3月の前半はCNS
CNSとはChelsea Night Seniorの略
チェルシー病院家庭医病棟の夜勤(ナイトシフト)です
以前も書きましたが、ナイトシフトはmole(もぐら)と呼ばれます
太陽をみることがほとんど無いからです
ただでさえ日照時間の少ないミシガンの冬にmoleはつらいのですが
家庭医病棟が大学病院、市中病院二つにあり、お産病棟も独自に運営しているため
レジデント2、3年目は年間ある程度のmoleをこなさなくてはいけません
ちなみに2年目の私には大学のmoleが2週間 x 2、チェルシーのmoleが2週間 x 1回まわってきます
2週間のmole生活が終われば、2週間のバカンス(カリブクルーズ予定)が待っていますので
耐え忍ぶのみです
ちなみに1週間のスケジュールは
大学の病棟ナイトシフトは本当につらいですが
実はチェルシーのナイトは以外と楽(多分)
というより当たり外れが有ります
一晩での入院は平均1-2人なので運がよいと新規入院ゼロの夜も有ります
そして入院患者さんがICUに入っておらず安定していれば
病院に必ずしもいなくても良いことになっています(大学病院は病院張り付きが必須)
つまり同僚からのサインアウト(引き継ぎ)も電話
救急からの入院受け入れ、入院時指示も電話でOK
入院中の患者さんについても、大学病院と比べると看護士さんが自立しているので、よほどのことでないと呼ばれません
もちろん救急からの入院受け入れに関しては
救急の先生の診たてとサインアウト(引き継ぎ)をどれくらい信用するか
患者さんがどれだけ安定しているかによります
落としどころとしては、
病状が安定している真夜中の入院は、とりあえず電話で指示をしておいて
明け方早めに病院入りし、患者さんを自分でみてから指示のmodifyと入院時カルテのdictationをすませて、7時に引き継ぎ
いずれにせよ、本人の自信度によって家で仕事を済ませられます
こうしたルールは、実践的な意味で設定されています
つまり将来、田舎で病棟を受け持つ家庭医ともなれば
夜中に入院患者さんが入っても、翌朝に外来があることを考えれば
患者さんの病状次第で、必ずしも夜中に病院入りすることが得策とは限りません
そうした将来の診療パターンに備えるという意味で、大学病院以外の地域市中病院に病棟を持っていることは
レジデントのトレーニングとして大きなメリットとなっています
CNSとはChelsea Night Seniorの略
チェルシー病院家庭医病棟の夜勤(ナイトシフト)です
以前も書きましたが、ナイトシフトはmole(もぐら)と呼ばれます
太陽をみることがほとんど無いからです
ただでさえ日照時間の少ないミシガンの冬にmoleはつらいのですが
家庭医病棟が大学病院、市中病院二つにあり、お産病棟も独自に運営しているため
レジデント2、3年目は年間ある程度のmoleをこなさなくてはいけません
ちなみに2年目の私には大学のmoleが2週間 x 2、チェルシーのmoleが2週間 x 1回まわってきます
2週間のmole生活が終われば、2週間のバカンス(カリブクルーズ予定)が待っていますので
耐え忍ぶのみです
ちなみに1週間のスケジュールは
- 日曜日 7AM-7AM (24時間)
- 月-木 7PM-7AM (12時間)
- そして金曜日朝当直あけ午前中が外来
- 土曜日いっぱい休み
大学の病棟ナイトシフトは本当につらいですが
実はチェルシーのナイトは以外と楽(多分)
というより当たり外れが有ります
一晩での入院は平均1-2人なので運がよいと新規入院ゼロの夜も有ります
そして入院患者さんがICUに入っておらず安定していれば
病院に必ずしもいなくても良いことになっています(大学病院は病院張り付きが必須)
つまり同僚からのサインアウト(引き継ぎ)も電話
救急からの入院受け入れ、入院時指示も電話でOK
入院中の患者さんについても、大学病院と比べると看護士さんが自立しているので、よほどのことでないと呼ばれません
もちろん救急からの入院受け入れに関しては
救急の先生の診たてとサインアウト(引き継ぎ)をどれくらい信用するか
患者さんがどれだけ安定しているかによります
落としどころとしては、
病状が安定している真夜中の入院は、とりあえず電話で指示をしておいて
明け方早めに病院入りし、患者さんを自分でみてから指示のmodifyと入院時カルテのdictationをすませて、7時に引き継ぎ
いずれにせよ、本人の自信度によって家で仕事を済ませられます
こうしたルールは、実践的な意味で設定されています
つまり将来、田舎で病棟を受け持つ家庭医ともなれば
夜中に入院患者さんが入っても、翌朝に外来があることを考えれば
患者さんの病状次第で、必ずしも夜中に病院入りすることが得策とは限りません
そうした将来の診療パターンに備えるという意味で、大学病院以外の地域市中病院に病棟を持っていることは
レジデントのトレーニングとして大きなメリットとなっています