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オバマ大統領就任演説

2009年01月21日 17時33分57秒 | 海外情報
昨夜と言うか今朝未明にアメリカ大統領の就任式があった。
夜中まで起きて見るつもりはなかったのだけれど、
たまたま目が覚めたのが丁度午前2時で、オバマさんの演説の時間だったので、
すでに始まってはいたけれど、大部分を見ることができたのだった。

静かな語り口で、アメリカ人ならきっと心にしみただろうなと感じられる様な、
すばらしい演説で、真夜中の何時もなら白川夜船の時間なのに、
眠気の襲う事等もなく最後まで、聞かせてもらった。
いろいろ良いフレーズが有ったのだけれど、一部引用してみたい。

政府が大きすぎるか小さすぎるかではなく、機能しているかどうかだ。家庭が人並みの収入を得られるよう仕事を見つけ、威厳をもって引退できるよう助けているかどうかだ。

 答えが「イエス」の施策は継続する。「ノー」の施策は廃止する。公金を預かる我々は、説明責任を果たさなければならない。適切に支出し、悪い習慣を改め、誰からも見えるように業務を行う。それによって初めて、国民と政府の間の重要な信頼を回復できる。

 市場が正しいか悪いかも、我々にとっての問題ではない。富を生み出し、自由を拡大する市場の力は比肩するものがない。だが、今回の金融危機は、注意深い監視がなされなければ、市場は制御不能になり、豊かな者のみを優遇する国は長く繁栄することはできないことを我々に気付かせた。
(引用終わり)
これはそのまま日本の政治家に言ってもらいたい言葉でもある。
アメリカの真似をしてここまで、国を疲弊させたのだから当然のことながら、
悪い方だけまねるのではなく、
改善への取り組みも又真似てもらいたいものである。

尤もオバマ大統領就任式の最中、アメリカの株価はどんどん下がって行ったそうだから、オバマでは大儲けできそうに無いと財界は思っているのかもしれない。
財界がオバマに協力しなかったり、邪魔をする恐れも有るから、
ただの理想論に終わる場合もあるのだろうけれど・・・・・

でも黒人大統領を出さなかったら、暴動の恐れさえあると思われたからこそ、財界はオバマ氏を応援したのだろうから、少しは協力するかも知れない。

少なくとも「テロとの戦い」をスローガンに掲げる大統領よりはましになるかもしれないとの期待を、日本人の私さえ抱かされたのだった。



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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (ejnews)
2009-01-23 04:46:54
やっとブッシュがハワイトハウスから出て行きました。万歳!アメリカでは色々な団体、個人がブッシュ政権のメンバーを戦争犯罪、殺人、等で起訴する活動が力をつけています。
個人的には,インターネットで誰が何を言っているのか監視されているので(いったい幾つの政府組織が盗聴しているのか解らない程いい加減にやっているのです)今まで使っていない英単語が多いのです(大丈夫だとは思いますが念の為に)。
 然しオバマは大変な時に大統領になりましたね。経済的にも実際どれだけ状態は悪化しているのか未だ全部の情報は出てない(金融企業のトップは自分達のした事ですから知っているのでしょうが、未だ色々隠しているのではないかと私は強く疑っているのです)可能性があると思いませんか?金融商品ででっち上げられた架空の価値は全世界の総生産量の何倍もあるそうですから、其の価値が全て本当のあるべき価値に下がってしまうとトンでもない事になる可能性もあるのじゃないかと心配しています。
 日本でも国民はアメリカ人がした様に今まで政権の座にあった政党を選挙で政権の座から追い出す事が必要だと思いませんか?アインシュタインは『今まで何回やっても失敗し、機能しないと解っている方法を、今度は成功するんじゃないかと期待して何度も繰り返すのは精神異常の症状の表れである。』と言う様なこと言っています。アインシュタインに言わせると、自民公明を何度も選ぶとすると日本人は精神異常と言う事になるのですね。気をつけないと。
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ejnews様 (和久希世)
2009-01-23 08:21:17
コメント有難うございます。
長い8年間でしたね。
8年間と言うのは本当に長いですね。

これでアメリカは良いほうに向くと良いですね。
只傷があまりに深すぎた・・・・・
でもこれくらいまで深い傷になっていなかったら、きっと財界はオバマなどシャットアウトしていたことでしょうから・・・・
やっぱりマスコミにそっぽを向かれたら、票は集まらなかったのではないでしょうか?
財界は自分たちのやった悪事の数々を知っているから、暴動を恐れていたのではないでしょうか。
暴動にならないためオバマを応援したのではないでしょうか?
200万人の大統領就任式の参加者を見て、旧悪の人達は、今更の様に肝を冷やしたのではないかと感じました。

日本では昨年の参議院選挙に、元レバノン大使でイラク戦争に加担することに反対を表明して、外務省を追われた、天木直人さんが立候補されたのですが、マスコミに完全無視されて当選できませんでした。(ネットの世界では知られた人でも一般には知名度が低いので)

今麻生総理にすべての罪を着せて、小泉売国一派が、マスコミの支持を受けて復権を図っているようです。
国民は目先の麻生総理のお粗末さに気を取られて、もっと悪いことをしてきたと言うより、今の不具合の元凶を誰だったか意識しないまま、マスコミに誘導されて、小泉の手先を応援しようとしています。
小泉総理がブッシュ大統領に取り入るためにどれだけ日本の富をアメリカに引き渡すべく働いたか、そして現在の日本の企業がどのくらい外資にに押さえられているか、と言うことに目を向ければ、小泉一派の復権などありえないのですが・・・・・

そしてこの小泉一派と同じ思想集団が、民主党にも多数あるのでややこしいことになっているのです。
郵政処理では麻生内閣のほうがむしろ、ましなくらいなのですが・・・・・
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