映画と音楽そして旅

主に懐かしい映画や音楽について…
時には新しい映画も…

〔映画音楽〕「風のささやき」  〔映画「華麗なる賭け」)①

2006-10-02 00:03:04 | 映画音楽
 この曲はミッチー・ミラーの演奏でCDを時々聴いていたし、曲のタイトルも感じがいいし一度は私の「映画音楽100選」にノミネートしたのですが、肝心の映画の「華麗なる賭け」についても調べねばならず、面倒くさくなって来て降りて貰いました。
 その後は忘れていたのですが偶々NHK-BSで放送していたのを、録画してやっと観ることが出来ました。

 と云う訳でこの映画や音楽について殆ど予備知識がないまま見たのですが、主演のスティーブ・マックイーンは「大脱走」で、何度も繰り返し見ているので懐かしくもあり楽しんで見れました。
 大金持ちのトミー(S・マックイーン)は何故か、銀行強盗を思い立ち他人を雇って大金強奪に成功します。その一方で保険調査員ピッキー(フェイ・ダナウェイ)は彼を犯人の黒幕とにらんで、自らの身分も明かして彼に接近して行きます。
 どちらも敵同士なのにそれからの二人の親密ぶりは、組んでいる刑事が心配するほど、その遊びっぷりも半端なものじゃありませんね。
 「大脱走」のハードなイメージが強かった私には、割合とおとなしく元気がない彼に心配してましたが海岸でのスポーツ・カーでの場面で、あの映画のバイクのアクロバット・シーンをふと思い出し彼の本領発揮…と云うところですね。
 もう一度、銀行強盗を実行する…と云う彼に、ピッキーは仕事か…恋か苦しい選択を迫られるのですが…勿論、彼は彼女が止めるのを聞かずに、再度銀行」を襲って成功します。
 「華麗なる賭け」…なにか暗示的な私好みの良いタイトルです。映画を見ずに題名だけで作品の良否を決めていた〔?〕私は、もしこの映画が50年代の映画だったら、このタイトルを聞いただけで多分この映画を見たかも判りません。
 この「賭け」の意味は私の解釈では彼にとっては彼女が
「仕事に忠実に」生きて行くのか…?
 彼への「真実の愛」に生きるか…?
彼女がどちらを選ぶか…?と云う文字通り「華麗なる賭け」だったのですね。
 結末で彼女はどちらを選んだのでしょうか…
 彼は賭けに勝てるか…どうか…最後まで…魅せられました。
                          (未完)
 


 



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