森って?林って?林業って?!

小さなことから知ってほしい。
こちらは公益社団法人静岡県林業会議所のブログです。

ノダさんと高知県森連さんの講演会-5-

2013-04-03 17:53:00 | イベント
その5で、ノダの鈴木常務の講演会はラスト~☆

◆検討すべき課題

講演会中、「ウッドマイレージが悪くても、なぜ輸入に頼ったのか?」という問題を投げかけた鈴木常務。
アメリカの4倍だそうです。

ウッドマイレージって…なに?
ウッドマイルズって…なに?
と聞きなれないので、?マークが飛びまくりました。

調べてみると
ウッドマイレージ
「木材の量と木材の産地と消費地まで輸送距離を乗じたものである」
「木材輸送量×輸送距離」
「環境負荷を表す数値的な指数」

ウッドマイルズ
「木材(WOOD)+距離(MILES)」
「木材の輸送に関する新しい 環境指標」
「木材の輸送距離」


結果的には、木材の輸入量が多く、輸送距離が長いと、温室効果ガスが大気中に放出されるから、環境的に悪い!
ということで、その分がペナルティーみたいに点数加算されるのかな?

難しいよ…。


投げかけた問題の答えとして、
1.供給の安定
2.価格CIF
3.品質別の選択可能(グレードの確立)
の3点を挙げていました。

この3点を何とかすれば、運送費やハイ積料金のコストダウンが図れるのではと。



◆静岡県が推進する「ふじのくに森林・林業再生プロジェクト」に呼応し

1.平成25年1月に、大型チップ工場を新設(静岡県産材を対象に月間2,000m3を使用)
2.平成25年3月に、新たに合板工場を建設する旨の検討を開始
ということで、最初にお話しをしていただいた、合板工場の建設についてでした。

月間で8,000~1万m3(年間10万m3)の原木使用を想定しているようで…

やっぱり一番気にしているのは…「原木の安定供給の問題」とのこと。
また、機械について、発注から据付完了まで半年以上掛かるので、結論を早く出したいと。

林業家が得をするように!
付加価値がきちんと付くように!
国内にない製品をつくる!!
というプロジェクト自体は進んでいるそうで、ご協力をお願いしたい!!とおっしゃっていました。


おう。
すみませんが、時間がないので…ここまで。
中途半端ですみません。ホントウニ

それでは、今日はこれで(事務局でした)。