浪速の格闘技通信(MMA Ranker 浪速支部)

海外の格闘技の大会のカード、結果やニュースなどを逸早く探し、それについての感想や考察を書いていくブログです。

MMA Result(明暗分かれる日本人)

2008-02-14 | Result
World Extreme Cagefighting 32:Albuquerque

チェイス・ビービvsミゲル・トーレス(バンタム級タイトルマッチ)
トーレス腕なげぇ。ビービのセコンドにはクレイ・グイダかな。
1R
まずは細かい打撃から。お互いのパンチとローが交錯。トーレスのハイキックに合わしてビービがタックルでテイクダウンするがトーレスもすぐさま下から腕十字or三角の応酬。ビービが立ち上がろうとしたとこに下からトーレスが蹴り上げて吹っ飛ばす。スタンドへ。
再びビービがテイクダウン。ガードから肘を狙うビービだがトーレスも下から腕十字or三角。トーレスは腕十字からオモプラッタで上になると上を奪い返そうとするビービにスピニングチョーク。なんとかビービがこれを外して上になるとさらにギロチン。これも外すが再びスピニングチョークで絞め上げられてタップアウト。
今まで見たことないような関節技の流れだった。
(勝者:トーレス 1Rスピニングチョーク)


高谷裕之vsレオナルド・ガルシア
高谷げっそりしてるけど大丈夫か?ガルシアはやる気満々って感じ。
1R
パンチやロー、ハイクックなどとにかく手数を出すガルシアに対してじっくり見る高谷。ローで様子を伺う高谷。ガルシアは野球のピッチャーみたいフォームのロングフック。ガルシアのミドルを捕まえて高谷がカウンターの右フック。少し浅いか。
ガルシアのジャブをガードする高谷だったが、続けざまに出された右ストレートがガードの間から高谷の顔面にクリーンヒットして尻餅つくようにダウン。追撃するガルシアに高谷もなんと足に組み付こうとするがレフェリーが間に入って試合をストップ。
う~ん、ちょっとストップ早くないかなぁ。でも試合後の高谷の様子見ると妥当な判断かも。
(勝者:ガルシア 1R腕十字)


前田はなんとミドルキックでKO勝ち、タピアは判定勝ちだそうで。ここまで俺の予想全部外れとるw。


ロブ・マッカラーvsジェイミー・ヴァーナー(ライト級タイトルマッチ)
両者とも強面w。好勝負の予感。
1R
ヴァーナーがタックルでテイクダウン。金網に押し込むがマッカラーも立ち上がる。テイクダウンしてバックを奪うヴァーナーだがマッカラーも振り落としてスタンドへ。
再びヴァーナーがテイクダウンするが金網を背にしてマッカラーが立ち上がる。これを2回ほど繰り返す。
マッカラーを首相撲から膝蹴り、ヴァーナーは離れるとタックルにいくがこれは上から潰される。立ち上がったとこにさらに膝を2発。
しつこくタックルにいくヴァーナーだがマッカラーは序盤のように倒れず。両者組み付いて離れ際にヴァーナーが肘を放ったとこで1R終了。

2R
打ち合いからスタート。お互いクリーンヒットがなく淡々と試合が進む。後半にはお見合いする場面も多く観客席からはブーイング。有効打では若干ヴァーナーか。

3R
前に出てきたヴァーナーにマッカラーのカウンターの右フックが炸裂してヴァーナーのマウスピースが吹っ飛ぶ。すぐにタックルで逃げようとするがこれも潰されてマッカラー離れる。ここでヴァーナーがマウスピースを要求すると観客からブーイング。マウスピースぐらい付けさせてやれよw。
再開後、ヴァーナーの大きな膝蹴り。打ち合いの中でヴァーナーの右ストレートでマッカラーがダウン。なんとか立ち上がったマッカラーだが既にフラフラの状態。さらにヴァーナーはパンチでマッカラーを後方に殴り飛ばしてレフェリーが試合をストップ。
ヴァーナーが新ライト級王者に。また予想外れたw。
(勝者:ヴァーナー 2RTKO)


カーロス・コンディットvsカルロ・プラター(ウェルター級タイトルマッチ)
プラターは柔道の黒帯持ってんのか。コンディット、眉間にしわ寄せすぎで表情怖いわw。
1R
コンディットはロー、前蹴り。両者組み付くとプラターが強引に持ち上げてテイクダウン、ハーフガード。コンディットは下からアームロック狙い。ガードに戻す。
今度は腕十字狙いか。上からコツコツ殴るプラターに対してコンディットは上体を起こすとギロチンチョーク。長い足でロックして絞め上げるがプラターが外す。三角を狙うコンディット。もう一度上体を起こしてギロチンへ。これがガッチリと極まってプラターがタップ。
コンディットが危なげない展開で防衛に成功。
(勝者:コンディット 2Rギロチンチョーク)

その他結果
○マニー・タピアvsアントニオ・バヌエロス●(3R判定)
○ジョシュ・グリスピvsマーク・ホーミニック●(1Rチョーク)
○コティ・フィーラーvsデル・ホーキンス●(2R飛びつき腕十字)
○ダマシオ・ペイジvsスコット・ジョージェンセン●(3R判定)
○前田吉朗vsチャーリー・ヴァレンシア●(1RKO)
○ミカ・ミラーvsチャンス・ファーラー●()

期待のタピアは良い意味で予想を裏切ってバヌエロス相手に判定勝ち。強豪マーク・ホーミニックはWEC初参戦のグリスピにまさかの一本負け。前田はこちらも予想を裏切るKO勝ち。