首尾よくいっているようであった。今年はこれで５回目であるが、失敗することもある。
腐敗ではなく発酵の方向にうまく持って行けるかどうかは、やはり、外気温と水分量の2つが最も重要な要素だと思われる。夏の暑い時期に、水分量が少し多めで作った時は、腐敗の方向に行ってしまった。それはひどい悪臭が発生した。今の時期は、水分量を間違えなければ作りやすい。
今回使用した材料は、米糠、山の土、腐葉土、大豆、籾殻燻炭であり、その割合を３：２：２：２：２にした（体積比）。山の土あるいは腐葉土あるいはその両者を加えたものが、米糠より多くなるようにしている。この方が作物の味を良くするように思われる。さらに、失敗も少ない。大豆は古いものがあるので、それを通常一晩浸水させ、煮たてから使う。