Mrs.ベリーのVeryな一日

☆ミセス・ベリーのSmileダイアリー☆エレガントな女性目指してセルフプロデュース中(^v^)

サルトルとボーヴォワール哲学と愛

2012年12月22日 15時11分02秒 | ベリーの感想文(本・映画)

天気       掃除のやる気がなかなか出ない・・・





サルトルとボーヴォワール哲学と愛(DVD)
を、見ました。




パリで哲学を学ぶ若きサルトルとボーヴォワールは
狭き門の教員テストに、サルトル1位 ボーヴォワール2位
という優秀な成績で合格し、それを機に二人の距離は縮まってゆく。
二人の哲学に捧げる情熱と、激しく個性的な愛情の物語。






哲学者として早くから頭角を現したサルトルと一生内縁関係にあった
ボーヴォワールは、父からの愛情を求め続け

若くして結婚を選ばない、自立した女性を目指し歩き出す。






いろんな女との関係を続けながら、一生涯ボーヴォワールを離さなかったサルトル

でも、この映画の中では強気なボーヴォワールも、
普通の女性が持つ普通の結婚や、ありふれた家庭への憧れを垣間見せます。




フランスではもう十数年前にパックスという制度が導入され
事実婚、同性婚などのカップルも
通常の結婚をしたカップルのように、行政サービスなどを受ける権利が得られます。
その制度を利用して、家庭を営んでゆくカップルが増えているというニュースも
見たことがあります。


どんな形であれ、愛で結ばれた人々権利を大切にする
さすが、元祖!?自由の国フランスだな。
このパックス的な考えの、始まりってこの二人だったんじゃないか?
そんなこと思った映画でした。