Mrs.ベリーのVeryな一日

☆ミセス・ベリーのSmileダイアリー☆エレガントな女性目指してセルフプロデュース中(^v^)

A夫人と晩秋の釜山旅 8 ~甘川洞文化村散歩~

2012年12月04日 12時38分16秒 | たび・旅・Trip  (旅行)



「やった~~~~!!着いたよ~~~~!」

外国の初めての場所は
とても緊張するし、未知な世界に感じるものです。
自分の足でたどり着いた場所だとなおさら
いつも特別な感じがしてしまうんですよ~。
これって、私だけ??



カフェテラスの下のあたりに、インフォメーションがあります。
そこで、ひとり1000ウォンの地図を買ってお散歩スタートです。
「え~~~~っっと、どこから歩き出すんだっけ????」と
地図を広げるやいなや、今度は親切なアジョシが登場(笑)
こっちこっちと、スタート地点まで誘導してくれました。
これまた、ペコペコと心からの感謝を伝えていたら
後から加わった3人のアジョシにも見送られて
盛大にお散歩のスタートです!!







散歩コースの目印は矢印とお魚のプレート!












カラフルな目印が、甘川洞の奥へ奥へと誘います。









もう全部写真に撮りたいくらい、たのしい小道を進んでゆくと・・・・・

廃墟の物陰から、なにか小さな気配を感じました。
そっと覗いてみると・・・・・。





















きゃ~っ!!かわいいーーーー!!

子猫がカメラ目線でじっとわたしを見つめていました。











もっとアップでもう一枚

お菓子の袋や、発泡スチロールが写ってなければ
まるで子猫カレンダーみたいなのに。





ちなみに、この子たちにお母さんはこのひとみたいでした。

子どもの分まで、しっかり食べる逞しさを感じるお姿でした。










この村は歴史の変遷のち廃墟が目立ち始め、住民たちやアーティストの発案で
文化村へと変貌しつつあるようです。

現在進行形で、建物内部にアートを施している現場にも遭遇しました。









小学校の対面にあたる場所には、星の王子様と思しき人形が
手すりに腰かけて、街を見下ろしています。

人形の向こうには、ご学友のA夫人が急こう配を登ってひびいた腰を前屈しています(笑)






そしてここに今日の親切アジョシ二人目が登場。
私たちのスタンプラリーを見て、まだ押してない場所を
必死で教えてくれます。もちろんチンプンカンプンのハングルで
必死のオーバージェスチャーのおかげで、
押しそびれていたスタンプが押せました。
全く訪ねてないし、全然困ってなくても
こうしてアジュンマや、アジョシは面倒を見てくれるのです。
本当にすごいな~、韓国のホスピタリティー。






展望台下のCafeには、韓国なのに柴犬!

飼い主さんの云う事をよく聞いて、お利口でした。







このCafeの前には、こんな不思議な形の背負子が。

写真から察するに、斜面に面した迷路のような集落では、まだ水道がなかったころ
こんな形の背負子に水を背負って水汲みしていたそうなんです。
昔の人は、本当に御苦労されたんですね。しみじみ。







さあ、一番見晴らしがいい展望台へ

見上げると保育園児たちが、元気な歓声を上げて、町を見下ろしていました。







おもちゃが並んだみたいな、この風景は韓国のマチュピチュ、釜山のサントリーニと呼ばれているそうです。








一通り見終わって、展望台下のCafeでカモミールをいただきました。

お湯の継ぎ足し、もちろん無料で笑顔で応じてくれますよ。








ああ、甘川洞の犬もう一匹

塀からこっそり伺う姿にツボりました(笑)





午前中いっぱい楽しんだ甘川洞文化村散歩。
この旅のメインでした。
思う存分楽しめて幸せいっぱいで
帰りも2番のバスに乗り込んで
運転手さんに「トソン」とお伝えしたら
急こう配の下り坂、見晴らしのいいところで停まって
街の景色を見せてくれるし
地下鉄の入り口、目の前のところでおしてくれるしと
寄ってたかって親切にされた、ひと時でした。
親切にしてくださった皆様、旅の神様。
本当にありがとうございました。





≪甘川洞文化村行き方≫
 
地下鉄1号線 チャガルチの次の駅土城(トソン)下車
6番出口を出てすぐ右側に曲がって
上り坂をまっすぐ進み50m位先に見えるバス停から
2番のバス(マイクロバスくらいの大きさ)で
小学校前まで(終点らしいです)
バス停を降りたら進行方向右手に曲がると
そこが甘川洞文化村の始まりです。

タクシーで行くと早くて便利ですが
小さな冒険してみてはいかがでしょう?