藤井七段、順位戦順調な滑り出し！

　Ｃ級1組の順位戦・第2局が昨日行われました。
　藤井七段の先手番で開始され、終始リードを保ったままで指し進み見事に初戦を勝利で飾りました。　

　　

　駒音高く、なんて言われますが、それにしても最終盤になってからの豊川七段の空うち・指し手の駒音の大きさ、駒が割れるのではと思われるほどの激しさには驚きました。やはり羽生竜王の滞空時間の長い優雅な指し手が上品でいいですねぇ～。　

　ニコ生のゲストとして、ひふみんこと加藤一二三九段が夕方登場し解説されたのですが、現役さながらの指し手の予想には驚きました。あの速さで手が読めるのであればまだまだ現役の棋士としていい対局を見せてもらえるのではないかと、改めて引退を残念に思いました。

　ベテラン棋士同士のシニア対局なんてあれば、味わい深い対局が見られて楽しませてもらえるのになぁ～と。対局中のおしゃべりありとか、特別ルールを考えていただいて・・・　

　今週金曜日には、王座戦の挑戦者決勝トーナメントが行われます。朝から観戦したいところですが、あいにく急ぎの校正が入ってしまい、作業用の原稿も届いているので、1日中見る将三昧というわけにもいかなくなりました。

　作業をしながら見ているわけにはいかないので、観戦の方は夕方からにしようと思っています。対局者は斎藤慎太郎七段、持ち時間は各5時間なので、昨日同様夕食休憩後にクライマックスを迎えることになるでしょう。
　素晴らしい対局を期待しています！