玉川上水 花マップ

玉川上水沿いの主な野草の生育地図を作ります

メンバー紹介 

2020-04-01 11:03:59 | はじめに
代表  高槻成紀(せいき) 
 小平市美園町に住んでいます。生態学者としてシカと植物の関係を調べてきました。5年前に大学を定年退職し、玉川上水の観察会を始め、そこから花マップの活動が生まれました。花マップは順調に進み、2019年には冊子が4冊完結しました。たくさんの出会い、発見がありました。これからも続けていきたいと思います。2020.1.1


 大塚惠子 
 大塚惠子です。2007年ころから自宅近くの杉並区の玉川上水をフィールドとして、観察や保全活動を行なってきました。玉川上水は四季を通じてさまざまな生物が観察されます。季節になると早朝は野鳥のさえずりや花々であふれていました。しかし、数年前からは玉川上水沿いの放射5号道路建設などによる環境改変が生き物に影響を及ぼしていくのを目の当たりにするようになりました。現在は、史跡・玉川上水整備活用計画と道路整備の改変の真只中です。その結果、在来種の生物は激減し、外来種や園芸種が多くなりつつあります。
 玉川上水の活動をする中で多くの方々と出会いました。2010年開催のCOP10にグループで参加してからは、植生調査を続けています。玉川上水の史跡と自然環境の重要性をあらためて認識しています。
 花マップのつながりに共感し参加しました。玉川上水の生き物たちが、いつまでも、私たちと共にあるように自然について学んでいきたいです。
 
小山内登環(おさない・とうわ) 2020.5.9記
6歳、国分寺在住。4月に新1年生となりましたが、自粛期間で休校続きもあり最近の楽しみは玉川上水散歩です。昨年は野鳥にハマり、今は花マップのお陰で植物の種類にハマっています。トッチと呼ばれています。


 加藤嘉六 
 カメラマンで2003年(玉川上水開削350年)から玉川上水の写真を撮っています。その頃と比べると玉川上水の集落の土着性や神秘的ともいえる自然が消えてしまったように感じます。現在は「玉川上水ネット」「ちむくい」のメンバー、昨年設立した小金井の団体「小金井玉川上水の自然を守る会」の代表をしています。花マップは昨年から小金井地区を担当しています。

 小島基男 
 1982年から玉川上水の「萬助橋」まで徒歩で10分程の所に住んでいます。83歳になりましたが、最近は玉川上水や野川沿いの野草を見ながらのウオーキングで足・腰の老化防止に努めながら写真を撮って楽しんでいます。
 2018年1月に「玉川上水花マップ」シンポジウムに出席して自分の勉強のためにもこの活動に参加させて頂きたいと思いました。この活動を通して自然環境を維持する事の大切さを知りましたがそれがいかに難しい事かと痛感しています。玉川上水の現在の素晴らしい自然環境を次の世代に引き継ぐためにも、いま私たちに出来ることは「現在の状況を正確に記録として残すこと」だと、この活動の重要性を実感しました。そしてこの活動を次の世代の方々にバトンタッチして5年後、10年後の状況を「花マップ冊子」として記録していただきたいと思います。
 先日、草場睦弘さんの「金子みすゞの詩」というエッセイを読みました。「土」という詩では「打たれる土は良い畑になり、踏まれる土は良い路になる、では打たれぬ土は、踏まれぬ土は、要らない土か、いえいえそれは名のない草のお宿をするよ」と歌われていて、心を打たれました。野草の名前すらよく知らないビギナーですが、継続して「花ごよみ」の活動に参加して、あらためて花の一生を通して自然環境の大切なことに向き合いたいと思っています。「野草も小さな虫も鳥も私たち人間もみんな同じ生き物」なのだとの思いを強く感じています。
2020年2月20日記



 豊口信行 
 福生市在住、昨年からのメンバーの一人です。羽村取水堰から平和橋の西側までを担当しています。子どもの頃から自然が好きでしたが、5年ほど前からより具体的、個別的に好きになると面白いことにようやく気づき、それからは、立体的、横断的に生きもの全般への関心が高まりつつあります。おのずと生きもの同士のつながりにも目が向くようになり、ヒト科の生きものとして自分はどうあるべきかをよく考えるようになりました。生きもの、自然のことで自分か知っているものを、自分より若い世代に、様々な形で伝えていけたらと思います。普段はNPOなどで環境教育、里山保全に携わる活動をしています。


 長峰トモイ 
 東大和市在住の長峰トモイです。あてにならない「自然観察指導員」の一員です。市内では水道用地の植生調査を仲間5人と2年間実施しておりますがどのようにまとめたらよいか悩んでおります。現在の一番の興味は植物と昆虫の関係ですが、成虫、幼虫、卵 名前もなかなか覚えられません。皆様ご指導よろしくお願いお致します。


 長谷川博之 
 昭島市在住の長谷川博之と申します。都立東大和南高校で、理科を担当しています。生物部の生き物好きな生徒の支援を生きがいとして、ナチュラリスト的生物部指導を地域の市民の方々などとおこなってきました。完全退職したら、昭島市の環境保全活動(昭島環境フォーラム)と多摩川の市民科学的活動(多摩川流域市民学会)に力を入れたいと考えています。
 今回、花マッププロジェクトに参加したのも、玉川上水の花マップが、昭島での生きものマップ作りにつなげられたら、と考えたからです。皆さんに学びながら、自分自身を見つめる機会にもできたらと思います。

 水口和恵 
 結婚してから小平に住み始めて24年になります。上水本町3丁目です。都市計画道路小平3・2・8号線の見直しを求める活動を始めて、玉川上水のことを勉強し始めました。植物や生き物が好きですが、詳しくなくて、勉強中です。花マップのメンバーが増えて、楽しみにしています。


 安河内葉子 
 昨年より花マップに参加させていただいています。一昨年より小金井市の玉川上水沿いに住んでいます。より自然に近い場所で子育てしたいと思い、横浜から小金井に引っ越して来ました。学生時代は海の生物の研究、卒業後4年ほど環境調査会社で海や河川の環境調査をしていました。植物についてはビギナーです。この花マップで勉強させていただいています。子どもと一緒に玉川上水の自然と大切さを楽しく学んでいけたらと思っています。私自身は特に小金井市と小平市の玉川上水の植物相の違いに興味を持っています。


 リー智子 
 九州生まれの九州育ち、子供の頃から海、山、川に行くことが大好きですが、生き物に注目してはいませんでした。武蔵野美術大学で彫刻を学ぶために小平にやってきて玉川上水は身近にありましたが、関心はありませんでした。子供が生まれてから、環境活動に参画する様になり、生態系のことに関心を持つ様になりました。去年から花マップのメンバーで、高槻先生の観察会も参加させていただき、とても楽しんでいます。まだまだ初心者ですが、がんばります。




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