ハイチ大地震、死者数万人超す可能性 【サンパウロ=檀上誠】カリブ海のハイチで12日発生した大地震による死者数が数万人以上に及ぶ可能性が出てきた。同国のプレバル大統領は13日、米CNNテレビの取材に対して「(犠牲者の数は)現時点では3万~5万人と聞いている」と答えた。ただベルリーブ首相は「10万人を超える」と話すなど、なお正確な情報はない。大地震の被害状況の拡大をふまえ、国際社会は支援に動き始めた。
現地からの報道によると、被災地では電力などの復旧は遅れており、救援活動も限定的。医療機関では医薬品などが不足しているほか、停電の影響で十分な治療ができない状況が続いている。
住宅の被災で行き場を失った市民が、現地で活動している非政府組織(NGO)の拠点などに避難。首都ポルトープランスの拠点では8000人前後を受け入れているという。(14:01)
ハイチの地震のニュースを見たのは、一昨日だったのだけれど、
「マグニチュード7だったら大きい事は大きいけれど、震度7とは違うから・・・・・」とちょっと軽く見ていたのだけれど、死者数が数万人と言うニュースにぎょっとしている。
首相は「10万人を超える」と言っておられるそうで、確かな情報はつかめていないようであるが、
総人口が960万人と聞いているハイチにしたら、大変な死者数である。
大きな建物が軒並み地震で壊れている映像を見たが、あの建物の下敷きになっている大勢の人を、救い出す事も容易ではないのかもしれない。
しかしタヒチには、原発はなかったようで、それがせめてもの救いだったのではないだろうか?
日本での地震では、新潟中越沖地震の柏崎にしても静岡にしても、地震のニュースに度々、原発の情報を流す必要に迫られる事態が起きている。
「放射能漏れは無い」とか、「ごく少量である」とか言ってはいるが、
情報を正直に発表しない体質が有ると定評のある原子力委員会の報告を、丸信じせざるを得ないと言うのが実情である。
ハイチは地震があまり無かった地域なのだろうか?
耐震性が全然考えられていない建物だらけだったそうである。
何も無いときはそれで済んでいても、一旦事がおきてしまったら、目も当てられないことになってしまう。
日本の原子力発電行政は、もっと真剣に考え直さねばならないのではないだろうか?
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