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生きていた幻の市民歌

2023-06-19 23:54:48 | 行政・社会・政治
YouTubeには日々おすすめが回ってくる。
ニュースやらアニメやら自分の好きな懐かCMやテレビネタはおろか料理やエロネタまで。

んでなぜか、秋田市公式のこれが紹介された。

これは昨年秋に放送された秋田市の広報番組の再編集だが、秋田・ロマンスとは?

実はこの秋田・ロマンスは秋田市の市民歌のひとつ。
なぜひとつかといえば秋田市には市民歌がたくさんあるから。
厳密にはこの曲は市民歌ではなく愛唱歌である。
市民歌で有名なのは横浜市歌だが、秋田市は横浜に並ぶ市民歌好きらしい。
県民歌からからして有名なのはこれもありそう。

一番有名なのは「秋田市記念市民歌」。
秋田市政90周年で制定された公式の市歌であり、学校でも習う。
特に仁井田御野場は県民歌は教えてもらわなかったがこちらは教え込まれた。
その他まだあるが黒歴史にはされておらず、きちんと公式に残っている。
ちなみに合併した町の歌も。

その次の100周年に合わせてつくられたのが秋田・ロマンスである。
小林亜星にたのんでまで作った曲であるが、これが実に認知度が低い曲。
竿燈まつりで交通規制が始まる1時間前の夕方5時あたりにインストが流れているぐらい。

そんなもんだから、市民には忘れられてしまい黒歴史扱いまでされていた。

ところが、この曲を市は忘れてなかった。
歴代市民歌同様の扱いだが広報番組に使ってくれていたとは。

映像は晩秋秋田市の自然だが、ここはなぜか制定当時の河辺雄和がやけに多い。
自分なら新中島や草生津川などもと思ったが、あれは他の季節が良さそうだし案外みつからないのか。

それにしても、これだけの曲をバブル期なのになぜ広められなかったのか。
民放2局時代で尺が少なかったのもあるしまだ駅メロなんて概念もなし。
運動会とか祭りとかで流したり学校で広めることもしなかった。
まさに宣伝下手な県民性。


エンディングはそのまま。
午前に当時の「スッキリ」の後にやった回みたい。
未だに市政番組はあの3タイトルで良かったと思う(1つはもうムリだけど)が、もし当時TBS系があったら秋田・ロマンスを流す番組ができていたのかな。

市政番組と市民愛唱歌ネタはさらにネタがありますからまたいつか。


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