好奇心旺盛なおばさんのワクワク日記

勉学優先のセン業主婦!
遠くに見える富士山を眺めつつ、ワクワクしながら学習などにいそしむ日々を書き綴っています

『万葉集と帝国的想像』

2023-11-29 10:13:26 | 古事記・日本書紀
 内容紹介・目次を読んだら、この本読まずにはいられないです  
 久しぶりにワクワク、胸が躍ります。

 でも、¥12,100! 先月風土記の本買ったばかりだしねぇ~・・・
 明日発売のはずなのに、Amazonの出版予定日は12月10日になっています
 ご本人の講演があるのでその時に出版事情の説明があるかな?

===
[目次]
凡例を兼ねた覚え書き
著者まえがき

序論
第一部 帝国の文学的表象
第一章 漢字圏における帝国としてのヤマト
華夏の帝国想像
東夷
ヤマト・三韓・隋
大唐と大日本

第二章 国民的に想像された上代日本
国体
帝国的国民国家
一九四五年以後の文化ナショナリズム
多文化的ヤマト

第三章 帝国日本の形成
君主と支配領域の名称
宮都と暦
帝国のパフォーマンス
帝国の諸テクスト

第四章 帝国の歴史叙述と壬申の乱に関する物語ナラティヴの対抗関係
ポリティクス

壬申の乱の概容
帝国的歴史叙述
『古事記』序における天武と壬申の乱
壬申の乱に関する二つの物語ナラティヴ
第三の物語ナラティヴ
歴史叙述の対抗関係ポリティクス
大津皇子と近江宮廷

第五章 帝国史としての歌集
国民歌集としての『万葉集』
『万葉集』の編纂と構造
帝国史としての『万葉集』
歌集のポリティクス
帝国の年代記

第二部 帝国の詩歌と一人称のポリティクス
第六章 天下の声
口語スピーチと帝国
一人称叙述としての歌
個人の声と集団の声
権威ある声と臣従する声

第七章 天武と吉野崇敬
カルト

天武の吉野の歌
吉野讃歌
一人称解読のポリティクス
あまねきユニヴァーサル讃美の声
吉野と天武・持統後の皇位継承

第八章 天武の天降り神話
『日本書紀』に描かれた草壁皇子像
日並皇子挽歌
『日本書紀』に描かれた高市皇子像
壬申の乱の記憶
高市の追悼
天武神話

第九章 近江京の記憶
『日本書紀』における近江と天智
『万葉集』巻一・巻二の「近江大津宮」の代
人麻呂の近江荒都歌
過去としての近江京

第十章 藤原宮の天皇
伊勢と日の皇子
軽皇子
安騎野遊猟歌
近しい声
聖なる君主たち
藤原宮の天皇

結論

[著者]
トークィル・ダシー  Torquil Duthie
カリフォルニア大学ロスアンゼルス校アジア言語文化学科教授
1968年イギリスで生まれ、その後まもなく一家で南スペインに移住。1992年ロンドン大学東洋アフリカ研究学院卒業。北海道大学文学研究科国文学専攻修士課程を経て、コロンビア大学大学院博士課程修了。
主要著作:Man’yōshū and the Imperial Imagination in Early Japan (Brill, 2014年)、『万葉集における帝国的世界と「感動」』(笠間書院、2017年)。
===

 今朝の散歩:5299歩、82m/分、99kcal
 血圧:ちょっと高め

 先日届いた出版社からの「秋の特別販売のご案内!」、未開封のまま置いてありました。
 まさかね、と思いつつ今開けてみたら、2割引きですって!
 しかも、リストに『万葉集と帝国的想像』(株・花鳥社)が入ってますぅ~~
 更に、送料無料!
 これはもう前向きに考えるしかないですね

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