森って?林って?林業って?!

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こちらは公益社団法人静岡県林業会議所のブログです。

近くの山の無垢材で家を建てよう

2016-02-03 14:47:21 | F&F

 日本の住宅といえば、以前は杉、桧、松や欅の無垢材で造られていました。
 これは、当たり前のことでした。
 昭和36年ごろ外材が入り始め(丸太はすでにTPPに参加していた)
 そのシェアは少しづつ広がり、いつしか住宅の木材は外国の木が
主に使われるようになりました。


 住宅を大量に工場生産するのに、品質や量が安定的に供給できる外材
が適していたのです。
 特に住宅の瑕疵担保責任が法的に10年と決められて、国産材の無垢材
の使われ方は少なくなる一方でした。



 それは、構造材、特に柱の割れや歪(反り)がクレームの原因になったからです。
 割れや反りのこない集成材が柱の主力になりました。
 今では、大手工務店の作る家の70%~80%は集成材の柱です。


 しかし、日本の家や神社は遠く古から無垢材を使ってきました。



 
 そして、天変地異に耐えてきた歴史があります。
 世界最古の木造住宅といわれる法隆寺はその象徴です。



                  ごきげんよう 明日がいい日になりますように!!
                                          事務局でした。

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