東野圭吾の作品「パラドックス13」を読んでみましたが、
なかなか面白くて物語の中に引き込まれていきましたね。
私たちの住んでいる地球は太陽系に属していますが、この太陽系
の様な天体が宇宙には数限りなくあると言われています。
人間には到底思いもつかない世界が宇宙だと思います。宇宙は限りが
あるのだろう?と良く空を見上げたことがあります。
皆さんも1度や2度は多分あるのではないでしょうか!!
このパラドックス13は人類への警告の本だと思いました。
宇宙から見た地球は豊かな水と綺麗な空気、緑に包まれた森林が育ん
できた宇宙の中でも類い稀な楽園であったのではないでしょうか。
その楽園を人類と言う自分勝手な生き物が住み始めて、たったの約20万年
の間に汚してしまいました。
物語は私達が想像もつかない宇宙規模の異変が起こることからはじまります。
宇宙はこの膨大な企てを仕掛ける。それは、この罪人、人類をこの宇宙から
消してしまうことだったのです。
その後の物語の展開はどうぞ本を読まれて、皆様方がそれぞれ今の日本を
今の世界を、今の地球をお考えになればと思います。
近年、地球温暖化が進んでいると言われています。😢😢
日本も2020年までに温暖化の原因になるCO2を3.8%削減しなければ
なりません。その削減枠3.8%のうち2.8%を森林の吸収量で賄おうとして
います。そのため、林野庁は毎年55万haの間伐(木を間引くこと)を計画して森林の手入を
進めています。
「地球と言うかけがえのない資産を、人間だけの生活の進歩のために、私達人類は
長い年月(我々の感覚でいう長さ)を掛けて食いつぶそうとしています。
その先に見えてくるのが、食糧難などによる(もしかしたら、放射能汚染などによる)
人類滅亡のシナリオ」だと言う人の言葉が浮かび上がってきました。
私は林業に関わる者として、悲観論のみを並べた訳ではないのです。
今ならまだ止められる時間があると思うからです。
地球がが誕生して46億年、人類らしきものが住みはじめて、約20万年。
産業革命が起きて約250年、地球が誕生して今までを1年間と仮定すると、
産業革命から1.71秒しかたってないことになるからです。
逆説的にみると、たった1.71秒でここまで地球を汚してしまったとも
いえると思います。
これから1.71秒かけて元の地球の美しさを取り戻さなければなりません。
そのきっかけを仕組むのが、今生きている私達の使命ではないしょうか。
もうすぐそこまで、春が近づいています。風邪など気を付けて
お過ごしください(笑)
御機嫌よう さようなら 事務局でした。
自分も「パラドックス13」読みましたよ。
面白いですよね。
人間の本質は極限状態で暴露される。
そういう部分が丁寧に描かれているのも良かったと思いましたよ!
確かに地球の美しさを取り戻さなければいけないですよね。