播種後4週が経過した。
倒伏によるダメージから少しずつ回復し、草丈は約65cmとなった。とはいえ、畝の間がまだ空いており、いつもの年ほど生育が順調ではない。ちなみに、畝から畝の間隔は92cmであり、播き幅は30cmである。
土寄せを行った。根元に土を寄せたので少しは倒伏防止になると思われる。
開花が進み、訪花昆虫も多くなった。受粉も順調に進み、うまく結実していってほしい。
播種後4週が経過した。
倒伏によるダメージから少しずつ回復し、草丈は約65cmとなった。とはいえ、畝の間がまだ空いており、いつもの年ほど生育が順調ではない。ちなみに、畝から畝の間隔は92cmであり、播き幅は30cmである。
土寄せを行った。根元に土を寄せたので少しは倒伏防止になると思われる。
開花が進み、訪花昆虫も多くなった。受粉も順調に進み、うまく結実していってほしい。
危惧していたことが発生した。
台風17、18号及び秋の停滞前線の影響で豪雨に遭遇した。ソバは播種後3週間で開花直前である。この時期、ソバは草丈を急激に伸ばし、茎が最も脆弱になっている。ここに大雨が降ったのだから倒伏は必至であった。
町内のソバ畑を見回ってきたのだが、私のソバは格段に状況が悪い。下段の写真の通りである。もちろん、この倒伏は異常なる大雨の影響によるものだが、次の2点が主要な原因だと考えている。
① すでに書いたが、ソバの草丈の生育が最も急激な時期だったことである。町内のソバ畑を見る限り、播種時期が早く(8月上旬頃)草丈が充分生育しているところでは倒伏は軽度であった。おそらく、茎の強度が上部の重量に対して耐えられるようになっていたのだと思われる。他方、播種時期が遅く、草丈が低いソバは比較的倒伏が少ない。
② ソバは水分に弱いので、私の圃場は緩やかな傾斜がつけてある。これは特別な豪雨でもなければ、降った雨は中央から南北に速やかに流れてしまいすこぶる都合がよい。しかし、今回の雨は多すぎた。緩やかな傾斜でも、過多となった水が表土を流してしまった。その結果、そソバの根元は洗われ、こらえきれず倒伏したところも少なからずあった。圃場の緩やかな傾斜が「あだ」となった。
倒伏したソバは、1つ1つ根元に土を寄せ立たせた。元のようにはなっていないし、それぞれの個体へのダメージは大きいと考えられるので、本来の収穫量は望めなくなった。
倒伏によってソバの茎が折れていたものや、注意深く作業は行ったのだが、修復の過程で折れたものもあったので、69個体を破棄した。これであるべき立毛個体数は1246となった。
倒伏状況 ほぼ全滅で、立っている個体はない。
修復後の状況
上の写真ではよく立ち上がっている様に見えるが、1部ではまだまだのところもある。
播種してから、約半月経過した。
密植の部分とそうでないところが、あまりにも際立っている。基本的には播種するのが「下手」なだけなのだが、少しは工夫をしている。今年は全体の播種数を1350としたので、これをあらかじめ4等分(337と338だが)して、4つの畝に均等に配分した。次に、1畝播くのに何度も行ったり来たりしながら少しずつ播いた。この方が均一になると考えたからである。しかし、結果は写真の通りである。
あまりにも密植の部分は、今までに随時間引きをした。生育不良で取り除いたものも含めて135個体になった。最初の播種数が1350、後に100を加えたので、1450がトータルの播種数となった。しかし、間引きなどで135取り除いたため、現在のところ1315が現在のあるべき立毛個体数である。
しかしながら、順調に生育しても、収穫時の立毛個体数はもっと少なくなる。