先日、湊川隧道(みなとがわずいどう)の
一般公開を見てきました
トンネルの中でオカリナコンサートがあったらしいよー
湊川隧道とは
氾濫しやすかった湊川の流路を変更するのに伴い、
明治34年竣工された会下山の下をくり抜いて
作られたトンネルです。
□湊川隧道
レンガ積みアーチ構造の、
わが国初の近代河川トンネル
なんです
新湊川トンネルができたことにより、
湊川隧道はトンネルとしての役割を終えたのですが
内部は歴史的価値を後世に残すため
今も当時のまま保存されているということですホェ
こちらが入り口
「コンサート始まりますよー早く中に入ってくださーい。」
と声をかけられ、慌てて中へ
トンネルが
奥までずっーと続いています
額の文字は湊川隧道の坑門に掲げられていたもの(扁額)
『湊川』は上流側に、 『天長地久』は下流側に
掲げられていたんだそう。
現在は新湊川トンネルに取り付けられています
ということで
キャメロン見てきました
▼コチラ
目を凝らして見てください
上流側 『湊川』
下流側『久地長天』
さて、トンネルに戻ります・・・
震災で被災したトンネルの様子や、
復興写真などが展示されていました
湊川隧道は明治時代の掘削当時
現在のような土木技術もなく
全て人力による手堀りで行われていました。
このことから、この工事がいかに難工事であったかを
伺い知ることが出来ます
全長600mのトンネルを人の手だけでーーー!!??
昔の方の知恵と技術力、努力ですね・・・
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さて、トンネルの奥が気になります
どんどん進みましょう
うす暗くて、空気はヒヤッとしてます。
ただいまの温度↓16゜C
側壁は約450万個のレンガで覆われ、
底面には花崗岩(かこうがん)が敷き詰められていて、
近代土木遺産としての価値が高いとされているそう
大胆なことにそのレンガをなんと販売されていました
竣工時より、約100年間使用されていたものです
収益は湊川隧道保存友の会の活動補助費となるそう
トンネルを歩いていると
ぽたぽたと上から謎の水滴が。「ひえっ!」
軽い肝試しです
しばらく歩いていくと
人群れが見えてきました
と同時にオカリナコンサートもスタート
オカリナの音色がトンネル内に響き渡って
なんとも幻想的な世界に
豪華8人のアンサンブル!
崖の上のポニョ、コンドル、聖者の行進
などを披露してくださいました
素朴だけど心に響くやさしいオカリナの音色
場所が場所だから?
心地の良い空間が確かにそこにはありました
素敵でしたーーーぁ
トンネルもここで行き止まりになっていて
もと来た道を引き返して
外へ。
次回の一般公開は
12月20日(土)です
ここは絶対お勧めです
また行きたい!
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by キャメロン