映画と音楽そして旅

主に懐かしい映画や音楽について…
時には新しい映画も…

(シネマ・タイム)「小さな恋のメロディー」

2011-06-13 04:47:41 | 映画音楽
 子供たちの幼くも純粋な「恋」を描いて、とても爽やかな印象を受けた作品でした。
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 先にも書いたようにこの映画が公開された1971年(昭和46年)は、高度成長の真最中…とても映画どころでなくて近年になって見たものですが、GWに観るDVD第二弾としても一度観て見ました。
 
 11歳のイギリスの少年ダニエルは、同じ年の女の子メロディが好きになります。
 好きになってもなかなか意思表示できないダニエル‥でもいつの間にかメロディもダニエルを意識するようになり、何かしなくては‥とルージュで唇を彩ってみたり、ヘア・スタイルをいじくってみたり‥揺れ動く微妙な女の子の気持ちが、しぐさで表現されてとても可愛く微笑ましくなりました。
 授業をサボっての遊園地や海辺でのデイト‥それは…それは夢のような楽しい日々でした。 幼い彼と彼女の会話 …聞いてやって下さい。(上の写真に会話の一部が…)
      「五十年ってどれくらい…?」
      「休みをぬかして150学期だ…」
      「そんなに愛せる? ムリよね」
      「愛せるさ もう一週間も愛してる」
 
 やがて教師や親たちに睨まれた子供達は「反乱」を起こし、ダニエルとメロディは仲間たちに見守られながら、森の中の「秘密基地」で子供たちだけの「結婚式」を上げるのですが…

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「子供」「子ども」と思っているうちに、大人が想像する以上に子供たちは急速に進化して行きます。気がついた頃には大人の手の、届かないところにいる‥かも判りません。
 発育途上の子供やたちの気持ちを理解する‥これは最近の社会環境などから云うと私たち世代の、常識を超えた難しい時代に差しかかっているように感じます。

 この映画のラストシーン‥‥それは先生たちに追われるダニエルとメロディの二人が乗ったトロッコが、どこまでも果てしなく続く草原を走り去って行くところで終わります。
 この二人がその後どうなったのか‥説明は一切ありません。
 ‥‥が、Endingで流れる素晴らしい歌声‥‥そこには
       愛をこめてメロディ 親と話しなさい
       子供の夢なんて やがて消え行くものなんだ
       親に夢を語りなよ 何を望んでいたか判らないけど
       愛は伝わるから‥‥ 

 この歌詞から若葉のように新鮮で純真な二人の「夢」と「愛」と「恋」が、いつの日か両親たちの理解や共感を得て、きっと成就することを祈りましょうか‥‥・
 ふと遠い昔の子育て現役時代を想起して…なにか懐かしい思いと感動が甦ったひとときでした。

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